#note文芸部 はじめました!
皆さま、こんにちは!
普段noteでエッセイを書いたり、作家さんの掌編小説やエッセイなどを朗読させてもらったり、もたレディオというゆるいラジオのパーソナリティをやっている おまゆ と申します。あれれ?さては小説あんまり書いてないんじゃないの?と思った方、
ご名答…。
実は私、今までほとんど小説を執筆したことがありませんが、過去に書いた数作品は「おまゆさんの小説集」というマガジンにぽそっとしまってあるので、是非読みに来てください。
何かを始めるのってとても勇気がいりますよね。この活動も、やりたいな~いいねいいねと数人が集まってからもう二ヶ月近く経つんです、実は。それでもやっぱりなかなかGOできない。この記事も、かれこれ書き始めてから半月が経ってしまいました。消しては付け加え、消しては書き加えを繰り返しています。それでも今これを諦めずに根気強く仕上げようとしているのは、このお話の発起人でもある、ちょっと不器用だけど真っ直ぐすぎるひとりの作家さんの存在が大きいのです。
今日は最近ちょこちょこ告知していた #note文芸部 の始動に際して、これからどのような活動をしていくのかお伝えしていきます。
1. #note文芸部 とは?
自分らしい個性豊かな作品を書き続けたい文芸作家さんたちを、note文芸部が応援する(一緒に書き続ける)というプロジェクトです。単発の企画ではなく、これから当アカウントで、時間をかけて、色んなことをやっていきたいなーっと思ってます!
noteの世界にいらっしゃるたくさんのクリエイターの中でも、文芸作品(小説、詩、短歌、俳句など)を書かれている方、アマチュア・プロを自ら名乗っているいないに関わらず、note文芸部では「作家」と呼ばせてもらいます。そしてその作家さんたちがゆる~く集まり、出会えたり交流したり、共同で活動する場所を提供します。それぞれの作家さんが思うような活動をしていくための一助になりたいと思うのです。
このアカウントは、あくまでも作家さんにとっての「部室」だと思ってください。なので、私たちと一緒にここでやっていきたいことを、私たちと一緒に考えてほしい。一緒に創っていきたい。文芸部に参加していただける皆さまが、好きな作家さんと好きなように楽しく交流できるようなアイデアをそれぞれに出し合ってもらいたいのです。
2.文芸作家さん募集!
まずは主役である作家さんがいなくては、私たちの活動は始められません。創作文芸に興味のある方、ぜひ私たちと一緒にこの活動を盛り上げてくれませんか?
noteで創作文芸作品を投稿されている方、ぜひご参加ください!
◆参加方法
私おまゆ @1066my1121 もしくは、まるぶんくん@note文芸部 @no_bun_info のTwitterにDMをください!
「文芸部に参加したい!」の一言で結構です。
(リプやこの記事へのコメントでもOKです^^)
または下記メールアドレスへお願いします。
notebungeibu@gmail.com
文芸部員になったからといって、note上での個人の活動に制限はないのでご安心くださいね。
そして参加してくれた作家さんの紹介記事を、一人一人大切に書かせていただきます。
※明日、神谷京介さんの紹介記事を見本として投稿します。そちらもぜひ読んでみてください!
3. #note文芸部でやりたいこと 募集!
いつもは個々で活動している皆さまがせっかく「文芸部」として集まるのだから、まずはみんなで一緒に始めてみましょう!
#note文芸部でやりたいこと を大募集します!
◆応募方法
「#note文芸部でやりたいこと」とハッシュタグをつけてツイートするか、私おまゆかまるぶんくんにDM、または文芸部メールアドレス notebungeibu@gmail.com に送ってください。
一言だけの簡単なものでも結構です!
「自分らしく書き続けたい」を、みんなで続けていきたいのです…!
note文芸部から更新される記事で、集まったご意見を整理しつつ再度ご案内できればいいなと思っています。
実施が決定した企画への参加は、必須ではありません、もちろん任意です。
また、最初から「企画!」としてがっちり作り込んでいただく必要はありません。
自分で言ったことが企画化されたら主導して進めなきゃ! なんてこともありません。あくまでもアイデアとして、なにか一言でもいいのでお気軽にお願いします。
多少無茶なものも大歓迎です。(たとえば、作家さんを集めて座談会やりたい! とか、こんなイベントやりたい! とかね。もっと小さなアイデアでもぜんぜんOK。なーんでも募集してます)
こちらについては、作家として参加…以外の方からもお待ちしています!
