花山歩 #2 (姫神山)
夏山シーズンはいつも姫神山から⛰
なだらかな山容とは裏腹に山頂まで永遠に続く急登はいいトレーニングになるので、多くのトレランの方でにぎわっています。
距離が短く手軽に登れるので初心者にも人気の姫神山。
山のお花は咲いてないイメージの姫神山でしたが、里山でよく見かける山野草がたくさん咲いていました。
姫神山山頂から見る岩手山は、左右均等の綺麗な富士山のような姿をしています。
ちなみに、八幡平から見る岩手山は
『南部方富士』と言って左側は富士山のようになだらかに裾野に広がる線を描き、右側は八幡平へと続く我らが裏岩手縦走コースの山々が連なっている山々の美しい稜線が続いています。
みんな、我が町から見る岩手山が1番美しいと思っている(笑)
長ーい階段が続く『ざんげ坂』ここは息が乱れないようにゆっくりと上がっていきます。
途中すごい勢いで下りてくるトレランのお兄さんとすれ違って、しばらくするとおなじ方に追い抜かされても、惑わされずマイペースで歩きます(笑)
そうです。トレランのトレーニングの方たちは全コース制覇してる人もいらっしゃいます。
そんな方と同じペースでは、下山まで体力がもちません!
最後はゴロゴロの岩場があったりと、バリエーションが沢山ある楽しい山です。
5月に咲いていたお花達
左 スズラン(スズラン亜科)
スズランは姫神山のシンボルの花
生育環境 涼しい高原
右 スミレ(スミレ科)
生育環境 山間部・草地・道端・コンクリートの割れ目などさまざま。
左 フデリンドウ(リンドウ科)
生育環境 山地の林内や草原。
右 マイズルソウ (舞鶴草)
科名 ユリ科
花期 5月~7月
花言葉 清純な少女の面影
分布 北海道~九州・ユーラシア北東部・北アメリカ北西部
生育環境 山地帯上部~亜高山帯の針葉樹林に多く群生してます。
左 シラネアオイ (白根葵)
科名 キンポウゲ科
花期 5月~7月
花言葉 優美・完全な美・完璧な美
分布 日本固有種
生育環境 山地帯と亜高山帯のやや湿り気のあるところに生育しています。
右 ニリンソウ(キンポウゲ 科)
山野の林内や林緑の湿った場所に生えます。
左 チゴユリ(イヌサフラン科)
山野の林内に生えます。
右 ホウチャクソウ(ユリ科)
山野の林内に生えます。
左 シオデ『ソデコ』(サルトリイバラ科)
山のアスパラと呼ばれる山菜の花です。
右 ヒメイチゲ(キンポウゲ 科)
小さすぎてピントが合ってません(汗)
※お花山歩#1で詳しく書いてます。
左 キジムシロ(バラ科)
日当たりのよい雑木林・丘陵地・草原・海岸の岩場などにも生育しています。
右 ニョイスミレ(スミレ科)
平地や山地の湿ったところに生えます。
左 クルマバツクバネソウ(車葉衛羽根草)
科名 シュロソウ科
花期 6月~7月
花言葉 淡い夢
分布 北海道・本州・四国・九州
朝鮮・中国・千島・樺太・シベリア
生育環境 山地帯~亜高山帯の林下に生えます。
右 ヒトリシズカ(センリョウ科)
山野の林内に生えます。
キバナイカリソウ (黄花錨草)
科名 メギ科
花期 4月~5月
花言葉 あなたをつかまえる
分布 北海道・近畿以北の日本海側。
生育環境 山地の林床、林緑に生えます。
名前の由来は、特徴的な花の形が船のイカリ(碇)に見立てて付けられました。
この葉っぱを見たら下を覗いてみてください。
イカリソウのお花が隠れています。
これは蕾なのか?
咲く前のイカリソウは内側に丸まってコロンとかわいい形です。
左 ヒメゴヨウイチゴ(姫五葉苺)
科名 バラ科
花期 5月~7月
分布 北海道・本州中部以北
生育環境 亜高山帯~高山帯の林内や林緑に生えます。
※このお花はこれ以上開かないらしいです!
右 モミジイチゴ(バラ科)
山野の林緑地に生えます。
左 クリンソウ(サクラソウ科)
湿り気のある山野のせせらぎや渓谷の湿地に生えます。
右 コキンバイ(バラ科)
山地の林下に生えます。
左 ムラサキヤシオツツジ(ツツジ科)
山地に生える落葉低木。
右 コヨウラクツツジ(ツツジ科)
冷温帯から亜寒帯の林内林緑または岩地に生育しています。
左 カタクリ(ユリ科)
山地の林内に群生する。
右 アズマギク(キク科)
山地や高原の草原に生える。
ここに咲いているのはアズマギクでミヤマアズマギクが咲いているのは岩手県では早池峰山と八幡平だけだそうです。
左 オオカメノキ(レンプクムシカリ)
別名 ムシカリ
山地のブナ林内や針葉樹林内に生えます。
右 フイリスミレ(スミレ科)
姫神山では山頂手前の比較的高い場所で咲いていました。
2022.5.19撮影
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