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人生100年時代を生き抜く力-そこそこx3思考法セミナー(2) -考える力1

前回からの続きです。先日実施したKT(Knowledge Transferセミナー)をnoteで再現する連載企画の第2回です。全体的なセミナー内容、Agenda、目的、注意点については、第1回を参照下さい。

今回は、ボクの自己紹介とともに、7つの力のひとつ「考える力」のその1を説明します。このAgendaを見ると普通は、「ベーススキル」から説明しそうなものですが、意図があり、「考える力」から説明しています。

考える力

「学んだこと、聞いた話から、何を得るのか、どう得るのか」つまり、思考法を「考える力」と言っています。

KTはもう6ページまで進んでいます。その間にもボクの説明がなされています。ここまでは、Agenda、目的、注意点など前フリ的な内容で重要ではなさそうです。

でも、通常の場合、プレゼンターは意図を持ってプレゼンストーリーを構成しています。ボクも意図をもって、Agenda、目的、注意点などを最初に説明しました。そのプレゼンターの意図を意識して「考えましょう」というメッセージを最初にお伝えしたく、「考える力」を最初に持ってきました。

時たま、セミナーで最初にAgendaを説明しない人がいます。あくまでもボク自身の考えですが、とても乱暴に感じます。これから1時間、2時間の方向を示さないまま「自分の話に付き合え」と言っているのと同じです。

受講者はタイトルに惹かれ、合意のもと話を聞きます。しかし、これからどんな話をして、なにを感じ取ってほしいのか、そのためにどういう構成で話をするのかを事前に説明するのはマナーだと思うのです。

そして、話を聞く上で気になるだろうことを事前に説明しておくのもプレゼンターの責務だと考えます。お金を取る取らないにかかわらず、その人の大切な1時間、2時間を専有することになります。予め想定しうる疑問は最初にコメントすべきです。

ボクの場合は、「無償で2時間半もKTを実施するには何かしらと思惑があるはず」と受講者の方が感じると考えました。本当に純粋な目的で実施、ある意味、自分の趣味でやっています。そのことを示したく、KTの目的を最初に話しました。少しは安心して聞いていただけたのではないでしょうか。

また、注意事項も最初にお伝えしました。つまらん、と思ったら、即KT(オンライン会議)から抜けていいこと。自分に興味のない内容を延々2時間も聞くのは苦痛です。礼儀としてとりあえず参加するなどの対応はボクには不要である旨を伝えました。

内容はかなり自信があります。しかし、合う合わないは当然あります。自分には合わないと思ったら、いくら無料のKTだからといって抜ける権利はあります。それをまずはお伝えしました。

この前フリをしたのにはボクなりの意図があります。まず、ボクの性格を知ってほしかったのです。

無償で自分のキャリア形成や資産形成した内容を2時間半かけて話す気前の良さ*、そして気に入らないなら遠慮せずに会議から抜けてくれてOKというドライさ**

*と**はどう感じられたかは不明ですが、おそらくニュアンスは似ているかと

それをボクを知らない受講者は無意識に感じたはずです。それをあえて認識してもらいたく、最初に「考える力」をもってきました。その意図で自己紹介をお読み下さい。

自己紹介

自己紹介については、下記でかなり詳しくさせていただいています。ボクに興味を持って頂いた方は是非、こちらも御覧ください。

KTでは2022年の最新の状況とともに、1ページで自己紹介をしています。表面的な肩書やラフな経歴といった感じです。また右上では副音声的にこの経歴の俗的な補足をしています。ボクの経歴をボクがどう認識しているかを書いてます。

ポートフォリオワーカー

ボクをひとことで表す言葉は、ポートフォリオワーカーです。noteの自己紹介にも書きましたが、この表現をとても気に入って、いつも使っています。

ポートフォリオワーカー
ライフステージに合わせて複数の仕事を組み合わせる働き方、生き方を実践する人

LIFE SHIFT/リンダ・グラットン著

現在は、

  • 外資系IT企業プロダクトマネージャー

  • 資産管理法人代表(要は不動産投資家)

  • Kindle作家

  • 新築不動産投資塾プログラムマネージャー

が表面的な肩書のようなものです。新築不動産塾プログラムマネージャーは、「マーケティングフレームワーク実践編」としてnoteでも書いています。正確には肩書ではないのですが、ボクのかなりの時間を使って、この塾運営に関わっています。ボクを認識してもらう上で特徴的です。

