PS5 Proのコスパを語る人が見落としている大事な視点
グランツーリスモの生みの親、山内一典さんが
回答を示してくれています。
以下、前機種PS4 Pro対応のグランツーリスモSPORT開発インタビュー
2ページに渡るインタビュー記事の一部を抜粋、
「映像の最終チェック用機材として選ばれたのが
当時最高峰のソニー液晶テレビ Z9Dシリーズである」
このZ9Dシリーズはすでに生産完了している。
調べると100、75、65インチの3つの画面サイズ、
価格は最小のKJ-65Z9Dでさえ約55万円。
仮にPS5 Pro本体と合わせたら67万円もする。
過去の機種PS4 Pro用ソフトでさえ、当時最高の
液晶テレビを要求していた、とも解釈できる。
noteで他の方のPS5 Pro関連の投稿を
読ませてもらったが、テレビの性能について
言及がない投稿がほとんど。
ゲーム機本体の性能ばかり語っても意味がない。
高水準グラフィックには相応のディスプレイが必須。
もしPS5 Proが欲しいか否か?と聞かれたら答えは
「(予算67万円以上)だったら いらない」である。
そう考えたらNintendo Switchは3万円台。
お求めやすい価格と思える。
テレビにも映像出力できるが、現実的には
搭載ディスプレイで遊ぶのがほとんど。
その表示性能はフルHD(2K)にも満たない。
それで充分、ということだろう。
ゲーム機とテレビを両方買うのは
小中学生には高すぎる。
だからNintendo Switchはヒットした。
私はSwitchを持っていないが
価格的には、買おうかな?と
現在でも気持ちが揺れ動く。
PS5 Proは潔く無理と諦められる。
Switchの次世代機の発表もあったが
注目すべき点はただ一つ、
搭載ディスプレイの仕様だと思う。
その表示能力から逆算して描画性能が
決定されるだろうから。
任天堂は性能を追いかけるより
新しい遊び方、プレイ環境の提案を
重視するから、そちらに期待してしまう。
おわり
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