about a girl
少女の心臓は一つしかない。例えば美術室、彫刻刀でさせる距離にいたのに刺さなかった。それは不自然。
莫大な劣等感は、膨大な努力と肥大化したプライドと小さな笑顔だけをおいていって遠くの海に流れていった。近所の池に流れてくれなかったことを恨んだ時期もあったが、今ではそれすらも思い出。嘘をついてはいけないと物心つく前からわかっていたのに俺は毎日当たり前に嘘をついてきた。
「about a girl
about a girl
about a girl」
これも嘘。
今俺は自分の才能のなさがかなり、すこし、もっとすこし、それでもすこし、絶望。
少女はあまり頭が良くない。
「about a girl whose glasses」
メガネを変えたほうがいいとアドバイスしなかった君たちが悪い。
なぜ、その責任を俺の人生を代償にせねばならん。
さぁ?
もし俺が一つに生きるのなら俺の死に方は自殺ひとつ。
それを避けるために、眼鏡なしでの京都帝国大学。
これはabout a boy
「about a girl's color」
考えたことなかった。
けど強いていうならイエロー。
Knowが現在進行形にできないのは英語の欠陥。
あと一年半を切った。
ここから始まる。
好きな色?しいていうなら白色。
これは本当。