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【詞】本と結露


冬の朝に冷たくなった本を開く
ページの一枚一枚が結露するよう


空に雲を刺繍する頃
マフラーを巻いて


旅をするように 本は進む
木々のように佇む誰かが
結露の先に見える
浮かぶものに惹かれる


劇場のドアの奥で
世界は より 世界だ
結露の先で
今日がすぐそこまで来てる





詞の新作です

以前、早朝に起きた際、本を手に取ったところ、ひんやりとしていたので、そこからイメージしました

一足早く をテーマにしています



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