~たくさんの寄り道の結果、辿り着いたたったひとつの投資手法~
1.はじめに
はじめまして「英語読めない😫米国株投資家🇺🇸のゆう」と申します。
マクドナルドで本読んでいるときにtwitterの視聴率が低い時間帯を狙って(笑)「note書いてみようかなぁ」とツイートしたことをきっかけに良い感じで外堀が埋まり、今回書いてみることにしました。フォロワーさんありがとうございます。
さて、せっかく皆さんの貴重な時間を使って読んでいただくのであればなるべく読み手の方にメリットがあることを書きたいと考えました。ただ私は助言できるような輝かしい実績も資金力もありません。
なので、今回はこの2点に絞ってお話したいとおもいます。
1つ目は、このnoteを読んでいただくにあたり「どういうつもりで読めばいいの?」の部分を書きたいと思います。前提がない中で読んだり聞いたりする内容は負担になりますよね。
2つ目は、これまで無駄に試行錯誤、紆余曲折してきた投資方法から学んだ内容をシェアしたいと思います。「なるほど、それやるとそういう結果になるのね、じゃあボク、ワタシはその方法はしないでおこう(なるほどね、少し取り入れてやろうかな)」という気づきのきっかけや、「投資は敷居が高いと思っていたけど、この程度のこういう感じの人でも、ある程度まではいけるんだ!」という励ましになればいいなと思っています。
2.わたしは誰?
まず、「あなたはだれ?」の部分を少しだけお話します。誰だかわからない人の講演会、行かないですよね。ということで簡単に自己紹介を。興味ない方は読み飛ばしていただいて結構です。
現在30代前半の会社員、首都圏在住。日本株・米国株の個別株で運用中といった感じです。後は積立NISAだけです。一応運用は好調な相場にも助けられ日本株・米国株ともにトータルで現在数十パーセントの利益は出せていますが、短期間で資産を数倍にしたとかそういうことはありません。
次に投資歴についてです。
日本株との出会い〜世界的勘違いへ
日本株は2016年7月頃から開始しました。きっかけはアベノミクスがだいぶ進んできた頃、「どうやら株が今キテるらしい」とどこからともない謎のトレンドが自分に押し寄せてフットワーク軽めの私は周りに株をやっている人は誰もいませんでしたがノリで口座を開設し、少額で始めました。その頃は本当に大体どの株を買っても儲かる状況でしたがそんなことは知る由もなく、投資の神様がここにもいたのか(世界的勘違い)と思ったことを昨日のように思い出します。
米国株との出会い〜コロナショック後、本場NYへ(物理的には行ってません)
米国株は2020年5月頃から開始しました。きっかけは盛大にコロナショックを食らい世界的勘違いに気付かされた私は「これからは日本株じゃありません、新興国株でもありません、米国株です」というかつて阪神の大型契約を蹴り、ニューヨークメッツに移籍し、最終的に日本ハムに在籍したスター野球選手のような思考で米国株を始めました。(私が心から尊敬している方の一人です。)
ただ情報の取りやすさや商品・サービスを直接体感できるというところは日本株に優位性があるため、どちらもやっています。
ここまで読んでいただいでわかると思いますが、私の初動はいつも雰囲気です。(野球選手のあのお方は違います。非常に緻密かつ理論に裏付けられた戦略家です。)
3.noteをやるワケ
結論から書いてしまうとシンプルにこの二つです。
「素人からでも上級者になっていける具体的な経緯を残したい!」
「しかも難しいのはダルいので楽しく!」
まず一つ目の「素人からでも上級者になっていける具体的な経緯を残したい!」です。よく成功者と呼ばれる人の話はスタートの部分が抜けている、もしくは再現性に乏しいと感じたことがきっかけです。具体的には、1億円を10億円にした方法といった話や100万円を3年で1億円にしたと言う話があります。ですが、わたしが一番知りたかったことは「そもそもその1億円どうしたの?何もない状態からどういうプロセス、思考、学びを経てその1億を得るに至ったの?」ということであり、「なんやかんやで作った1億円を10億円にした更なるサクセスストーリー」ではありませんでした。後者は一見良さそうですが「アベノミクスの大相場に乗っかり、信用取引を駆使しての一点集中+爆発的上昇の恩恵を受けた銘柄の保持者(日本株であればガンホー、ジェイコム、最近の米国株であればGMEなどでしょうか)。もちろんそれは一つの取引で全く否定するものではありませんが、果たして給与所得から拠出したお金でその張り方が普通にできるでしょうか。
そうではなく、「何もないところから普通に成功したものが段階的かつ具体的に残されているもの」があればいいのになぁと思っていたからです。
二つ目の「しかも難しいのはダルいので楽しく!」です。私は投資を一人で始め何もわからない中で専門性の高い用語にまみれて一応ここまで続けてきましたが、途中で「なにこれ、わからん。飽きる。お金減るし。勝てないし。」となり何度も挫折しそうになりました。その経験から「楽しそうでかつわかりやすい」学びのガイドラインのようなものがあれば良かったなと思ったからです。平易な言葉で言うと、「なんだか楽しそうにやって割と勝ててるな、この人。note とかtwitterを遡ってみると最初めっちゃ普通の人じゃん。でも次第にお金持ちになってますやん。売買の考え方とか、読んだ本とかトレースしていけば自分でもできそうですやん。」
