Bubbleの今後のアップデートまとめ(2023.10.25時点)
こんにちは!
10月25日にあったBubble カンファレンスで2024年に向けた新しいアップデートの情報が多く入ってきましたので、簡単にまとめて紹介したいと思います!今回はとてもネイティブアプリ化の実現というとてもうれしい情報もありますので、ぜひご参考ください!
ネイティブモバイルアプリの構築
今回の1番の目玉情報です!
ついにBubbleでネイティブアプリが作れるようになります!これは本当にうれしいですね。今まではBDKを使用して構築することはできましたが、今後はワンクリックでネイティブアプリができるようになるようです。
主な特徴は以下となります。
Bubble内のデータベースやバックエンドワークフローをそのままネイティブアプリ化できる
作成したアプリをエディター画面からアップルストアに直接申請を行える
作成したアプリはデバイス上でリアルタイムでプレビューできる
また、このネイティブアプリのアップデートは2024年の中旬を目途に現在も開発中とのことです。
こちらを一早く利用したい方は以下のウェイトリストから登録することで、利用できるようになるのでぜひ登録しておきましょう。
AI を活用したアプリ開発
続いての情報はBubble AIがついに搭載されるというものです。
様々なプラットフォームでAIを活用した事例が増えてきておりましたが、ついにBubbleにもAIが搭載されます!
2024前半に搭載され、以下の特徴があります。
自然言語(恐らく英語が主)を使ったデザインの自動構築
ページまたはアプリのデザインを自動で開発
上記が実装されれば、デザインが苦手な方でもよりアプリ開発に注力できるようになりますし、開発速度がより短期で行えるようになりますね!
バルクデータ操作
各種データ処理の速度が向上しています。
「make changes to a list of things」の処理速度が2倍
「schedule API workflow on a list」の処理速度を10倍
処理速度が上がり、よりスムーズな構築・利用ができそうです。
また、「delete a list of things」についての処理速度向上も上がる予定とのことです。
より改良されたコンポーザー
アプリ構築をよりスムーズにするために、コンポーザーを改良中とのことです。改良点としては、編集の容易さ、構造を視覚化するための自動括弧、より良いキーボードコントロールを可能にするような使いやすさを目指しているようです。
なお、このコンポーザーについても2024年初めに全体的にリリースされる予定です。
「custom events」の機能拡張
Bubbleではcustom eventを使用することで、重複した処理を1つにまとめることができます。
さらに、今後の追加アクションとして「response data」のアクションが追加されることで、返されるデータの名前とタイプを示す 1 つ以上のフィールドを設定できるようになります。これにより「前のアクションの結果」を使用して親ワークフローでそのデータにアクセスできるようになることで、よりアプリの保守と整理ができるようになります!
ここについては、正直理解できていない部分もあるので、実際に設定できるようになったタイミングでまたご紹介させて頂きます。笑
まとめ
今回は10月にあったBubbleカンファレンス2023のトピックについてご紹介させて頂きました!
こうやってBubbleから新たな追加機能やサービスが打ち出されていくと、まだまだノーコードの未来は明るいなと感じました!
ネイティブアプリを作るならBubbleだとちょっとしんどいし、AdaloかFlutterFlowで作るかーといったこともこれからはなくなり、Bubbleを学べばほとんどのことは解消できる未来がくるかも?
それでは今回もお読みいただきありがとうございました!