七十二候の玄鳥至(つばめきたる)
七十二候は、一年を72の季節に分けたものらしいのですが、その一つに玄鳥至という季節があります。4月4日~4月8日頃のことを指すようですが、今回はそれが気になったのでお話します。
昨日帰宅するとどこからともなく聞きなれた鳥の声が聞こえてきました。空を見上げると空高く二羽の鳥が滑空しているのが目に入り、しばらくみていると急降下してうちの納屋にスッと入って行ったのです。そう、つばめがやってきました。
やけに来るのが早いと思って過去の日記を見てみると、昨年は3月8日、一昨年は3月16日に最初のつばめが来ていました。年々早くなっている気はしたのですが、ここまで早く来るとは・・・
つばめさん、納屋の改装を計画しているんですがね~。
そこで、大体つばめはいつごろ来ていたのか知りたくなり、古くからある七十二候で探してみたのです。
4月4日に玄鳥至という事は、1ヶ月以上早いことになります。地域によっても差はあるでしょうが、もうすぐ春本番ですね。
迷うことなくうちの納屋に滑り込んだつばめは、やはり昨年巣立ったつばめなんだろうなと思うと、一年の積み重ね、そして受け継がれるモノの大切さをしみじみと感じました。