生まれ変わるなら ~意味深な話~ #3
オレの名前は御手洗リュウジ。
生まれたときからオレの運命は決まっている。ある特定の任務をこなすためだけに与えられた命。そういっても過言ではない。
オレの任務は重大だ。オレがいなくなると多くの人が困惑するだろう。だから、オレは24時間体制で待機しているんだ。え?大変じゃないかって?そりゃあ大変さ。だが、頼ってくれる人のことを思えば大したことはないさ。
そんなことより、オレはフン慨している。誰に対してかって?中途半端にしか役にたてていない自分自身にさ。
またしても、中途半端に交換されてしまった。どうしたら俺は最後まで使命を果たすことが出来るのだろうか。
それにしても、俺の職場をこんなにも綺麗にしてくれている秘書(清掃員)には感謝しかない。
芯のあるヤツになるのは、まだ先のことになりそうだ。もうひとつ目標が出来た。何かって?
見て解るだろう?隅に置けないヤツになることだ。
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