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期日前投票の理由欄

選挙権を有するようになってからかれこれもう20年ぐらい、その間に選挙も何十回ってあっただろうけど行ったのは1回だけ。
理由は組織票とか団体票とか一部の利権を投票することで得られる人に、何のしがらみというか当たり前なんだけど選挙に行って利権を得ようなんて思わないし、組織の一員でもなければ団体の一員でもなくて、自分なりの政治思想やこうなってほしいっていう政治の取り組み方は持ってはいるけど、まぁ頑張って自分の考え方と同じ知り合いや、こうなってほしいから皆(自分の知り合い)であの人にあの政党に投票してみようって話し合って行動したところで10~30票ぐらいの数にしかならず、民主主義の選挙において数が全てで1票を投じたところでって思いや実際そうであるのが分かっているから行かなかっただけで。


でも、今回の衆院選はSNSとかでもちらほらみかけるけど、たかが1票かもしれないけど、自分の意思を反映させる、この既得権益まみれになってしまった政治や行政を変えたいって思って今回は投票に行くと決めた。

1票は1票だけど、こうして情報発信をしたり、たとえば何だけど投票したい立候補者がいないとしたら逆の発想で、大多数の人が投票、組織票とかで当選確実の候補者とは逆の候補者にいれたりすると1票が意外な結果になるかもしれないとも思ってみたり、消去法みたいな感じだけど、数に対抗するには質てか作戦、1票でもアリの一噛みじゃないけど、積もり積もってじわじわときいてきてくれれば意味のある一票になるんじゃないかと思って。

んで、別に投票日に行けない訳じゃないし、行ける時に行っておこうと思って期日前投票しようと思ったら…
なんと、投票整理券の後ろに期日前投票宣誓書なる項目があってそこに住所、生年月日、氏名記載欄とかあって、そこはまぁ当たり前というか普通と思っていたけど、なんとその下の欄に期日前投票をする理由というか項目がいくつかあって該当する理由に○を付けてってなってるんだけど、そこには仕事とか学業とか病気やらって項目はあるんだけど、どれも投票日に行けない理由が前提になってて、自分みたいに行ける時に行っておこうって理由欄はなくて、ましてはその他もなくてものすごくびっくりした。

そもそも期日前投票に行くのに理由がないとダメなのがびっくりだし、その理由がいくつかの前もって決められた理由しかなくて、その他や自由記載欄とかもなくて、逆に滅多にありえないであろう、刑事施設などに収容とか、天災又は悪天候による投票所への到達困難とか未来を予測しないと○が付けられない理由欄とかあって、よく議員とか行政とか官と民間の気持ちとか考えに大きな隙間とか考え方が違うってきくけどまさにそのとおりだと思った、国民の常識ていうか考えと官の常識考え方があまりにも変わりすぎてて違和感しかなくて。

今まで、期日前投票をしてきた人とかこの理由に該当してる人ばっかりなんだろうか、それとも適当に○をして期日前投票をしてきたんだろうか、もちろんたぶん行政が期日前投票をした人の投票日の予定とか把握できるはずないだろうし、投票日が天災又は悪天候なんてだれにも予測不能でしょって思いはするんだけど、小心者の自分できっちりとルールというか該当してる理由がなけらば期日前投票はできないのかなって思ってしまう様な人はどうしてるんだろうって思う。


期日前投票って気軽に投票に行けるようにって思っていたけど、なんかそうじゃないのかなぁ~って思ってきた。
また、もし小心者の自分みたいにこの理由欄をみて期日前投票に躊躇したり悩んだり考えたりしてる人がいて、逆にあんまり真剣に考えないで適当な理由に○をして期日前投票に行ってる人がいたとしたら、なんか真面目に考えてしまった人の方がハズレクジをひかされるというか、なんか複雑。


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