ハイレゾって何?
どうもヲオタです。
ハイレゾって何?という話なんですが、曖昧な部分もありますが、私なりに噛み砕いて解説したいと思います。
定義などは日本オーディオ協会のサイトを参照しています。興味のある方はこちらのサイトも覗いてください。
1.ハイレゾの定義
私も勘違いしていたのですが、日本オーディオ協会においてはアナログとデジタルでハイレゾの定義が異なります。
【アナログでの定義】
スピーカーやイヤホン、アンプで40kHz以上が再生可能。
【デジタルでの定義】
デジタルの音源データ24bit/96kHzの再生が可能。DACにおいてはその変換が可能。最近はCDクオリティ16bit/48kHzを超えるものをハイレゾと呼ぶことも多いようです。
2.人の可聴領域とハイレゾ
アナログの定義である40kHzというのは人の可聴領域を遥かに超えています。20代でも20kHzまで聴こえている人は少なく、年齢によって可聴領域はどんどん狭くなっていきます。ちなみに私は17kHz程度でした。
要は有線のイヤホンやヘッドホンに付いているハイレゾシールは人に聴こえない音を出しているかどうか評価しているに過ぎないこととなります。
では、デジタルにおいてはどうでしょうか。デジタルは「bit」と「Hz」で示されます。この2つの数値が大きくなれば、より音を細かく表現でき、更に高い音域とダイナミックレンジを表現出来るらしい(正直ここの理解は曖昧)
一説によると、人が感じとれる音の話だけであれば24bit48kHzで十分らしいです。
3.ハイレゾの聴こえ方
アナログでの定義によれば、聴こえ方はハイレゾ対応イヤホンとそうでないイヤホン(可聴領域は網羅しているものとする)に違いはないということになります。
しかし、全く同じイヤホンのハイレゾ対応とそうでないものが売られている訳もなく、実際の感じ方を比べる事は出来ません。
デジタルでの定義によれば、音を細かく表現出来るという部分に関して、感じる事が可能という事になります。
個人的にAmazon Music HDで試聴した感想としては、しっかり聴けば24bit96kHzまで聞き分けれなくもないかなと思いますが、MDで音楽を聴いていた時代と比べると標準音質でもかなり音がいいと思いますね。MDはさすがに古すぎましたかね…
24bit96kHzで音を聞いた感想としては、音の躍動感や奥行を感じやすくなった、音の粒が細かくなり滑らかになったことがあげられます。
時々、ハイレゾは可聴領域外の話だから、聞き分けできるはずがないと言う人もいますが、デジタルのハイレゾには人にも聞き分けが可能な違いが存在しています。
4.ハイレゾを聴くには
ストリーミングだとAmazon Music HD、Apple Musicがハイレゾ配信始めましたね。2021年後期にSpotifyはロスレスを始めるとの報道もありました。e-onkyoやmoraで音源を購入する事も可能です。
音源だけでは再生できません。それに適応したプレイヤーとDACが必要になります。特にAndroidスマホは注意が必要です。
AndroidスマホOSのバージョンや機種によって異なりますが、基本的にUSB DACを接続する必要があります。また、DACを繋いでもハイレゾ出力できないスマホも多くあります。試してみるしかありません。
Xperiaの新しいスマホであればイヤホンジャックでもハイレゾで音楽を聴くことが可能みたいです。
5.最後に
皆さんはハイレゾについて、何となく理解出来たでしょうか?
再生環境が整えば、デジタルのハイレゾはぜひ試して欲しいと思います。この違いがわかれば、スピーカーやイヤホンにこだわり始めたくなります。これが沼なんですよね…笑
読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?