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シャニマス×サロン・デュ・ショコラ2024 ~ユニットイメージのアート作品を覗いてみよう~

お世話になっております。
のなめです。

2月といえば、私たちプロデューサーとして外せないイベントがありますね。

そう、バレンタインデー!

ここ日本でも、このタイミングを見計らって、各地で国内外問わず多くのショコラティエが魅力的なチョコレートや洋菓子を出品しています。

そんな中でも、日本最大ともいわれるチョコの祭典、それがサロン・デュ・ショコラ。

世界的にも著名なショコラティエが三越に所せましと軒を連ね、その年の「作品」ともいうべきチョコを販売するパリ発のスイーツイベントです。その歴史は古く、今年で22回目の開催だそう。

そんなサロン・デュ・ショコラでも販売されたショコラティエたちの珠玉の名作たちを、アイドルマスターシャイニーカラーズのアイドルたちのイメージを載せながら紹介しよう、という試みになります。

すべて個人の主観によるものとなりますので、その点をご容赦いただける方は、まだ見ぬチョコの世界を一緒に見に行きましょう!!


 

【シーズ】ポムダムール デュオ【パティスリー ル・ポミエ】


GAP(ギャップ)はSHHisを語るうえで大事な要素

まず最初に紹介するのはシーズ。
にちか、美琴のパーソナルカラーに近いチョコが見つかりました。

木箱に入ることで高級感がぐっと上がります

木箱に丁寧に入れられた赤と青の2色の林檎。
林檎の間に挟まる木の仕切りが、初期の頃の2人の間にあった心の壁を連想させます。

フランス・ノルマンディ出身のショコラティエ、フレデリック・マドレーヌが手掛ける「パティスリー ル・ポミエ」。
チョコに限らず、ケーキや焼き菓子など様々なスイーツを作っており、表参道にもカフェを構えています。

この林檎の形のチョコはガナッシュになっており、林檎のタルトと柚子(この見た目で!)の風味が楽しめます。
特徴的な見た目は繊細な温度管理によるもの。見て楽しい、食べておいしいチョコになっております。ル・ポミエの代表作なので公式サイトで通販もしています。興味のある方はお手に取ってみてください。

【コメティック】クッキー&チョコグミアソート【カカオストア】

5.5thよかったね…(まだ言ってる)

続いて紹介するのはコメティック。
カラーレスアイドルとして鮮烈なデビューを果たした彼女たちのイメージはこれ!

チョコ!チョコ…?

かわいらしい犬がデザインされた缶の中に入ってるのは白いクッキーとチョコでコーティングされたグミです。

渋谷に本店を構える「テオブロマ」というお店があります。イートインではチョコレートにとどまらず、カカオジュースやチョコレートカレーを楽しめるそうです。

そんなテオブロマから出てくるこちらのチョコは、クッキーもチョコ味、グミもなんとダークチョコ味という変わり種。

コメティックを見たときに自分の中で固まりつつあるイメージの中に、「ダークな雰囲気から垣間見える素直さ、幼さのギャップ」というものがあります。一見チョコっぽくない雰囲気から、中身はしっかりチョコレートを前面に押し出してくる意外性を感じることができる逸品です。(缶の犬は誰のアイデアだろう?と考えるのも楽しいですよ)

【イルミネーション・スターズ】ボワット・クラシック・ロワゾ・レ・フルール・エ・ル・ミエル【クリスティーヌ・フェルベール】

春待ちララバイはいいぞ

3番目はイルミネ。
彼女たちのやさしさにあふれた姿をイメージするとこうなりました。

花と鳥と蜂蜜、そして王道のチョコレート

こちらもかわいらしいイラストが描かれた箱ですね。
中にはカラフルな文字の書かれたチョコレート。

このチョコを手掛けたショコラティエ、クリスティーヌ・フェルベールさんはフランスの小さな村を拠点に活動する女性の職人さんです。チョコよりもジャムのほうが知名度が高いですが、サロン・デュ・ショコラにはチョコレートも出しています。

こちらのチョコは、スミレ風味のカシスチョコや蜂蜜味のチョコなど、優しくリラックスできるような味わいが特徴です。ティータイムやブレイクタイムにぴったりの作品となっております。パッケージのお花のイラストはほかのチョコにも描かれていて、どこか牧歌的な雰囲気を感じます。

真乃、灯織、めぐるの3人(さらにピーちゃんも入れて)で楽しく団らんする柔らかな雰囲気をこのチョコで味わってみるのはいかがでしょうか。

【ノクチル】クールセット【パティスリー ル・ポミエ】

チョコレー党のイラストすき

前半戦ラストはノクチル。
正直なところチョコのイメージというよりは飴のイメージが強いです。
そんなノクチルに合うチョコが果たしてあるのか…?

このわざとらしい棒つきチョコ!(誉め言葉)

あります。ありました。
シーズの林檎チョコも作っていたル・ポミエの作品です。

真っ先に目を引くハート形の棒つきチョコは本店限定メニュー。サロン・デュ・ショコラでは限定でセット入りしてます。

キャッチーな見た目とは裏腹に、メンバーの内面に入り混じる複雑な感情を表現するようにチョコの苦みに幅があるのが特徴でもある作品です。

そして端っこに一つだけあるハート形のチョコ…果たしてこれは誰のもの?
遊び心とほろ苦い感情、その両面を凝縮したようなセットです。これも似て食べて楽しめる作品だと思います。

