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縁と中古だ!アーセナルベース

君は、アーセナルベースというゲームのことを知っているかな?

 なんかフォロワーが楽しそうにプレイしてるのを見て自分も始めようと思った。

 さしあたり地元の大きい中古屋のカード売り場でストレージを漁ってプレイ開始直後の戦力を埋める。

 もっともプレイ開始~ブロンズ帯の間のランクマッチは全戦一列に並んで進軍することしか考えないCPU戦なのであまり心配しなくても基本戦術を押さえておけば勝てる(事実鉄血スターターデッキみたいな制圧と殲滅だけで強引に拠点破壊するデッキでもなんとかはなる)のだが、筐体ではカード一枚100円~200円であることを考えると中古で安くて強いカードを揃えておきたい。

 徳光康之先生のマンガが好きだったので自分もジオン中心に趣味優先で集めてみたが、結論から言えばゲームセンターやAmazonで売ってるスターターデッキ二種のニコイチで組んだデッキの方がカードパワーが強かった(強い防衛PLカードが手に入りさえすれば、SEEDスターターデッキを買う必要はほとんどないらしい)。しかし結果的にはAB01-022 [M] クシャトリヤとAB01-055 [M] シャア・アズナブルを手に入れられてよかったと思っている。

 余ったのだろうシーズン1時代のカードストレージから黒い三連星とドムは真っ先に手に入れたが、低コスト殲滅がデッキの5分の3を占めても(6月末からの環境では)拠点を攻めあぐねて戦いづらく、特に出撃コストの関係でなかなか3機同時出撃とならず(ガイア機合計5、マッシュ機合計4、オルテガ機合計5でMSアビリティを使いつつ順番通りに出していくといつもオルテガの出るのが遅くなる)、自分のプレイヤースキルでは英雄豪傑の名に泥を塗ることになってしまった。

現在のデッキ

Lvは覚えていないので初期値 デッキシミュレーター:@Ke02R_F01氏

 公式マイページの無断転載禁止とかに恐れをなしているのでちっちゃな画像の引用でお茶を濁すが(孫引き引用もダメじゃなかったっけ?)、端的に言えば殲滅2-制圧2-防衛1のデッキである。

 とはいえ自分はあまり奇襲や増援の使い方に詳しくないので「とりあえず開幕最速でダリルを出して後詰に増援付きの機体で戦力を増やす」脳みそ筋肉作戦で、相手が拠点を攻めてきたらセイラとシャアでいなしつつ、中~終盤に空いた敵拠点へ三日月を放り投げて破壊してもらう(またはタイムアップ寸前に拠点へスペシャルアタックを撃って逆転勝ちを狙う)という流れになっている。

 ポツンといるオルテガはシャア・セイラを加えた「機動戦士ガンダム」のリンクアビリティ用と言う他になく、黒い三連星に対してこの扱いはありえないのだが、取り換えるとすれば制圧アムロと連撃ガンダム(AB01-051 [M] アムロ・レイとAB01-001 [M] ガンダム)にしてダリルOUT、AB02-080 [M] グラハム・エーカーINで敵防衛を奇襲+SAで削るような戦術に変えてみたい。
 見た目としてはますますジオニストから遠ざかるが、すでに1stシャアが袖付きの機体に乗っている時点でナンチャッテにもならない。

 デッキに使っている二枚のアーセナルレアは今まで使っていたAimeのデータを登録したアカウントのパスワードを失念して、マイページにログインできなかった事情でバナパスポートカードを新調したことで手に入れたのだが、おかげで意外と手に入りづらい防衛の戦力が増した「神引き」だったと言える(もっと強いカードはあります)。

 0ガンダムの妨害[攻撃]がどの程度有効かは疑問だが、セイラさんの比較的高い機動力と遠距離攻撃パラメータが噛み合っている印象だ。とはいえ当然ながら単独にしているとやられるので、そこはシャアのクシャトリヤでうまく敵近距離殲滅を引きつけておきたい。相手制圧2機が2択を仕掛けてきたり殲滅が大挙して押し寄せたりした時は潔く諦めて次の策を考えようと思う。

 サムネにしたAB02-034 [P] ガンダムデュナメスは初めて引いたPレアカードで美しい箔押しにテンションが上がったが、自分には扱いにくいカードだった。セイラさんに乗せてもすぐ落ちる印象だった(敵を引きつけすぎなせいだろうか)。

ゲームの感想

 自分のガンダム歴はかなり浅い方で、上の世代の話についていこうとしてリアルタイムのSEEDシリーズよりも初代ファーストガンダムや逆シャアの方が知っているという感じだが現時点でファーストのキャラクターが充実しているので、割と楽しめている。

 今は知らないキャラクターに馴染むよりもネット上の戦術評価を優先して使っているので、ダリル・ダッジとか「マジで誰?」と思った。しかし自分が始める前にギルボアさんが環境トップだったことを考えるとお互い様といったところだろう。その折は鉄血系のカード裏で三日月を慕っている「鉄火団の少年」のようにティクバも鼻が高かったに違いない。

 ゲーム展開は半自動で、その分プレイヤーの采配次第で戦況が大きく変わるところが面白い。環境デッキもあくまでカードパワーの差を埋めるものであって、低ランクならそれなりに、といった印象を受ける。

 自分はわかりやすい力押しの勝利が好きなので、王将である敵母艦を攻め落とす快感は何物にも代えがたい。とはいえ常に冷静でいなければ信じられないプレイングミスを犯すこともままあるので、相手が何をしようとしているのか、自分は何をさせなければいいのかは常に把握しておく必要がある。自分で感想戦もできれば言うことなしだ。

 今後もできる限り地元のカードショップでカードを集めていく予定だが、それでも電子マネーに余裕があればネットショップやネットオークションを有効に活用すべきかもしれない。一時期の熱狂的な盛り上がりがあったとはいえまだまだ相場の読みづらいゲームであり、どこにお宝が潜んでいるとも限らないからだ。

 都合が悪く店舗大会などには行けそうもないが、今後も自分なりの楽しみにしていきたい。

(終)


#ナナミネベース

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