見出し画像

リスアニ!LIVE 2025(Day3) の お話

いつもお世話になっております。のなめです。

今回はタイトルの通り、先日開催されたリスアニ!LIVE 2025の感想を書いていきます。
この日はシャニマスからストレイライトが参戦。主にストレイライト周りの感想になるので、ご容赦ください。




Imitation Ghost

ストレイライトは8組中5組目の登場。KOTOKOさん、halcaさん、ASKAさんと女性シンガーを3組続けた中で、また一段ギアを上げる役に抜擢されました。

最初からアクセル全開で疾走するImitation Ghostはトップバッターにピッタリな曲です。この日の衣装はCANVASのジャケットと同じスケルトンオーヴァドライブで、特に間奏部分の激しいギターソロに合わせるダンスは圧巻。単独で披露済みの曲では最新となる曲で、3年目のスタートを切りました。


Timeless Shooting Star

一気に最高速に乗ったまま披露したのは、この日唯一のB面曲であるTimeless Shooting Star。

リスアニでのストレイライトのステージで、3年連続で披露されている唯一の曲です。初年度の最新シングル曲だからか、バンドサウンドとの親和性の高さなのかはわかりませんが、だんだんと「リスアニといえば」という貫禄がついてきた感があります。ストレイライトをよく知らない人もこの曲はなんか知ってる、みたいな感じになっているといいなぁと思ったり。

その代償なのか単独では5.5th以来めっきりやらなくなってしまって寂しいのも事実。
曲も増えてきたから厳しいんだろうけどそこを何とか……


LINKs

今年のセットリストがこれまでとは一味も違う理由、それがLINKsです。

とにかくハイスピードでダンサブルな曲で最後までフルスロットルで駆け抜けるストレイライトですが、この曲が入ることによってセットリストに緩急がつけられるようになりました。

スピードは一段ゆっくりになるものの、ダンスや歌声にこもる熱量は全く劣りません。それどころか、競い合ってきた3人が互いを認め合い、また一歩前に進むことを歌い上げるこの曲は、見る者の心を大きく揺さぶるキラーチューンとなっています。

これまでのストレイライトにはなかった新たな引き出し、新たな魅力を再確認する機会になりました。



Wandering Dream Chaser

セットリストの締めはもちろん、Wandering Dream Chaser。
ストレイライトが一番披露してきた曲です。

この曲はもう言うことはないでしょう。
見た人全員の目に焼き付いて離れなくなる、言葉では言い表せないようなパフォーマンス。リスアニというアウェイとも見て取れる舞台で、毎年爪痕を残し続けてきた自信がひしひしと伝わってきました。

歌唱後のMCでも、「3年も呼んでいただけていることで、やっぱり過去の自分たちが高いハードルになるんだけど、その先を見てみたいから」という力強い言葉が聞けました(うろ覚え)

こうして計4曲を全速力で駆け抜け、後半戦のロケットスタートを見事に成し遂げる最高のパフォーマンスは終了。こうして後続のオーイシマサヨシさんにバトンをつないで去っていきました。













閑話休題。

さて、皆さんはシャニソンをプレイしていますでしょうか?
enza版と違って、コミュがライトな雰囲気でとても読みやすくなっているのですが、その中に『Stray’s LINK』というストレイライトのイベントコミュがあります。

言わずもがな、今回披露されたLINKsにもつながるエピソードとなっています。その内容は、ストレイライトがストレイライトであるという「奇跡」についてです。

ストレイライトの3人は283プロの中では珍しく全員スカウトで入所したアイドルユニットです。そして、シャニアニの舞台裏では全員ソロデビューというアイデアもあったくらいに全員がとがった個性を持つアイドルたちです。

3人が何の因果かPの手を取り、ストレイライトとして切磋琢磨し今日に至るまでに、もしも誰かの、何かの選択が違ったものだったら、今のストレイライトはなかったかもしれません。それだけ不安定ながらも形を保って進んできたのが彼女たちなのです。

そんな彼女たちが出会い、競い、高め合ってきたこと。そのことが「奇跡」そのものであり、それは誰かのおかげではなく、ここにいる皆のおかげだということに深く感謝するPが印象的なシーンとして書かれています。そこから流れるLINKsは、それはもう涙なしには聴けないものになっていることでしょう。

