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TikTok for Business APIはなにができる?
こんにちは!今回はTikTok for BusinessのAPIについてご紹介させて頂きます。
日本でも流行っているTikTokですが、いままでインサイト情報や投稿情報等をAPIで取得することは困難でした。
しかし、2023年7月より、Accounts APIが公開され、ビジネスアカウントに関わるAPIが利用できるようになりました!
今回はこのAccounts APIについてどのようなことができるのかをご紹介させて頂きます!
TikTok for Business APIとは?
TikTok for Business APIは2020年に公開されたAPIで、広告を行うユーザーや法人向けに公開されたものです。そのため、基本的なAPIのメソッドは広告投稿に関わる情報を取得・発信するためのものです。
そして今回新たに追加されたAccounts APIは、広告だけでなく、ビジネスアカウントに関わる情報を受発信できるようになり、よりマーケティング活動の幅を広げることができるようになりました。
コンテンツ管理と配信
ビジネスアカウントでは、TikTok for Business APIを使用して、コンテンツを管理することができます。具体的には以下となります。
アカウント情報の取得
投稿情報の取得
コメントやリプライの取得
自投稿にきたコメントへの返信やリアクション
自アカウントに関わる基本的な情報は取得することができ、また返信やリアクションも行うことができます。
さらにwebhookも利用することができるので、リアルタイムでの受発信を行うこともできます。
ユーザーエンゲージメントの分析
Accounts APIではエンゲージメントを分析するためのデータにもアクセスすることができます。具体的に取得できる項目は以下になります。
いいね数
コメント数
シェア数
リーチ数
再生数
合計再生時間
平均再生時間
動画を完了まで見た割合
国別視聴者割合(TOP10)
どこから投稿へきたかの割合
おすすめ
フォロー
ハッシュタグ
音声関連
プロフィール
検索
かなり多くのデータが取得できますね!
これらを用いることで、コンテンツのパフォーマンスを評価し、より魅力的なコンテンツを作成することができる足掛けになるのではないかと思います。
オーディエンスの洞察
TikTok for Business APIは、フォロワーのデモグラフィック情報や行動パターンに関するインサイト情報も取得することができます。これには、フォロワーの性別、地域分布、またオンライン状況などの情報が含まれ、ビジネスアカウントではこれらの情報を基にターゲットをより細かくセグメント化することができますね。
広告管理
Accounts APIとは別になりますが、TikTok for Business APIを使用すると、広告キャンペーンの作成、配信、最適化を行うこともできます!APIを通じて広告のパフォーマンスデータにアクセスし、リアルタイムでの調整を行うことが可能ですので、マーケティング予算の効率的な運用を行うことができそうです。
ただし、この広告管理を行うMarketing APIは有料になりますので取り扱いには注意が必要です。
まとめ
今回はTikTok for Business APIの中でもAccounts APIについてご紹介させて頂きました!
インサイト情報やコメント送信、さらにはwebhookが利用できるようになったことで、マーケターにはかなり有難い分析ツールとして利用することができそうです。
アップデート等の情報もありますので、また新しい情報が公開されましたら紹介させて頂きたいと思います。
では今回もお読み頂きありがとうございましたー!