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ワープアから見た税金③ 年収98万以下で暮らす理由



働いたら負けかなと思ってる


なんのことはない。
結局これだったわ。

この名言はどちらかと言えば嘲笑の的だった。少なくとも発言が世に出た2004年時点では。ところが、税金や社会保険が現役世代を絞め殺しにかかってる現状を見ると、もはや笑ってもいられない。特にワープアで暮らす場合は、働きすぎるとマジで負けになる。


…とは言ってもね。
じっとしていては飯も食えない。かと言ってお金目的の労働は極力したくない。だから初めて「働いたら負け」かもしれないと思った時、本気で自分の考えを整理して試行錯誤するように職を転々とした。

そして2023年もあと少しになった今、一応の解として持っているモノが、年収98万以下で暮らすことである。

せっかくなので、そこに至るまでの経緯と、なぜ働いたら負けになると思っているのかを順に書き連ねていこうと思う。まあ生活環境や人生観など、全ては人それぞれだし、以下の前提条件に当てはまらなければ、話がガラッと変わってしまうので参考程度に。

◆前提条件◆
・独身ひとり暮らし
・国保と国民年金(社保ではない)
・収入はバイト等の給与のみ
・給与所得控除と基礎控除のみ
・令和5年時点

※正確さは無視して単純化重視。

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