【クラファン音楽イベント】①開催前のスタッフ活動を振り返って【追記】
一昔前は想像だにしなかった、SNSマーケティング全盛期。
しかし、それだけでは大した集客は出来ません。
反対に、脚を使った宣伝告知だけでも、然りです。
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今回のASHIGARU DANCE 2019とダイノジ独演会。
SNSだけに頼らず、イベントを開催する会場のある街で、脚を使って宣伝告知に駆け回ることって、改めて大事なことだなと思ったシーンが、いくつかありました。
まず、薄々そんな気がしていましたが、だからこそこうして活動を始めたのですが、「宮古・田老鮭あわびまつり」にダイノジのお二人がやってくることは、私が回った店舗や施設の方々もご存知でしたが、前日に音楽イベントと漫才公演を開催することは、誰一人として知らなかったようでした。
「SNSにも限界はある」を、身をもって感じました。
効果がない、と言っているのではないです。
それこそフォロワーの少ない私の投稿を、ダイノジの大谷さんがリツィートしてくださると、そのインプレッションとエンゲージメント総数は跳ね上がります。
それでも、それを興味を持って受け取った人は来てくださるでしょうが、そのさらに向こう側へどこまで伝わるのか、初見の人となりそうな人の行動に繋がるかは、わからない。
SNSの場合、告知して、それを見た人が次にどう動くかが重要で、SNSだけに頼ってはいられない。だから、大谷さんでさえもチケットを手売りしている。
とにかく時間がない。人の目にとまるところへチラシを貼ってもらおう、置いてもらおう、と、宮古市出身の同僚にアドバイスを貰いながら、限られた時間で方方へ掛け合いました。
救いだったのは、訪問した店舗や施設のスタッフの方々の反応でした。
最も多かったのが、「あ、エアギターの!」
次いで、「こういうのあるんだ。楽しそう」
以下、「ダイノジさんって、音楽やってるんだ」「ライブハウスで漫才見られるのね」等々。
一番嬉しかったのが、
「あの人、好きそうかも。教えよう!」
という反応。
”どんどん広げて下さい。お知り合いの方で音楽が好きな方がいらしたら、是非教えて下さい。そして、お姉さんも是非いらして下さい。入場無料でドリンク1杯分だけいただきますが、絶対楽しいですから。”
これを笑顔で伝えられることの、なんと嬉しいことか。
”1人でも2人でも、見て来てくれるといいな”
そして、11月23日、アシダン当日、12時半。
カウンターアクション宮古の出入口で入場整理を終えて、一息ついていた時、一人の女性に声をかけられました。
「もしかして、イーストピアにチラシを持ってきた方ですよね?」
「掲示の申請が流れているのを見て知りました!初めて来ました!ありがとうございます!」
はじける笑顔って、ああいう顔を言うんだろうな。嬉しかったなあ。
今でも思い出して、染みます。
この女性、独演会も楽しんでいらっしゃる様子が見られました。
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一昔前は想像だにしなかった、SNSマーケティング全盛期。
しかし、それだけでは大した集客は出来ません。
反対に、脚を使った宣伝告知だけでも、然りです。
「ネットはリアルの加速装置」
どちらかだけでは足りない。
どちらも必須。
”フェスやライブへ足を運んでDJダイノジは聞いたことあるけど、
ジャイアンナイト/ジャイコナイトは行ったことがない”
この層を開拓したい。
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2019年9月23日。盛岡市内で開催された、いしがきミュージックフェスティバル。NEAT RECORDSの道路向かい周辺で単身、クラファン宣伝のチラシを配布していて、受け取ってくれた青年3人組を思い出しました。
「え!?DJダイノジ知ってますよ!宮古に来るんですか?すげー!!」
「無料!?おおーーすげーーー!!!絶対行きます!!!」
この2ヶ月間、自分を動かしてくれたのは、この3人組の反応でした。
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また長文になりました。
貴重な時間を割いて、読んで下さって、ありがとうございました。
周回遅れダンサーのことを書こうと思ってましたが、いつになるかな・・?