プロダクトマネージャーのスキル(製品/サービスラウンチ、3C、SWOT、STP、4P、そしてプロジェクトマネージメント)を、IT以外の分野で応用しています。分野的には不動産投資のため資産管理法人代表とも関連しており、2つのスキルを活かせています。

直接的な報酬はもらっていませんが、ボクが新築不動産を建てる際の設計費用50%Offという約束を建築士の先生と結んでいます。金額価値にすると、300-500万円*ぐらい。

まー建てられないと意味ないのですが、楽しいのでOKです。ちょっとお小遣いもらってやったところで、税金で30-40%持っていかれてしまいます。この”成功報酬”の方が夢があります!

*300-500万円:新築不動産の場合の設計料は一般的に建物価格の8-10%。1億円の建物の場合は800-1000万円が設計料。その半分なので400-500万。建物が1億円いかない場合もあるので、300-500万円と記載

年収8桁/資産法人CF8桁/金融資産1億

ボクを知らない人にボクを認めてもらうための実績です。実際に給料明細、決算書、金融資産一覧を見せる訳では無いですが、まーそこは信じてもらいましょう。

どうやってこれを実現したかは

  • 転職7回(して給料を上げてきて)、35歳から8桁(年収1000万円をもらい続けている)

  • 不動産投資歴10年、法人で一都三県に複数棟(の不動産を所有し、そのCF:Cash Flow/収益が8桁、1000万円以上ある)

  • その結果、金融資産が1億円になった

ということを説明しています。

右上の副音声にも書いていますが、ボク自身、頑張ったなーという気持ちは当然ありますが、じゃースゴイか、というと、本当にそうは思っていないのです。もっとスゴイ人は沢山いて、そこまで”スゴイだろう!”という気持ちにはなっていません。

でも、客観的に見ても、給料8桁、不動産CF8桁、金融資産1億超は、そこそこはいいのかな、とも思います。なので、いつも自分のことは「そこそこ」と表現してます。

金銭的に見ると、Financial Independence(経済的自立)状態で、一気にFIRE(FI, Retire Early)しても大丈夫かもしれませんが、ストレスなく「そこそこ」の給料をもらえているので、このままで良いのかなと思っています。

年齢的にもアラフィフで、娘が社会人になったので教育費は必要なくなりました。しばらくは経済的ゆとりをもてる生活をエンジョイするのもありかと考えています。

速読/速聴家

noteでは度々書いていますが、ボクはかなり本を読みます。正確に表現すると、多くの本を3倍速で「聴く読書」します。蔵書や途中で読むのをやめた本を含めると3000冊超、月50-100冊増えているので、もっとあるかもしれません。

そういう意味では知的インプットは怠っていないつもりです。自分の知識が陳腐化する、時代錯誤的な発想でしか物事を捉えられなくなるのに恐怖すら感じています。またその状態を認識せずに発言する人間を軽蔑もします。そうならないためにも、この知の鍛錬は死ぬまで継続するつもりです。ボクの趣味でもあり日課です。

この多読家というバックグラウンドをもって、KTで説明する内容はUp To Date、ある程度最新情報、最新の考え方だと思う旨、お伝えしました。実際に、このKTでは「重要な考え方を本で補って理解してほしい」と伝えています。その根拠が蔵書3000冊超の多読でもあります。

箱根でデュアルライフでワーケーション中

お金の話だけでなく「ライフスタイルも楽しめるようになりました」もお伝えしたい内容でした。人それぞれの夢や希望、好みがあるので押し付けるわけではありません。ただ、ボクがFinancial Independenceを獲得し、実現したかった夢を実践していることをお伝えしました。

今の目標:たくさん寄付をすること

自己紹介noteにも書いていますが、「自分は今とても幸せだなー」と思います。これはひとえにいろいろな人に助けられたからに他なりません。で、あるなら今度は自分が返す番かな、とも思ってます。

自分の給料や不動産のCFから寄付すればいいのかもしれませんが、そこまでの覚悟はないのが正直なところです。

そこで、自分が得た知識を人に伝え、その対価として得た印税等は寄付したいなと考えています(1/3ですが💦)。それをお伝えしました。

なかなか書くのが遅く、進みません。
いつ終わるかわかりませんが、気長にお付き合いいただければと思います。


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