そう言う人を目指していけたらいいなと。
4.この投資手法しか勝たん(今のところ)
これも結論から書いてしまうと「IR資料や経済ニュースとかでなく自分が想像できたor実生活で体験したところを糸口にして見つけた銘柄」です。著名投資家のピーター・リンチ「株で勝つ」まんまです。彼は「アマの知恵でプロを出し抜け」をうたっていますが、私は今のところ自分に一番あっているなと感じています。
理由を一言で言うと「大相場になる前に乗ることができる可能性があるから」、「握力(銘柄を持ち続ける力)が一番長持ちするから」です。
一例を挙げます。日本でも有名な良品計画です。この銘柄をコロナ禍で購入していましたが、購入のきっかけは二つで、一つは買い物にでかけた無印が緊急事態宣言化であるにも関わらず、「とても混んでいたから」。もう一つは経済番組ではないメディアで緊急事態宣言で何をしていますか?と言う問いに「家で美味しいご飯を食べている。無印のバターチキンカレー美味しい」と報道されているのを見かけたからです。
一方で良品計画を投資家の視点で見ると、コロナ禍によって業績悪化が叫ばれていましたが一般消費者の目線で見るとそこには明らかに乖離がありました。
その後企業が発表した月次報告を見ると食品のセクターを中心に大きく上昇。「バターチキンカレーをみんな食べている」や「無印のレジに行列」は、月次報告の先行情報となっていたわけです。そこから企業はV字回復の見通しを出し、株価は日経平均の上昇も相まって戻って行きましたが、企業のV字回復を事前に予見し、無事上昇前に購入することができました。また、自分の目で見て実感・納得していたからこそ当時の自分ではある程度大きく貼ることもできました。
米国株でも同様のアプローチで購入している銘柄はあります。(トップ画像参照)
半導体、素材、バイオテクノロジー、使ったことのない最新技術、行ったことない先進国など一般の方にあまり馴染みがない銘柄(その業界の方など、知見のある方は違います。)私もよく投資をしますが笑、自分に問いかけます。
「それ本当に理解してますか?」
理解できない銘柄はそもそも投資しない、勉強しないという意味ではありません。むしろ積極的に情報収集に当たり、学ぶことは重要であると考えます。ただ、利益は自分の未知の分野でないとあげられないわけではないと思います。
身近なところから発想を膨らませていくことで、話題になる前に先駆けて、かつ大きく張ることができ、結果として高いパフォーマンスを挙げられるんじゃないかなと。
(参考)無駄な寄り道いっぱいの投資手法変遷
最後に投資方法は以下の形で変遷していきます(今振り返るとだいぶ陳腐です。。)これから投資を始められる方はショートカットして最短で行ってください。
Stage1 とりあえず「有名な株を買う期」
→特に資金が少なく知識もないので、知ってる銘柄で買える株を買いました。
Stage2 グレアム、バフェットから「バリュー株に手を出す期」
→「バリュー」を間違って解釈していました。安い株=バリュー株という今思えば謎の定義づけで買っていました。成長株はすべてアウトオブ眼中です。もちろん彼らの「安い」は単に価格が安いからではなく、潜在的な価値と将来性、他業種との差異など総合的に考慮した上で「安い」という意味と解釈しています。投資手法としては最強だと思いますが、今の自分には「無理」です。
Stage3 ジム・クレイマー&ピーター・リンチから「株を学ぶ期 」
→銘柄リサーチを具体的にどうやるかといったことや、(分からない株ではなく)自分が理解できる株を選ぶことを学びました。ただ上昇相場であったため、なんとなーく勉強し、なんとなーく利益が出ていました
Stage4 コロナショックで「株コワッ!期」
→転機でした。利益が全て消し飛びました。ここからしっかり勉強を始めました。
Stage5 「日本株・米国株は自信のある株のみ購入+米国株のみ資金流入セクターに少額投入(今ココ)期」
→Stage3,4がベース。基本的に日本株・米国株は自信がありリスク・リターンを考慮してプラスになると自分が判断した時のみ購入します。米国株は資金流入が早い状態が続いており少額でも購入可能なので、一部銘柄はリサーチ時間短めで入ることもあります。日本株は単元数があり原則少額の購入ができない(証券会社の買い方によりますけど)ため、流れに沿った購入はしません。
感覚にはなるものの、日本株は全体的に下落している中で一部の強い銘柄を選べば勝てる、米国株は全体的に上昇している中で外れの弱い銘柄を買わなければ勝てると言うイメージでいるため。(この辺の感覚は熟練の方からすると甘いと思われるかもしれません。)
5.終わりに
今回noteをはじめて書くということで、noteの位置づけや投資手法のお話をさせていただきました。今後今回は割愛した各論の部分や米国株・日本株の調べた銘柄のことなんかも書いてみたいなぁと思います。投げ銭システムはやり方がよくわからないので今回やりません(笑)
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
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