自分たちが創りあげた文芸部の活動が、カタチになる瞬間を共有してみませんか?
…と、そうは言っても今日始まったばかりなので、私たちからもひとつ #note文芸部でやりたいこと 提案させていただきますね。実は…
4.#noハン会 参加企画があります!
12月8日、都内で開催予定の一般noteユーザーによる非公式オフ会「noハン会」参加企画です。
近日中に別途、内容告知予定です! 皆さまに参加・応募いただく形の企画となっています。お楽しみに!
* * *
はいっ、ここまで読んでいただきありがとうございます!
このような感じで、note文芸部は始めは小さく活動をしていきますが、ご不明点ご質問がございましたら遠慮なくコメントやDMで連絡ください。私たちも手探りながら、皆さまの「自分らしく書き続けたい」を応援し、盛り上げたいと思っています。
ちなみに…
なぜ小説が書けない私おまゆが文芸部員になったのか。
私は正直言ってしまうと、小説を書ける人たちの脳の中がわからない。
文芸というのは型がなくて自由なもの。だからこそ創られた世界の中に潜む作者の考えや想いを読み解き汲み取ることって、なかなかエネルギーのいることだと思うのです。エッセイを読めば作者のイメージがふわっと湧いてくるのに、小説を読んでも作者のイメージがなかなか湧いてこない。でも小説家ってきっと独特な世界観をお持ちだろうから詮索しないほうがいいよね、なんて勝手に思ってしまい遠い存在に感じていました。(あくまでも私は)
私がnoteを始めた今年5月頃、この世界にもかつて何人かそのように感じる作家さんが存在しました。(今は実際に繋がっているので過去形にしますね)作品を読んでいくとその独特な世界観にいつの間にか引き込まれていたり、行ったことないのに作中に描かれている場所に居るような錯覚を起こしたり、主人公と同じ傷みを感じて胸を引っ掻かれたり。
その瞬間、作者の存在は忘れているのですが、読み終えてふぅっとひと息つくと必ず思うことがありました。それはやっぱり「この方はどんなことを想いながらこの作品を執筆したんだろう?」ってこと。けれどもやっぱり独特な世界観をお持ちだろうから詮索しないほうがいいよね、の考えが先行してしまっていました。
それから数ヶ月経って、私はある創作文芸企画に参加しました。ハンドメイドをテーマにした2,000字の掌編小説小冊子企画です。ここで私は人生初の掌編小説の執筆に挑戦したのです。
どこを舞台にしようか、季節はどうしよう、登場人物は何人、人柄を表すにはどう表現したらいい…私は目を瞑って自分が創りあげたショートムービーを、頭の中で流しました。会話をする親子の声が聴こえて、暖かい春の風を感じて、車のエンジン音が聞こえる。気付くとカチカチ手を止めることなくPCに向かい、あっという間に画面の右上にはあともう少しで2,000字というくらいの文字数が表示されていました。
「できあがった」というよりも「誕生した」という表現が正しいかもしれません。そして、共通のテーマで書かれた作品に何ひとつとして同じものはありませんでした。文芸の世界はやはり正解のない自由な表現が許される場所だということを感じました。
そしてこの文芸部の発起人である神谷京介さんと実際に会って話した日、小説を書き続ける人の熱い想いを受け取りました。
神谷さんは実に “興味深い”
Twitterやnoteのコメントなんかにも滅多に登場しないのに、ポンと出た発言がなんだか深すぎてちょっとついていけない(悪口ではないよ)。この記事を書くにあたり私は相当頭が煮詰まっていて、脳みそが挽肉と化していたとき、神谷さんにふとこんな質問を投げかけてみました。
このあと神谷論をたくさん話してくれたのですが、せっかくなのでここには書かないでおきます。でもこういう「ちょっと、変な話」って、すごく興味深くて。というのも、noteにはたくさんの人とコミュニティを広げている人もいれば、作品を淡々と発表するためだけにnoteという場所にいる人もいる。「文芸作品を創作する人」という括りは皆おなじなのに、それぞれの味は限りなく多様に存在しているのです、ふりかけパックみたいに。
引き出してみたらめちゃくちゃおもろい!とか、こんなところに同じ趣味の人間が!という発見が絶対あると思うんですよ。私は、神谷さん含め参加してくれる皆さんと一緒に文芸作家さんにはこんな味があったんだ、をもっともっと発見したい。そんな場所を作りたい。
それが私の #note文芸部でやりたいこと 。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは一緒に文芸部の輪を広げていきましょう!よろしくお願いします!
おまゆ
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