【不定期通信】ポテトのMOTHER。①動物園アタック編
♪MOTHER EARTH
前回までのあらすじ
なんだかんだ言って必要だと思って入会していたスイッチオンラインの期限がぼちぼち切れる(金銭的に維持できなくなった)ため、せめてMOTHER1・2だけでもやっておこうと思ったのだ。
今までなかなかできなかったのは、家の無線LANが古すぎてまともに通信できず、有線ケーブルの取り回しも悪いのでそれっきりになっていたから。
初期設定は以下の通り。2年前、まさにスイッチオンラインに「MOTHER」「MOTHER2」が追加された日に一応セッティングしておいたものである。
主人公名の「ポテト」にこれといった由来はない。
ストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」のキャラクターから来たとも、レトロゲームショップ「スーパーポテト」から来ているとも言えるが、それらは後付けの理由に過ぎない。
「なんかイモっぽいからポテトに決まりだな」と思ったのだ。普段キャラクターの名前付けには苦心する僕にしてはやや安直な気もするが、僕にとっての「ニンテン」「ネス」はなぜか「ポテト」なのであった。
続いて「アナ」は「キッカ(菊花)」、「ロイド」は「オニオン」、「テディ」は「トコロさん」となっている。
トコロさんは完全にウケ狙いというか、レトロゲーム「所さんのまもるもせめるも」のキャラデザと頭の中で混ざった結果こうなった。
オニオンはポテトと同様、ほぼフィーリングと玉ねぎ頭っぽい印象からだ。
キッカだけがなんとなく命名規則からズレている。これは僕の中の理想的なヒロイン名のバリエーションが少ないからだが、いろんな意味で、この名前がふさわしいと思った。
好きな献立は、十割そばだ。
なんかそばが食べたい時期だったので6文字制限に無理やり詰めた。
海外では「柔術」のことを「ジウジツ」と呼ぶように、ママの発音がそうなのかもしれない……ということにしておく。
もちろんあの出雲名物割子そばの形式で、重箱に入ったおそばにつゆをかけて食べるんだ。(冒険から家に帰ってくるたび)毎晩ね。
それにしても、ママはいったいどこで修行を積んだんだろう。
まあいいや。
猛獣狩りに行こうよ
去年の5月で止まっていたプレイ進行は、マザーズデイ南の墓場から再開した。
先にレベル上げはしておいたほうがいい、という忠言を耳にしていたので、ゾンビ退治は比較的スムーズにいった気がする。
なお、僕は攻略の手がかりとして「伝説のスターブロブ2」という攻略サイトのリプレイページを使っている。
初見プレイを楽しみつつ、進行ポイントは押さえておきたい……というわけだが、僕はゾンビ退治が終わったらさっそくピッピを家に帰してしまった。いや、それが常識的に考えて自然だと思ったから……。
フランクリンバッヂの入手条件も最初はよくわからず「助けた時点で質問の答えに失敗したら入手できないのか?」と思ったらそうでもなく、ほんとこのゲームって自由度高いな(プレイヤー次第でルート選択が変わるなあ)……と思った。
なお、カナリア村のとある柱が変なことはわかったが近くに抜け道があることまではわからなかったのとその奥にいた歌姫ローラの正体にもびっくりしたことも付記しておく。
かくして序盤にうっかり近傍に迷い込んでひどい目に遭ったシュークリーム動物園へと歩を進める。
「きょぞう」「タイガー」は強敵で、覚えたてのディフェンスダウンαを使ってもこちらの二度の攻撃の間に致命傷を与えてくる。
回復のために消費するPPのリソース管理も大切で、「こりゃたまらん」と思ったらすぐに後退する。
少年の歩幅は短いし、その間にも敵は容赦なく迫ってくる(現代のゲームスピードに比べると難があるが、このように発想を逆転させればそれで当たり前だと思えてくるものだ)。
このヒリつくダンジョンアタックのスリルを、1988年のアメリカでやっていると思うとどことなく可笑しい。まあ、猛獣が相手なので笑いごとじゃないのだが。
とりあえずここまででセーブ。象や虎を一発で倒せるくらい強くなってから先に進みたいよな、と思っている。じゃないと安心して奥まで進めそうにない。
そんで、しばらくはマザーズデイの安ホテル暮らしだ。
目覚めるたびママの十割そばを思い出しながら、小皿に盛ったスクランブルエッグを食べる……そして朝が始まるんだ。
(了)
(追伸:猛獣狩りのあと家に帰って手荷物の出し入れをする機会が多かったので、言うほどホテルには泊まらなかった。甲斐性がないなぁ、僕は)
【不定期通信】に関する補足説明
見切り発車で始めた企画は9割9分「失踪」……未完結になるということが、特に僕発案の企画だと多い。
別件でやっていた「朝活」が8月頭には終わりそうなので、その時間をMOTHERシリーズの攻略に向けよう……と考えているのだが、〝明後日、そんな先のことはわからない〟と言うように、どうなるかはわからない。
差し当たってやる気のある間にこの記事を書いておくことにした。
それは誰が聞いているかもわからないがとにかく空へ向けて飛ばす「通信」に似ていると思い、この副題を付けた。
この記事に引用するゲーム本編のスクリーンショットは本文の説明になるべく沿う形での掲載であるよう努め、過度にネタバレを煽らないようにしたい。
ここで実名と連絡先を明かし「筋を通す」よりも、消極的にファン活動の大きな流れに乗ることを選んだことになるが、いまMOTHERを楽しんでいる自分とこれからMOTHERシリーズを知る読者に対して、よい記事が書けるようにありたい。
共感論でしかないのだが、今後ともどうぞお付き合いいただきたい。
(終)