少林サッカー

この前NHKのBSプレミアムで放送していた「少林サッカー」。
小学生のときに母と映画館に観に行って以来の二度目の鑑賞。香港映画がとりわけ好きというわけでもなかったのに、なぜ母が私を連れていったのかは今でも分からない。そして、私が初めて観た洋画である(洋画というとハリウッドとか欧米系のイメージだけど日本国外の映画なら全て洋画という扱いでいいんですよね?)。
敵チームのゴールキーパーのユニフォームの尻がボールの風圧で破けるとかくだらない場面しか覚えてないつもりだったんだけど、観ていたら意外と他の部分もちゃんと「昔一回観たもの」として覚えていた。そしてやっぱり面白かった。面白かったという記憶は頭の中にずっと残っていたんだけど。放送は月曜日だったのに、今週は何をしていても少林サッカーのテーマ曲が脳内で響き渡るので困った。頑張らなくていい時もエンドレスで流れているから。

チャウ・シンチーがかっこいいのは当たり前なんだけど、他の兄弟弟子たちの、太ってたり普通のおっさんな見た目なのに少林寺のスキルが天才的というギャップにものすごい魅力を感じる。「夜行性の生き物三匹」のPVに出てくる、ひょっとこのお面を外したら普通の中高年に違いない三人組が、神がかった阿波踊りを延々見せてくる時のあの感じに似ていると思った。

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