【ストレイライト】ダークチョコレート70% アンロースト【ディオゴ・ヴァス】

ダーク=暗め=黒髪

DARSコラボに2人選出されていたり、なにかとチョコとも縁がある?ストレイライト。
一切の妥協を許さないストイックなスタイルを表現したこちらを紹介。

最小限の装飾にとどめて「THE チョコ」という見た目で勝負

この「ディオゴ・ヴァス」というブランドはなんとカカオの栽培からチョコレートの製造までを1社で担っている「TREE TO BAR」を実践しています。
そして驚くべきは、製造過程において「焙煎」を行わずに低温で処理する独自製法。この製法で、カカオの複雑な味わいをそのままチョコレートに閉じ込めています。

使用するカカオ豆の品種が希少なため市場に出てくる量がまばらで、今回のサロン・デュ・ショコラも数年ぶりの輸入だったそうです。

素材、製法の両面で他にはないこだわりを見せるディオゴ・ヴァス。
常に完璧をめざしてパフォーマンスを磨き続けるストレイライト。

両者に共通するのは、あくなき探求心と妥協せず完璧を求め続ける覚悟なのかもしれません。

【アンティーカ】世界の5大ウイスキーショコラ【ショコラティエ パレ・ド・オール】

トワコレ三峰、お世話になってます

いよいよ残りも少なくなってきました。
続いてはアンティーカ。
題名でネタバレしてますが、少し趣向を変えたチョコをご紹介します。

飾らないデザインと、5つのウイスキーボンボン。

文字通り、スコッチ・アイリッシュ・日本・カナダ・アメリカンウイスキーのボンボンの食べ比べです。

手掛けたのは日本のショコラティエ、三枝俊介。
自家製のチョコレートと世界のウイスキーを組み合わせた逸品。

本来交わることのなかったそれぞれのウイスキーが、海を渡ってチョコレートという器を通じて一堂に会する様は、地元から遠く離れた283プロダクションという地で出会ったアンティーカのメンバーそのものを示しているようにも見えます。

ウイスキーの強烈な個性をチョコレートという姿に変えて表現する、そんなプロデュース心を刺激する大人なチョコです。

(お酒は二十歳になってから!飲めない人は無理するな!!)

【アルストロメリア】コフレ ニュアージュ【アニエス・エ・ピエール】

うまストロメリアの万能感

チョコの話題なのでおいもパフェは出ません。
続いての登場はアルストロメリア。
前置きはありません。見た瞬間「あー!ぽい!」ってなります。

もう概念じゃんこんなの!

フランス南部に拠点を構えるアニエス・エ・ピエールは夫婦そろってショコラティエで、フランスでは数々の賞の受賞経験もある著名なショコラティエでもあります。(エは英語における&の意味なので、直訳でアニエスとピエールという2人のファーストネームになります)

こちらのチョコはバニラ、いちご、フランボワーズのギモーヴ(フランスの伝統菓子でマシュマロみたいなふわっとした触り心地と触感が特徴)に、それぞれの風味のチョコをコーティングしたというもの。

箱のシックな外観や見た目に美的センスの高さを感じます。さすがは283のおしゃれ番長大崎甘奈を擁するユニット…

チョコの楽しみ方の一つに「パッケージを含めた世界観のまとまり」を目で楽しむ、というものもあります。
高級コスメのような気品のある佇まいをその目で楽しんでみてはいかがでしょうか。

【放課後クライマックスガールズ】コフレ・クール【ピエール・マルコリーニ】

放クラとかいうバレンタイン特攻爆盛りアイドル

最後に登場するのは放クラ。
なんてったって「チョコアイドル」がいますからね!!
チョコレートのお祭りなんだから、チョコ先輩が一番おいしいとこいかないと!!
ということで、最後に紹介するのはこちら。


ハートの容器と華やかな彩りのチョコレートたち

バレンタインのチョコレートといえば、こういったものを連想する人が多いのではないでしょうか。

ピエール・マルコリーニはあのチョコレートの国、ベルギーの王室から直々に皇族御用達を拝命された、サロン・デュ・ショコラ出店者の中でもトップクラスの知名度を誇るショコラティエです。

とにかくチョコレートへのこだわりが強く、理想のカカオ豆を求めて自ら世界を旅する旅人としての側面も持ちます。

そんなピエール・マルコリーニは毎年チョコにテーマを設定しています。
2024年のテーマは「RELEASE YOUR HEART」。
多様化する社会の中で、バレンタインデーのあり方もまた多様化しています。
その中で自分が最も心を解放できるバレンタインを提供できるように豊富なラインナップでお祭りのような雰囲気にしているそう。

コフレ・クールの中には一般的なチョコ味のチョコもあれば、柑橘やココナッツのフレーバーを乗せたチョコもあり、お祭りのにぎやかな雰囲気がひと箱にギュッと凝縮されています。

ワイワイとした楽しい雰囲気のなかに、一つ一つの違いも楽しめる。はっきりとしたメッセージを発することができるのも放クラらしさ。もしもチョコ選びに迷ったら、放クラに背中を押してもらいながら、コフレ・クールを選んでみてください。そしてあなたのためのバレンタインデーに彩りを。
(大御所なので通販もやってます。)


おわりに

いかがでしたでしょうか?
初めてチョコの祭典を知った方も、今までに行ったことあるよって方も、
楽しんでいただけたのなら幸いです。

ここで紹介した以外にもたくさんのチョコがあります。
この記事を書いている時期が遅すぎるので会場に行くことは難しい方がほどんどですが、この時期はいろんな場所でチョコの催事が開かれているはず。
試しに近くの催事場へ足を運んでみるのもいいかもしれないです。

サロン・デュ・ショコラ自体は年末ぐらいから情報が出始めるので、 イベントに興味がわいた方は調べてみてください。
チョコ以外にもいろんなお店あるよ!

それではまた次の機会にお会いしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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