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ここから また私が始まる【LIVE FUN Day2 感想】

お世話になっております。のなめです。

先日のシャニマスLIVE FUN、凄かったですね!!!!!
この文章を書いているのはライブ翌日なんですが、いつにもまして余韻が凄くて……

まあ、いろいろありすぎたからなんですが…
そんな半興奮状態での文章なので、生温かい目で見ていただければ幸いです。


人生初のお席

自分はシャニマスの現地が5.5thからだったので、シャニ単独では3回目の現地でした。当然ながら夏ライブは初めて。熱中症に気を付けるべく水分を多めに持っていって、いざ入場。

そこで目にするセンターA2ブロックの文字。もしApple Watchをつけていたらアラームとともに救急車を呼べと突っ込まれそうなくらいに、心拍と体温が急速に上がっていく感覚に襲われました。それだけにとどまらず、身バレしかねないような列番だったのでこの時からワクワクよりも恐怖感が体を支配していたことを思い出します。

しかしご用意されたからには、こちらも全力で行かなければ!!
会場で何回も深呼吸して、本番です!!
ここからはユニットごとに、曲の感想などを書いていきます。

コメティック

06.くだらないや
09.ハナムケのハナタバ
10.無自覚アプリオリ

なんとまだデビューから1年経ってないコメティック。初現地から追うことができている思い入れのあるユニットですが、もはや初々しさなど微塵も感じさせないレベルにまで成長している姿を見せてくれました。

特筆すべきはくだらないやの歌唱力。とにかくロングトーンが多く難易度の高い楽曲なんですが、難なく歌いきるどころか、ラスサビのはるきはビブラートを響かせるまでに余裕を残したパフォーマンスを披露。鳥肌立ちました。

ハナムケのハナタバのどことなくしっとりした雰囲気や、無自覚アプリオリの仕上がりぶりも健在。これはデビュー以来経験してきた圧倒的な場数の賜物でもあるでしょう。アニエラを挟むといよいよ一周年のコメティック。今後の活躍も期待です!!

アルストロメリア

04.ハピリリ
19.Give me some more…
20.Anniversary
 

アルストロメリアはハピリリとギミサン、さらにはAnniversaryを引っ提げて我々の情緒をかき乱すバ火力セトリで登場。

個人的にGive me some more…が好きなんですが、今回はライブでやるときの三人の表情が間近で見られてほんとによかった。座って待機してる瞬間からみんなバッチバチにキまってました。かわいい系ユニットが雌豹になる瞬間っていいよね……

Anniversaryは5th以来。イントロが流れるとやっぱり身構えるので、あれは一種の領域展開。シーズがシャッフルで歌ってた記憶が強いですが、初めて現場で本家を聴いた衝撃たるや……もうずっと泣きっぱなしでした。「記念日」というシナリオにもピッタリの選曲だったと今になって感慨にふけっています。

アンティーカ

02.幻惑SILHOUETTE
17.NEO THEORY FANTASY
18.浮動性イノセンス

アンティーカで毎回思うのが衣装の作りこみがすごいということで、今回は衣装の細かな動きも堪能できてうれしかったです。とはいえ今回はMCで回ったりしなかった(ぐるぐるはしてたけど)のでちょっと残念だったり。

なんといってもNEO THEORY FANTASYですよ。この曲はなんか、言葉で言い表せないような感情が乗る感じがして、ただのアンティーカの曲ではなく、会場のみんなを巻き込むキラーチューンになるんですよね。もうグワーッと感情が昂る。ほんとに良い、この曲は。

幻惑SILHOUETTEと浮動性イノセンスももちろんよかった。特に浮動性イノセンスは初回収。衣装も相まってぞくぞくするパフォーマンスとなりました。次はアンティーカだと珍しい?対外ライブのアニエラ。283の旗頭として爪痕を残してきてほしい!

ノクチル

08.あの花のように
23.Catch the Breeze
24.Reflection
 

Day2ではユニットパートのトリを担当。
あの花のようにでモニターに映る満開の花火は暑気払いにピッタリ!Catch the Breezeで会場に涼やかな風を起こし、最後はCANVASからReflectionを披露。チルな雰囲気全開の選曲で静かながらも会場の空気を引き締めてくれました。

バチバチコールしたりするアップテンポな曲が少ない中で要所の盛り上がりはきっちり抑えてくる、いいセトリだったと思います。これを実際出すのは勇気がいると思うし、ノクチルというユニットへの信頼を感じました。ノクチルにしか出せない強みを浴びれてよかった。


放課後クライマックスガールズ(やや長文)

03.太陽キッス
15.クライマックスアイランド
16.一閃は君が導く

放クラは太陽キッス、クライマックスアイランド、一閃は君が導くを披露。
太陽キッスは6thのアンコール以来。やっぱり曲が強い!タオルを振り回す一体感ってライブ特有なので、現地でやれるたびに幸せな気分になりますね。クライマックスアイランドも6th以来。放クラの中でもソロパートが多めに感じる曲で、集団としてフォーカスされがちな放クラの個の強さを堪能で来たと思ってます。