遥かな世界 旅を続けて
立ち向かってく 見えない明日へ
躓きながら 傷つきながら
険しい(えらんだ)道を 進んで

揺るぎない心 煌きを持ち寄って
同じStage(舞台)で逢おう

LINKs

リスアニというステージも、コンテンツが溢れるこの時代において、3年連続出演というのは誰にとっても簡単なものではありません。

その中でそれを果たせたのは、ストレイライトがその価値をステージで示し続けたからであり、その価値をリスアニが信じたからです。

だからこそ、この日はもう一つ、奇跡が起こったのだと思います。



FLOWとの共演です。






事の始まりは2023年夏。突如現れた「シャイニーPRオファー」という企画に、アニソン界の大御所FLOWが楽曲提供をするという何ともびっくりな出来事から始まりました。

シャニマスからは適任のアイドルとして小宮果穂、黛冬優子、和泉愛依が抜擢。


そして時は流れ2024年春。3人が歌う「ONE STAR」が誕生しました。
出た当時、ものすごく感動しました。投票企画で一番推している和泉愛依が選ばれたからというのもありますし、何よりめちゃくちゃカッコいい曲に仕上がっていて、聴きながら胸を熱くしていたのは今も鮮明に覚えています。


そして今年のリスアニ。
ストレイライトとFLOWが同じ日にステージに立つことが発表され、否応にもこの曲の存在は意識せずにはいられませんでした。しかし、この日はストレイライトが立つのであって、ONE STARのメンバーがその日揃うわけではないのです。この曲はみだりにメンバーを変えて歌うわけにもいかないので、現実的に考えれば披露する可能性はほぼゼロでした。


リスアニ!LIVEも大トリのFLOWへ。
MCなしで3曲を歌い上げ、一度暗転。ブレイクを入れるためにMCを挟む。そう思っていました。

瞬間、眩く光る赤青黄のスポットライト。聴きなじみのあるキーで奏でられる特殊イントロ。袖から出てくる4人の影。



そうです。立っていたのです。
FLOWのステージに、ストレイライトと、小宮果穂が




この状況を理解した瞬間に、思わず天を仰ぎました。
さすがに夢かと思いました。自分を疑いました。
でもステージは9人でミチミチになっていました。どうやらこの光景は夢ではないらしい。


前述したとおり、この日ONE STARを披露するためには様々な障壁をクリアする必要があり、あまりにも非現実的な願いでした。
FLOWのステージである以上主導権はFLOW側、不揃いなメンバーでは出来ないコラボ曲、そのために小宮果穂役の河野ひよりさんを5時間拘束する必要があるなど、できない理由を上げれば枚挙にいとまがありません。


なればこそ、この光景を「奇跡」と呼ばずしてなんというのか。

歌う準備をしてきてくれたシャニマスサイドはもちろんのこと、このコラボレーションにGOを出したリスアニ、自分たちの時間を割いてONE STARの裏方に徹したFLOWさんの助力など、たくさんの人たちの尽力によってこのステージが実現していることはもはや言うまでもありません。

もしもストレイライトから2人が企画に選ばれなかったら。
あとの一人があさひと関係の深い果穂じゃなかったら。

ストレイライトが3年もリスアニに出続けなかったら。
そもそもストレイライトが結成してなかったら。
FLOWがリスアニに凱旋しなかったら。

誰かが違う選択肢を選んでいれば、きっとなかったでしょう。
だからこそ、これまでの過程を思い天を仰いだのだと思います。


可能性で考えれば文字通り「この日限り」のコラボ。
この瞬間に立ち会えたことがほんとに光栄でした。




おわりに


この日のリスアニは自分の行ったライブの中では1番よかったかもしれない。
シャニマスに限らず全アーティストで盛り上がることができたし、みんなのこの舞台にかける思いが音を通じてバシバシ伝わってきたのがほんとによかった。

このライブ、なんと3月に配信があります。もうね、全員見て!!!!!!

今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました!


来年もまた来ます!

いいなと思ったら応援しよう!