【光体調】BP01「地球の守護者たち」開封
L.E.D.出動
Luminous Entity Division(L.E.D.):光体調査部マガジンとしてこれが初めての記事となる。
まあ大層なチーム名つけたけど個人でやってるし、遊び相手がいない時点でただのコレクションと大差ないのだが。
別々の店舗にネット注文した計2BOXの足並みが揃わなかったので、発売日当日に届いた方を待ちかねて開封した。ついでに言えば仕事帰りに10パック買った。
パック開封のよろこびは、瞬間的に脳が興奮しやすい僕の体質に効きすぎる面もある。
全体的なカードリストや各レアリティの封入率、実践で有効なデッキパーツなどはだいたい頭に入れてきているので、そのレアカードが出てくるか否かの瞬間はたまらない。
それでも時間にすれば30分もしないだろうか……ああ、給料が溶けていく。
このために生活費をやりくりしてもいい、と……ほんとうにUCGを中心に人生を傾けてもいいんじゃないかと思えてきた。
まあそれも1BOXが発売前に三割以上も値下がりするような今の間だけだ、とも感じるのだが。
一箱目開封
一箱目の高レアカードは以下の通り。
中でも「《BP01-073》ウルトラマンゼット アルファエッジ」のアートパラレル(AP、同型番カードの絵柄違いレアリティ)が手に入ったのは僥倖だ。絵柄が揃っているウルトラマンゼロのAPもぜひ手に入れたいところ。
どちらかというとこの箱はシーンカードがひと通り入っていたという印象であった。
余談だが、配送の受け取りを待つのがなんとなく『ウルトラマンオーブ』最終回でクレナイ・ガイを埠頭で待つジャグラス・ジャグラーの気分だなと思ってアマプラで見返したら、オーブニカを吹きながら夕陽に向かって去ってゆくラストシーンのガイさんに泣けた。
また、下図の「《BP01-027》ウルトラマンメビウス ブレードオーバーロード」のイラストが格好良かったのでどこのシーンなのか気になったところ、現Xで親切な方に『ウルトラマンメビウス』第18話「ウルトラマンの重圧」だと教えていただいた。
ウルトラマンヒカリが地球を去った後、クルーGUYSとメビウスが改めて絆を深めてウルトラマンとしての力が増す強化回だったので、これは改めて最初の方から観ないとな……と思った。
二箱目は勿体つけて到着から一日半くらい寝かせたのだが、その間に世間ではえらいことが起きていた。
「円谷の本気」と各所で話題になっているが、今後も円谷フィールズホールディングスの資産に加えて大陸由来の資金力(UCGの販売には中国のトレカ販売企業Kayouが関わっている)で驚くべきキャンペーンが打たれるかもしれない……。震えて待とう。
こうしたゴリ押しの姿勢に反発心もないではないが、収益が出て長続きすれば「昭和ウルトラマンがいない」「怪獣が少ない」「美少女イラストがないと売れない」……といった不満点を解消しうる、と僕は信じたく思う。まあ僕は全然ウルトラマン萌えだけどさ?
なにしろウルトラリーグ憲章がTCGひとつにしては壮大すぎるので、たぶんコンテンツ展開のロードマップもウルトラマン並みの気の長さであろうと感じられる。
僕はもうこの船に乗ってしまったので、その立場からあまりにもネガティブな意見は言えないのだ。
「僕が好きになったコンテンツは不幸にもサービス終了する」というジンクスがあって、沈むときは一緒だから。
二箱目開封
二箱目の高レアカードは以下の通り。
SPレアリティの「《BP01-043》ウルトラマンブレーザー スパイラルバレード」を手に入れた! 箔押しのウルトラサインがついた豪華なカードだ。
しかし実のところティガのRRRをもう一枚引きたかったので、感動は薄味だ……。
こうして正味二箱半くらいのパックを剥いたのだが、ティガやゼロのデッキパーツは揃わなかったのでメインはブレーザーを軸に組み立てていくことになるかと思われる。
未来へ……
まず周囲と比較してもマネーパワーでごり押しがきくほどの生活を僕はしていない。
一カートン(10BOX)が3〜4万円の世界で(これでも業界としては安価らしいが)、それでもレアカードの封入率は「渋い」とカードゲーマーが口こぼすほどだ。
逆に言うと箱買いにこだわる必要もないのだと聞く。箱で買おうがバラバラで買おうが同じと見るべきか、カードショップでシングル買いをしたほうが安く手に入ると見るべきか。
来年初頭から第2弾も控えているし、ちまちまと一箱一箱買っていてもしょうがないのかもしれないが、コレクションには時間をかけて楽しみたいと思う。
◆もっと◆
◆高く!◆
(了)