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マスク時代のよさこいソーラン

3年ぶりに北の大地、札幌に初夏の風物詩〜よさこいソーランまつり〜が帰ってきた。
毎年、カメラ片手に踊り手さんのエネルギッシュな姿を写真に収めて、自分も元気をもらおうというイベント。2020年、2021年は新型コロナウイルスのために、残念がら中止になったお祭り。

しかし、3年ぶりに帰ってきた、そのまつりはなにか様子が異なる。いつももらっていた元気がなぜか十分にもらえない。自分が歳を重ねすぎて、元気を受け取る気力も衰えたのか?

 いや、理由は違うところにあった。それは、踊り手さんが全員マスクをしていること。大会出場規約にマスク装着があるのだろう。一人も例にもれずマスクをしている。
マスクをしていると、表情からもらえるエネルギーは半減いや、三分の一いかになるのだと思う。いつもハツラツとして、笑顔一杯で、踊っている姿に観客は感動を覚えるのだと思う。

にっくき新型コロナウイルスめ!
とはいえ、おそらく、こんな特別な年はこの先もないだろう。写真に収めておくことはよさこいソーランまつりにとっても、大事なことだと思う。
何かと曲がり角に入っていた、このまつりのあり方を考えるいいきっかけになると思う。

凛としたシーンではマスクも悪くない?
黒いマスクで整列
マスクをしたまま激しい踊り。しんどそう。がんばれ!

 それにしても、マスクをしたまま、あの激しい踊りを3日も4日も、こなしていくのは踊り手さんも大変だったろう。今回は元気をもらうというより、「頑張れ!」と心のなかで応援した。今年は最高気温が20度程度とそんなに熱くなかったのは不幸中の幸い。
演舞後の拍手も例年以上におおきく送った。

きっと、何年か後に2022年よさこいソーランの写真を見返したときに、なぜ「皆マスクをしているのだろう?」とすぐには思い出せないくらい、通常の生活を送っていることを切に願う。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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