シェア
の
2024年6月30日 19:30
砂は空 見上げれば数多何ものが 何ものが来るの色はまた 移ろうらしい砂の城 砂の城から来るの雷鳴と雨の増すまだ砂の温度の低い夜またイナヅマは瞬いてスクリーンからピクセルの川を泳いだサカナになった言葉から読み取ることが出来たなら君へ向かうよ今がやがては昨日になれば明日も夜には今になるから待ち焦がれた話をしよう砂の城でピクセルの月を見ていた遠くに吠えた狼に
2024年6月23日 19:30
少し暗いです髪をとかして 今日も嘘の話が一つ忘れたものは影に紛れるやがて君も見惚れだす朝はすべての力を込めて幕が上がるよう 恍惚な日羽をひろげて 今日も寝入りばなを歌う星の車を窓に見つける糸の熱で 宵闇を縫う 私の心幕が上がるよう すると悲しみ何かになりたいって気付いたのいつかなりたいって思ったの何かになりたいって気付いたのいつかなりたいって なりたいって君と見
2024年6月19日 19:30
おはよう 夏の大三角から降る明日は今になる手にすると 水は跳ねる 輝きを秘めながらさよなら 街をくぐり抜けどこにも居ない君のことを忘れる夜に鏡は 記憶からうつしだすうつりだす君が花火のらせんで とびきり光っていたんだ あの夏につかんだ虹 その温度を多分 覚えていたんだくりかえし君が花火のらせんで とびきり光っていたんだ あの夏につかんだ虹 その温度を多分 覚えていたんだ
2024年6月14日 19:30
知ってること 知らないこと霧の中に駆けだしたそこからの日々は奇妙を走り書きして手のひらの砂 新たなる世界読み込む 読み込む確かめる未来 読み取る霧の中で君はひとひらの線を歩いた夜明けでも晴れない霧はどこへ続くかそびえる満月静かな鼓動の月を訪ねて夜霧の見せる夢は止まない運命の方を辿って知ってるもの 知らないもの霧の中に思い浮かべたそこからの街は微妙に姿を変えて
2024年6月9日 19:30
車窓から ロマンスの風は 色付いた頬だけにふわ ふわの 空気をこねて 次には走る 未来まで想像が 昼間には 光へ変わる瞬間を 見ていたいのロマンスの風を越えるほど 待ち焦がれ影が続く道を踊るように君の影が続く道を踊るように歩きたいよ ラン ラン ランと遥かなロマンス隣駅 ロマンスの風は 芽を出した期待からカラン ぷしゅ と 開けたサイダー 飲み干す後の 世界まで想像できる
2024年6月7日 19:30
飲み干す一杯のひとときが 知らない朝に火を灯すいそがしいニュースの横目 Birdみたいな輪郭と僕は今日も歩き出せれば なんとなくだけど答えが一日出なくても毎日のしるしが少し 陽にまざって全力の話がどこからか宿って何年ぶりだろう 懐かしい日と隣り合わせいつだろう いつの日だろう 思い出したい毎日のしるしが少し 夜を昇って全力の未来予想図を持って何年ぶりだろう 新月の夢の中で
2024年6月3日 19:30
不思議なものね木陰で話す君の声どこまでも色づいてゆく五月から不思議なもので何か言いたげな猫の声いつからか自由気ままな夏にまで手繰る話雨上がりの葉のように笑ったら昼間の雲も相づち打つよ木漏れ日に踊るワンシーンたまに人見知り透き通ったラムネ瓶を空けたなら来る涼しさは君の合図だ自転車を漕ぐワンシーン不思議なものねあの日 君と話した記憶を覚えてる桜の木々も冬の寒さも