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忘れそうになる、大事なこと。

母子手帳には
子供の幼いころの言葉遣いや
できるようになった事、
可愛い!と思った事などを
メモ程度に書いている。

既存のページでは足りないから、
メモ帳や裏紙を貼り足している。

それは、私が幼少期に
親に言われたひとことが
胸にべったりこびりついているから。

だからその反面教師的に
書いている。

「おまえは端の下で拾ってきたんだよ」

小学校1年か2年の時、
産まれたときのエピソードを
発表する授業があった。

そのため、親に、
「私が生まれた時の話を聞かせて欲しい」
と、聞いたときに
返ってきた言葉だ。

「昔の事だから覚えてないなぁ
 あ!思い出した。
 おまえは、端の下で拾ってきたんだよ」

幼いころの記憶だけど、
鮮烈に覚えている。

当時の私は子供だから、
それをすぐに信じた。
とてもショックだったのは
覚えている。

むしろ詳細は
ちゃんと覚えてない。

ただ、後に話している事が
全く頭に入ってこないのに、
橋の場所や風景はやけに
はっきりイメージできてしまった。

私は子供にそんな、
適当な返事をしたくない。

すごく愛おしくて
悩みながらも真剣に
子育てした日々も
過ぎてしまえば忘れてしまう。

だから、メモする。
些細なことも。

とは言えいき過ぎた事を
言ってしまうこともままある。

そんな時は
すぐに反省して、謝る。

たまたま、
今一緒に暮らせている彼らと、
今後も程よい距離と関係で
居たいから。

このきらっきらの瞳と
くったくのない笑顔を
もう少し傍でみていたいから。

ごまかさないけど、
ユーモアを持って。

これを書いている間、
隣室から子供の寝息と
寝返りの衣擦れの音がしていた。

良く食べ、よく遊び、良く眠る。
その繰り返しのなんと尊い事か。

また明日!


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青木さかえ│となりのこーみぃさん│
お読みいただき、ありがとうございました。私が学んだことや失敗、気づきなどについて綴っています。等身大の様子をお届けしていていくことで、誰かの「私もやってみようかな」のサポートになれたら幸いです。こーみぃ、がんばれ!のサポートもとても嬉しいです。