でも今回は一閃は君が導くの話をしたいです。
この曲ってめちゃくちゃダイレクトに「誰かを応援する」にフォーカスした曲で、個人的にはライブでやると大化けすると思っている曲なんです。だって、ここに来た人はただアイドルを見に来たわけではないから。

応援というのは不思議なもので、される側はもちろん、する側にもバフがかかります。応援し、応援に応える行為が相乗したときのパワーというのはわれわれの想像をはるかに凌駕したものになります。

誰かの応援が届いて、もう少しだけ頑張ってみようかなと思った経験が、誰しもあると思います。そして、その気持ちが誰かへの応援に変わって連鎖していく。そうした連鎖の連続が、この曲の爆裂なコーレスに秘められていた気がしました。

そしてなんといっても、腹から声を出し切った時の解放感、達成感って結構気持ちいいんですよね。一閃はそういうシーンがほんとに多い。誰かを応援するというのは楽しいことなんだっていうのが再認識できる、名曲でした。

シーズ

07.Fly and Fly
21.Forbidden Paradise
22.Bouncy Girl

シーズはFly and Fly、Forbidden Paradise、Bouncy Girlの3曲を披露。
正直、Bouncy Girlを2日連続枠に持ってくるのは意外でした。ずっとこういう枠ってFashionableが持っていくイメージがあったから。

ただ、今回のシーズの一番の自信作がBouncy Girlだったのかもしれません。
それくらいに今回のBouncy Girlには気迫が乗ってたと思います。

シーズはこの後勝負の8月、TIFと韓国ライブが控えてます。
個人的にはこのBouncy Girlが会場の度肝を抜くような気がして、ワクワクが止まりません。思いっきりやってきてほしいなと思います。

イルミネーションスターズ(長文)

01.虹になれ
11.PRISISM 
12.Twinkle way
 

この日のイルミネは2回トップバッターを務めました。
ひとつはセトリ上のトップである虹になれ、ふたつ目はTwinkle wayです。

<簡単な時系列>

  1. Twinkle way披露

  2. 2番サビ終わり、Cメロのめぐるパート「両手を伸ばしたら」の辺りで突然オケがバツンと切れる

  3. 一瞬ふたりとも動きが硬直しながらも歌い続けたが、歌唱を中断

  4. イヤモニで状況確認(ここで観客も演出ではなくトラブルだと認識し始める)、ラスサビからアカペラと現地Pの合唱で歌いきる

  5. 急遽、間つなぎのMCパート開始、峯田さんの持ち前のアドリブ力や関根さんのふわっとしたトークで体感10分くらいのトークを完遂

  6. 機材トラブル復旧、2回目のTwinkle wayを披露


詳しい時系列は備忘録として書いている方がいらっしゃたので引用させていただきます。


一言でいえば、凄くドラマティックな出来事だった。
事実だけを書けば放送事故なんですが、これをその場で乗り切ってしまうイルミネの強さを実感しました。

まず、曲の切れるタイミングが自然だったこと。Cメロ入ってすぐだったので演出かなと思ってました。ただ、ステージ上で関根さんが明らかに戸惑いの表情をしていたのを見たときに、ああこれはガチのトラブルなのか、と認識しました。

それでもって、峯田さんがここで歌うことを止めなかった。これに尽きます。峯田さんは常々、めぐるの役をいただいたことでめぐるのように明るい性格になれたというお話をします。こんな時めぐるならどうするか、そんなことを考えないわけがないでしょう。気づいたら状況を把握する前に身体が勝手に動いていた、そんな風に見えました。

そんな峯田さんの気持ちに応えるように、関根さんも歌を紡ぎました。そんな中かすかに聞こえてくる温かい手拍子とプロデューサーの歌声。最大のピンチをみんなで乗り越えた瞬間です。

一旦息をついて、この瞬間めぐるそのものだった峯田さんの発案で、会場のみんなでTwinkle wayを完成させることに。従来のそれよりもゆったりとした、子守歌のようなやさしいTwinkle wayが歌われた後、会場は万雷の拍手と歓声で包まれました。

その後のMCパートでは会場を端から端までダッシュする2人が見れたり、即興のトークをしていました。とにかくステージ上では2人が観客を不安にさせまいとできることを懸命にやっていた姿が印象的でした。

そして満を持して歌われる2回目のTwinnkle way。不可抗力とはいえ、一旦醒めてしまった空気を再び温めなおすというのは簡単なことではありません。ともすればトップバッターで歌うよりも緊張したでしょう。しかしイルミネは歌い切った。曲の終わり際に峯田さんの放った「みんなありがとう」という言葉には、このピンチを乗り越える勇気をくれた会場のプロデューサーへの賛辞が込められていました。

