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【詞】汽車


涙が零れるのは 思い出せない歌があるから

夢の中の歌 感情だけ残る



汽車は走る 離れる出会い 飽きない景色

音も無く 時間の砂を進む 星を過ぎる



かつて居た街に似た夢を見たんだ

水のようにするすると 消えてしまうんだ

空気のように 静かに浮いていくんだ



別れる汽車は走る 終着点へと途中

まだ途中




詞の新作です

こちらは2020年末に書いた詞が基になっていて、
元の方では、宇宙衛星など、宇宙と汽車を結んだ文章になっていました

終着点という言葉が出てくるのですが、
終着点と聞くと、真っ白な余白のような光景をイメージします


最近投稿した詞はこちらから!

今回は、"車窓" の続編みたいな詞にもなりました

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