日記:未だ終わらない夜と貴方と ~SAM「じゃナイ」トシリーズに思うこと
samfreeさんのいない世界に僕らはいる。
それでも彼の曲は多くの人を楽しませ、今でもそのミームを伝えようとするボカロPを生んでいる。
今年の命日に際して投稿された「【結月ゆかり】ユカユカ☆ルナティックナイト【オリジナル】」と、そこについたタグ「SAMじゃナイトシリーズ」は僕にしてみれば幻肢痛を束の間癒すことのできる空間だ。
私事ながら僕はsamfreeさんの代表曲「ルカルカ★ナイトフィーバー」に非常に思い入れがある。そして、できることなら音楽で彼に敬意と謝意を捧げたいのだ。
この頃急にそんなことを思うようになって、またぞろ3DSの作曲ソフトを開いてみたのだが運動音痴が急にトラック走を始めるようなものでうまくいかないものだ。ユーロビートというジャンルそのものが作曲初心者には難しいのかもしれないが、僕はそもそもコード進行というものをまったく知らないので、作曲ソフトから流れてくる音は貧相極まりない。
先週うっかり風邪を引いてからというもの、その前までやっていたこと(特に読書)が続かなくなってバランスが崩れた。先日の「プチコン4をやろうかな、やめよっかな」というのも、昨日今日の作曲ごっこも、「暇だけは有り余っているので、何かしていないと退屈でつまらない」というある意味で怠惰な行動の選択だったのかもしれない。そこには一貫性がない。計画性がない。
あるとすれば「生きよう」と足掻くことで生じる軌跡、かもしれないが…………さて、明日は何をしようか。(終)