でも感謝をするのはこちらのほうです。このピンチを乗り越えたのが、他でもないイルミネだったこと。会場をひとつにする機会へと昇華してくれたこと。何より、苦くなるはずだった思い出を、楽しい思い出にしてくれたこと。

奇しくも劇中劇で「未来の283プロのみんなは、今日までの一歩一歩の積み重ねを経てここに立っている」といった趣旨の言葉が出てきます。この日起こった出来事も、今日まで歩き続けたからこそできたことかもしれません。
自分自身はこのコンテンツに出会って1年ちょっとしかたっていませんが、この日のような光景を見せてくれたイルミネや、会場の皆さんの姿を見て、出会えてよかったなと強く思うばかりです。

記録には残らずとも、記憶に強く焼き付く一瞬を共有できました。本当に、ありがとう、イルミネーションスターズ。


ストレイライト(長文)

13.Hide & Attack 
14.Overdrive Emotion
28.Wandering Dream Chaser

Q.ストーリー上で重要な役割を担うことになった推しユニットが、個人的に思い入れのある曲をすべて歌ってくれた時、あなたはどうしますか?

A.この場にいれたことに感謝し爆発四散します。


はい。
センター席から見るストレイライトの皆さん、それはもう圧巻の光景でした。

この日はトラブルのあったイルミネの直後の出番という、偶然ながらもストレイのパフォーマンスが一番ぶちあがるタイミングでの登場でした。Twinkle wayの大歓声の中、静かにスタンバイする面々が暗がりから見えました。中心のあさひはフードをかぶっている…

まさか、隠匿………!!??

そう、隠匿シンギュラリティをまとってのHide&Attackです。衣装と髪の毛の先の先まで神経通ってると噂されるあの組み合わせ。この光景を生で見れることは正直ないと思っていたので、ほんとに感謝しかありません。

個人的な話をすると、この曲は自分がシャニマスを知るきっかけとなった曲です。ちょうど1年前の今頃、Youtubeで新しい曲を探してた時に偶然開いて、そこからストレイライトの曲を片っ端から聞き出したのがシャニマスとの出会いです。そんな自分が、P歴1周年の節目にこの曲をこの衣装で見ることができたことをうれしく思います。

続けて畳みかけるOverdrive Emotion。
5.5th以来の披露でしたが、この5.5th、初現地でした。つまり、ストレイライトを生で初めて見たときの曲がOverdrive Emotionなんです。しかもその時はセンステを後ろから見るアングルの席だったので、初の生ストレイは後ろ姿だったという……
今回はちゃんと正面から見れました。ありがとうございます。

そして最後の大トリ、Wandering Dream Chaser
未来と現在、2つの世界をつなぐ本シナリオの大役。ストレイライトのデビューの瞬間。

正直なところ、自分がライブに行き始めたときにはもう8ユニットいるという状況だったので、当時の雰囲気なんて知る由もなく、想像するしかなかった。このユニットが世に出たとき、どんな気持ちだったのか。

それをこの日、初めて思い知ることになった。
暗がりで静かに燃える、ネオンライトロマンサー。高らかに名乗られる、ストレイライトの名前。

この時点でもう視界が多少にじんでたんですが、その後のパフォーマンスでもう腕がちぎれるくらいペンラ振ってました。

自分をシャニマスの沼へ引きずり込んだユニットの、鮮烈なデビューのリマスター。この目に焼き付ける機会なんかないと思ってた。夢のような瞬間でした。

といった風に、ストレイライトが出た瞬間から歌いきる瞬間までずっと思い出ボムが爆発しているような状態でした。こんなのおかしくならないほうが無理よ。

こんな機会に立ち会わせてくれて、ほんとにありがとうございました。
ストレイライトのここからの歩みを、全力で応援し続けます。

余談とさいごに

余談っていうほどでもないんですが、今回MCが自由すぎて…
和久井さんのシンプル挨拶に大ゲラかましてる土屋さんとか、MC中ずーーーっとくねくねして遊んでるあさめいを見せつけてくる田中さんと北原さんとか、アンティーカとか…

あの瞬間の緊張から解放された(別の緊張と戦っていた)姿もまた面白く見させていただきました。ぐるぐるしたあと急に名乗る峯田さんを困惑しながら見つめる北原さん、面白いのでぜひアーカイブで見つけてみてください。


最後に、本来出れるはずのないコンディションであったにもかかわらず、無理を通して出演してくれた、近藤玲奈さんに特大の感謝をしたいと思います。

まだまだ万全には時間を要する状況だとは思いますが、また元気にステージを駆ける姿を見られることを祈っています。なにとぞご自愛ください。


何はともあれ、いろんなことがありすぎて心がパンパンになった日でしたね!!

次はまた10月です!涼しくなっててほしい!
また次の現場でお会いしましょう!ありがとうございました!!



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