小さな私は困まった顔で笑ってた
今日はコーチングの大先輩からセッションを受けて、思わず涙が出てきた。
誰だったか、言ってた。
『涙が出るのは悲しいからじゃないよ。
魂の願いに触れたからだよ。
気づいてよかったね、おめでとう。』
と。誰だったかかなぁ。
過去の私に会いにいってみた
テーマは私の両親のこと。
穏やかに、そして静かに、深く…
考えるのではなく、感じる時間。
先輩の誘導でゆっくりとダムに沈んでいった。
1番底まで落ちきったとき、心の中でコツンと音がした。
そこは実家の台所で、6歳の私は冷や汗をかいて
居心地が悪そうにキョロキョロしている。、
理由は明白。
両親が口喧嘩をしているから。
母「ほら!大きな声をするから〇〇(私)が困ってる!」
父「人のせいにするな!お前がろくでもないからだ!」
あぁ、また始まった。
今日は箸が飛ぶのかな?それとも茶碗かな?
この間はヤカンだったから片付けが大変だったなぁ。
などと考えつつ、逃げ出したい気持ちもありつつ、この場から逃げては行けない気がして、父の動きから目を離せずにいた。
咀嚼し終わったご飯が喉を通らないから、味噌汁で流し込む。
そんな情景がありありと目の前に現れた。
その様子を瞑想をリードしてくれる先輩に伝えると、
「今の〇〇さん(私)がその場に居れるなら、どんな声をかけたいですか?」
と聞かれ、しばし考えた後に
「大丈夫…?じゃないよな。ちょっと外に行こっか」
とセリフが出て来た。
すると、それを受けたイメージの中の小さな私は、
困ったように笑っていた。
今の私に何ができるのか
そりゃそうだ。
現実の私は無力だ。
そんな私に助け舟を出されても、安心できっこない。
私はそばにいるだけで、何もできない。
そんなイメージが降って来て、むねがきゅっと締め付けられるように、切なくなった。
しばらくして瞑想は終わったけれど、
私は自分で立てる力が欲しいと感じているのかなぁ、と気持ちが残った。
両親の諍いに一石を投じれるような、りんとした雰囲気を纏って。
待ってろ、私
誰かに怯えてたりしなくていい。
不安や恐れに時間を使うのはおしまいにしよう。
今の私は大人なんだから。
誰かに擁護されなくても、
取りたい行動をとって良いのだ。
そのためには
「お金のブロックが…」
「自信がなくて…」
などと言ってのらりくらりするのはもうやめだ。
目を背けたくなるような現実でも、
自分で選んだんだ。
そう言う時期、タイミングを自分で作ったんだ。
コンフォートゾーンに飛び込んだばかりの今は、
正直まだまぁめっちゃくちゃ居心地がわるい。
毎日思考が乱高下して最悪だ。
でも、やる。
待ってろ、りんと立った私。
大丈夫、そのコンフォートゾーンは
いずれ過去になる。
私の人生の作戦名を携えて、涙を拭いて。
振り返ってもいい。
私の一歩を踏み出そう。