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理想の自分と、自分らしく在ること。
誰もが一度は、”こういう人になりたい” と思ったことがあると思う。
皆に優しい人、視野が広い人、柔軟性がある人、自分の芯を持ってる人、、、
私ももちろんあって、それが、“優しい人”だった。
でも学生の頃は、自分の理想だとかそういうのは全く考えずに、人に優しくしているのは自分がそうしたいから
としか思っていなかった。
確かに今考えてみても、間違ってはいない。
いないんだけど
それが本心なのか、理想なのか、は実は大きな違いであって。
そしてふと考える。
自分らしさってなんだっけ。
これは今でも私の課題であって、、
自分らしさってなんなんだろうか。
そしてその自分を知ってくれている、理解してくれている人はどれくらいいるんだろうか。
私は、常に人に優しい接し方を心掛けていて
優しい人。と思ってもらえることで承認欲求が満たされていた。
逆に、優しいという印象を持たれていないと不安になり
何より人に嫌われることを怖がっていた。
相手の欲しい言葉を掛けられるように努力していたし
そういう理想の自分でいることで自分を守っていた。
でもそれは、本当の自分ではない。
理想の自分でいることも大事だし、その生き方も間違ってはないと思うんだけど
自分らしく生きてみたい、と思った。
でも
自分が思ったことをそのまま口に出すことが
自分らしくいるってことでもないような、、
今まで周りの目を気にして、自分の気持ちよりも周りを優先しての言動を心掛けていたから
自分がどう思ってるのか、どういう感情なのか
喜怒哀楽が分からなくなっていて。
相手が欲しそうなリアクションをするし
感情的には怒ってないけど、自分を無下にされていると感じたら自分を守るために怒るし。
1番簡単なのは悲しい感情で
1番難しいのは喜びの感情。
嬉しくはないけど客観的に見たら
“自分に対して良いことが起こっている”
っていうので嬉しいんだろうなって思うし
そういう感情たちを大事にして育つって
当たり前だと思っていたけど
実はそうではなかったんだと実感している。
でないと、大人になって
どう処理していいか分からなくなる。
ずっと演じるならそれはそれでいいと思うが
自分らしさと向き合うときに
当たり前からやり直さないといけなくなる。
自分らしさってなんだろうか。