香港映画祭初参戦〜香港アクションの力と推しが増えた話〜
今年最後の運を振り絞り、1作品チケット取れました!
『武替道 スタントマン』
実はこの前香港旅行に行った時にこちらの作品観てきたのです。
その時は日本語字幕なんてないわけで7割くらいしか理解できてないと思うのですが、しっかり泣きました。
いや、感動したというよりか胸が苦しいシーンが結構あったかも。
今回はちゃんと意味を理解できてやっぱり泣いてました。
そもそも、香港で何の映画見ようかな〜って探した時に、テレンスラウ先生が出てる!ってなってこの作品に決めました。
案の定カッコいいし、かわいいし、スタイルも良くて
本当に華のある方だなぁ、、と ぽわんとなって見つめていると
アクションスターの役で出てきたお方、
フィリップ・ン先生のアクションに完全に心を持ってかれてしまいました。あれれ
無駄のない動き
キックが美しい✨
なんかゲームの中の人みたい😳
しかも今47歳なの???
どうなってるんだ、、
色々びっくりです。
大変申し訳ないのですが、この映画見るまで存知上げずでして日本に帰ってから例のごとく過去作品を買いました。
うーん、でもあんまり買えるものが少ない。。
オタクの性分には全然情報量が足りないのだけど!
映画祭当日早めに映画館につくとなにやら人集りが、、
近づくとまさかのフィリップ先生!
しかもツーショット撮ってる!
え!無料なんて良いのか?
せめてグッズとか買わせて欲しかった😭
課金させてくれw
ほーんとに心臓が飛び出そうでしたが、撮って頂きました。
念の為?持っていたバースオブドラゴンのDVDを見せたら
おぉ!ブルース・リー!と反応してくれました。
あれ、私ちゃんとお礼言えたかな?
頭真っ白で覚えていません。せっかく広東語習っているのに一文字も出てこなかった😂
ただ確実に思いました。
あーまた1人推しが増えた。
沼に落ちるのも全然怖くないんだから!
慣れたものです🫠
また前置きが長くなってしまった、、
映画の感想というか私にとってのアクション映画について。(※ネタバレを含むかもしれません)
アクション映画というと、この夏にやっとこさジャッキー・チェンや、倉田 保昭先生の映画を観ていて香港映画のアクションの歴史と凄さを今まさに感じているところです。
そんな時にこの映画は本当にグッとくるものがあり、色んな感情が渦巻きました。
いわゆる黄金期から衰退した時代?を私は良くわかっていなくて、いつ衰退したの?なんでそうなったの?かイマイチ実感もないのですが、
(詳しい方のお話聞きたい。。🤔)
ただ、やっぱり昔とは映画の撮り方や予算とか絶対変わってると思うし、いわゆる昭和のやり方じゃもう出来ないとかは理解できます。
あの、めっちゃ怒鳴るのとか、根性!ノーとは言わない!みたいなのとか日本の昭和の雰囲気と似てますね。
まさに『不適切〜』の世界みたい
私は昔の香港映画を観てると、
インド映画のド派手なアクションも楽しくていいけれど
生身で戦うリアルなアクションもやっぱりカッコいいなと改めて感じます。
超人的な技を繰り出してても同じ人間なんだ、とか、
その方の努力と歴史が見えたり、泥臭さみたいな生々しさが全部パワーになって画面から伝わってくる
てか昔の映画の決闘シーンってしつこいぐらい長くないですか?🤣
なかなか死なないし!
でもそれだけ熱量が半端なくて
だから昔も皆が、熱狂したんだろうな、、と今見ても思えます。
そこにやっぱりスタントマンは不可欠なわけで、顔が映らなくても、ケガしても誇りもってやってると思うと心底尊敬できます
まじでかっけーーー!!
それに、当たり前だけどやられる方がめちゃくちゃ上手いんですよね。
やる方がイマイチでもなんとか見えちゃうってものすごい技術。
それはやっぱり相手のことをちゃんと見てないと成り立たないと思うし、
アクションってやっぱりチームワークだ!
映画の中でテレンスラウの役(名前忘れた、、)が柱にクッション巻いたのも相手のことを思ってだし。
そういうのって実際にもあるんだろうなぁ
それで、この映画を観た後に、
以前にテレビのイッテQで観たやつを思い出しました。
みやぞんが、香港のアクションチームに入ってカンフーアクションをやってみるっていう企画。
みやぞんも器用だしどんどん上達するのがなんか見てて嬉しかったな〜
途中、サモハンの御兄弟の方?がめちゃめちゃ怖かったけどwそれほどやるなら本気で!っていう精神が感じられました。だって真剣じゃないとケガするとかあると思うし。そりゃそうだよね。
でも皆さんが本気になってやってくれて、最後出来上がったアクション観てなんだかとっっても感動しました。
本気でやってくれたのもそうだし、プライドというか、魂みたいなものを感じられて本当に協力してくれてありがとう!って気持ちになりました。(誰目線?w)
そんなアクションチームの皆さんも、もしかしたら昔よりもお仕事が少なくなったりしてたのかな?なんてよぎりました。
アクション映画のルーツには香港映画があったわけで、それは揺るぎないものなんですよね。
今回私はチケット取れなかった『トワイライト・ウォリアーズ』が来年公開されるし、本当に楽しみ!
もっともっと日本でも香港映画が観れるといいな。
これからもワクワクさせて欲しいなんて思ったりします。
広東語の次は詠春拳習おうかな🤔