リアリティとライフ
(これはRE_PRAYについての「続き」のnoteです。よろしければ前半をお読みになった上でお読みください)
2023年11月4日、さいたまスーパーアリーナで僕は「RE_PRAY」を見た。このタイトルを聞いた時、こう呟いた。
ゲームがテーマだからPLAYと思いきや、PRAY=祈る。
一体この「祈る」というテーマはどのように表現されるのだろう。
そんな期待も抱いて向かった今日(このnoteは見た当日、興奮冷めやらぬままに電車の中で書き続けている)。いま抱く思いは、「これはPLAY ではなく、PRAYでなければならなかった」ということだ。
圧倒的な前半を終えて、30分の製氷と休憩。
僕は気になっていたもう1つのものがどうなっているか、携帯の電源を入れた。
大阪で生まれ、引っ越した後の1985年にも長く大阪にいた僕にとって、阪神タイガースという球団は心の中でどれだけ弱くともどれだけボロ負けしようともずっと大切なものとしてあり続けてきたのだけれど、今年は優勝し、日本シリーズ優勝に王手までかけていた。しかし気づく。今日は18時半プレーボールであることを。休憩はちょうど18時半まで。「なんで18時プレーボールじゃないねん!」ただの調べ不足を棚に上げた理不尽ないらだちを持ちつつも、席に戻る。変な意味で「リセット」された僕の思考。だが、後半が開始して、その思考は、1億光年先までぶっ飛ばされることになった。
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