買い物中まで人と電話するほど忙しい用事はない
昨今、ワイヤレスイヤホンの普及などにより、イヤホンをしながら買い物をしたりイヤホンをしながらランニングしたりする人をよく見る。
自分の好きな音楽やラジオ(その他諸々)を聴きながら作業をしたり好きなことをするのはとてもいいことだと思う。
しかし、電話をする人はあまり共感できない。
外を歩いていると、急に大きい声で話し始める人が最近多くいる。
一瞬自分が何か悪いことをしたかとヒヤッとする。
後々様子を見てみると電話をしていることに気づく。
私に何か言っているのかと勘違いするのでやめていただきたい。
ワイヤレスイヤホンの普及で、電話の受話器を耳につける姿勢をとる必要がなくなった。
そのためただ走りながら大声をあげている怪しい人に見えてしまうのだ。
客観的な目を持ってほしい。
そしてもう一つ。
買い物中に電話をしている人だ。
レジに並んでいると、前の方で会計をしながら誰かと電話をしている人をしばしばみる。
大前提、会計をするときにも電話をするほど忙しい人は買い物にくるべきではないと思う。
店員「レジ袋ご利用ですか?」
客「いりません。」
電話相手「(何か言う)」
客「え~考えられない~」
店員「ポイントカードはお持ちですか。」
客「ないです。」
電話相手「(何か言う)」
客「まじで謝ってほしいんだけど~」
電話相手の声は聞こえないので、一見店員さんにお客さんが怒っているように聴こえる。
しかし実際は、レジの店員とお客さんの会話と電話先の友達とお客さんの会話。というようにお客さんは2つの話題を同時並行して会話するというプチ聖徳太子っぷりだ。
そんな器用なことができるお頭なら会計中に電話をすることが迷惑なことだと気づいてもよさそうだが。
これは偏見だが、だいたいレジ中にまで電話で話す人の電話の内容はくだらないものが多い。
電話は急用のときにするもの。
内容も急を要するものである。
こういった価値観は古いのかもしれないが、少しは店員さんの立場になって考えてもらいたい。面と向かって、全く知らない恋愛の話をお客さんが話し始めたら戸惑う。
レジの店員さんも何かあったのかと「ビクッ」としているではないか。