見出し画像

自分らしくない選択をしてみる、その先には。

今私は、1年前の自分では考えられないくらい大きな自己投資をしている。

数十万はという金額は、月に3,000円以内のお小遣いで生きている私にとってめちゃくちゃ大きい。
じゃあ、何でそんな高額な投資に踏み切れたのか。

それはひとえに自分の気持ちと嫌と言うほど向き合ったからだ。

別に臨時収入があったわけでも、お金持ちでもない。
どうしても叶えたい、大きな目標があったわけじゃない。

ただ、どうしてもやってみたかった。
私も子供たちの様に、のびのびと成長したい。
私の命は私が思うように使いたい、と恐々だけど、そう思えた。

だから、知らない世界に飛び込もうと決めれた。
相変わらず足はすくむし、うまくいかないこともありすぎて、夫や仲間に弱音を吐く日々。
SNSには書けないどろりとした気持ちも、気を抜くと後頭部あたりから漏れ出し、ドス黒いスライムみたいに視界を遮ってくる。

「家族は愛しているが、もう飯炊きはばあはこりごりだ。諦めがつくまでやってみよう。」

決めた後も怖かった。
決済ボタンを押すときは手が震えている。
だが、清水の舞台から飛び降りる、とはこのことか!
と妙に落ち着いている自分もいた。

それからは、月に一度だけ、私は岡山から大阪へ行く。
しかも新幹線に乗って、格安ホテルに一泊二日で。

スーパーと家と幼稚園とママ友の家を往復していた、私が、だ。
半径15km以内暮らしていたのに。自分でも驚く。

でも、私はすぐに変われたわけじゃない。
往復400kmしてでも学びたい!
と思うものに飛び込めるまでに、1年かかった。

その間、何度も自分の内なる声と向き合った。
幸い私には否定せず話を聴いてもらえる仲間がいた。(厳密にいえば作ったのだが)
時には自分一人で、グループで、1対1で。
何度も何度も言葉にした。

恥ずかしい自分、凛とした自分、可愛いらしい自分、いじらしい自分、男前な自分、愛情あふれる自分、怒る自分…色んな「私」を見つけ、真ん中にある自分にちょっとだけ形ができてきた。

もし聴いてもらえていなかったら、
私はずっと半径15kmで暮らしていたと思う。

そんな未来も悪くないけど、自分らしくない選択をしてみた。
その先には、
「怖い、分からない。もうダメだ」と言いつつ
「やってみたら出来た!」「苦しいけど、これもネタ!」と
思える今は、割と、いや結構、かなり幸せだ。

もちろん、みんながみんな私と同じ感覚だとは思わない。
でも、浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返す気持ちに
ケリをつけたいという思いがあるのであれば、
まずは、言葉にすることから始めてみてはどうだろう。

自分には聴いてもらえそうな人がいない…と、
もしも1人でしんどくなったら
ぜひ、私にお声がけください。
ざっくばらんにお話しできたら、と思います。
お問い合わせは公式ラインからどうぞ。

いいなと思ったら応援しよう!

青木さかえ│となりのこーみぃさん│
お読みいただき、ありがとうございました。私が学んだことや失敗、気づきなどについて綴っています。等身大の様子をお届けしていていくことで、誰かの「私もやってみようかな」のサポートになれたら幸いです。こーみぃ、がんばれ!のサポートもとても嬉しいです。