パン焼き器を借りた話

先日パン焼き器を買いました。いや、違うな。正確には、借りました。

もうだいぶ前から、パン焼き器がほしいという煩悩により手がつかなくなってたんですよね。

「パン焼き器 おすすめ」でググり、パン焼き器がもたらす豊かな暮らしを想像しては、その一方で、買った後に使わなくなることを同じように想像して、身動きが取れなくなっていたのです。恋焦がれたパン焼き器をついに手に入れた挙句、それが負の遺産となる未来を誰が受け入れられましょう?

そんなわけで長期に渡り、パン焼き器がもたらすある種の「夢」にうなされつつ、折り合いをつけて生きていたわけですが、あまりにも検索してる時間も長いしどこかでこの気持ちにけじめをつけなければと思ったんですよね。

ただ、どうしても部屋の一角に鎮座するGarbageにするわけにはいかないという確固たる信念は揺るがなかったので、いったん借りてみることにいたしました。そこで来た子がこの子です。

マニュアルはかなりくたくたになっており、使いまわされてきた感がありました。笑

12ヶ月経つとうちの子になるらしいので、このままうちの子になるか‥?という情はわきますね。

で、早速作りましたよ。ええ。

パンの匂いで目覚める朝。プライスレス。


で、それはいいんだが!まあね、夜うるさかったっすね〜。

夜中にがったんばったんこねくり回し始めた時には、コンセント引っこ抜いたろかと激怒いたしました。もしかしたらセットの仕方とか、中古だからとか、の影響なのかしら。とりあえず、朝に焼きたてのパンを食べたくば夜は耐えなさいという訓示をいただきました。

ただ、それで敗軍の将となるのも癪なので、一通り作ったるわ!ということで昨日は餅を作りましたね。


いやん♡うまい♡

それはいいけど、餅をこねくり回すパーツ(羽)にこびりついた餅の片付けなどがちょっと萎えましたね。餅自体も食べるサイズにひとつずつあんまりうまく丸められないし。ここは私の力不足によるところですが。

そして今日はね、甘酒を作りました!これが今のところ一番ヒットかも。


普段圧力鍋で作っていましたが、それと比べてかなり市販の甘酒っぽい粒度になりました。ミキサーでもかけたかのような。

圧力鍋でカレーとか匂いのつくおかずも結構作りまくってる関係で、ちょっと微妙に甘酒にカレーの香りが漂うみたいなことを懸念していたので、パン焼き器で甘酒を作っていくというのはなかなかありかも。甘酒美味しいよ!


そんなわけで、特に結論はありませんが、私のパン焼き器にまつわるエトセトラをとりあえず記しておこうかと思い、筆を取った次第です。

契約の関係上、3ヶ月はレンタルするので、それまでにパン焼き器との未来をどうしていくか考えていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。





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のださとし
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