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【七峰】いまSpotifyの退勤BGMプレイリストがちょっと荒っぽくなっている
見出し画像は最近作ったトマト鍋
【日報】2024/12/02付
たとえば夕方に「死ぬな!」を聴くのは切迫すぎてしんどいのだが、
「それでも尚、未来に媚びる」を知って以降は「軋み」と「秋日」を行ったり来たりしている。
冬は寒くて曇っていて気分が落ち込むし、まだ仕事に楽しさを感じているからいいのだけれど、それだけで毎日ハッピーだというほどでもないので、景気のいいロックでも聴かないと深呼吸ができないほど精神的な心拍数が上がっているのが12月初旬の気分だ。
おれの曲の趣味は、石鹸屋に聴き惚れた中坊の頃からさして変わっていない。
ソリッドな男らしさと人間社会を俯瞰視するクールな歌詞、女装男性の倒錯感……そういうのがおれのROCKだと信じて今日まで生きてきたところはある。
おれの身の上話を割愛するので発言の意図がつかめないと思うが、これはおれ自身の話で、自分で腹を切るとか言い出そうとしているやつが本当に謝るべき対象に対してすまないと思っているとは考えられない。自分が恥だと思っていることを自分で背負えないだけだ。
おれはおれがこうやって生きていること自体がなんらかの悪事であるとしか思えないし、そうゆうパラノイアに苛まれながらなんとか新陳代謝のバトンを繋いできた何億個だかの細胞の集合体からなる意識だ。
おれの文体の持ち味は自虐と希望的観測のふたつだから、この記事もその一言でしか終われない。
まあ、なんとかなるだろう。
(終)