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あのね日記 7 「3文字は少なすぎる」
「どうも」は「こんにちは」「ありがとう」「またね」「ごめんね」など、いろいろな状況で使うことができる汎用性が高くて便利な言葉だ。
マクドナルドのドライブスルーにて。
「ナゲットのご用意に5分ほどかかります。よろしいですか?」
「はい、大丈夫です。」
「そうしましたら、横の黄色い枠の駐車スペースでお待ち下さい。ご用意できましたらお持ちします。」
「わかりました。」
店員さんと会話を交わした後、ナゲットを待つために車を移動させた。そして、説明の通り、5分ほどして店員さんがナゲットを車まで持って来てくれた。
「お待たせして申し訳ございません。こちら商品でございます。ありがとうございました。お気をつけて〜😊😊😊」
「はい〜どうも〜。(ありがとう!なんて素敵な笑顔!とてもうれしい!)」
私は、その丁寧な接客、気持ちのよいあいさつ、熱々のおいしそうなナゲットにご満悦で窓を閉めた。
しかし、ここで、まさかのダメ出し。
「ママ!"はい〜どうも〜"じゃなくて、"ありがとうございます"でしょ!!」
心の中では『めちゃくちゃ丁寧な接客!素敵な笑顔!わざわざ持ってきてくれてありがとう!揚げたてのナゲット楽しみ!とっても感謝しています!お仕事がんばってください〜!』と確かに思っていた。しかし、この私の感情は「はい〜どうも〜」に全くと言っていいほど反映されておらず、残念ながら、マックの素敵な店員さんには伝わらなかったことが次男のダメ出しにより明らかになった。
「どうも」は便利だけど、気持ちを十分に正確に伝えるためには、3文字はやっぱり少なすぎるのかもしれない。
《日本語を学習中の皆さんへ》
・交わす かわす
・熱々 あつあつ
・ご満悦 ごまんえつ
・ダメ出し
・揚げたて あげたて
・反映する はんえいする
・正確に せいかくに
「揚げたてのナゲット」
「◯◯たて」"◯◯終わったばかり"という意味。プラスの意味で使うことが多い。「焼きたてのパン」「採れたての魚」「塗りたてのベンチ」など。
例文
「彼は入社したてなのに、たくさんの仕事を覚えている。すばらしい!」