X-T5 でYOSAKOIソーラン祭りを撮る 2024
今年もYOSAKOIソーラン祭りがやってきた。現在、ハラスメント問題でマスメディアを賑わせている長谷川岳議員は、この祭りの創設者の一人であるが、そんな無粋なことは言わずに純粋に楽しんだ。
昨年、X-T5を入手して1ヶ月半の状況で撮影に投入し、その時のレポートは以下のとおりである。事前にこの投稿を読み直したうえで、撮影に臨んだ。
なお、昨年からの変化点として、ファームウェアが数回バージョンアップしている。動体のAF機能も向上しているはずで、そのあたりを意識しながら撮影した。
結論から言うと、
(1)動体AF(瞳AF)は確実に良くなっている。
(2)温度上昇にはやはり弱かった。
AF-Cカスタム設定は、昨年と同様に以下の設定とした。
昨年との定性的な比較になるが、フレーム内から顔を認識するまでには若干時間がかかる印象だったが、一度見つけてしまえばうまく追従してくれる印象であった。横顔でも瞳認識してくれたので、昨年よりは歩留まりが良くなったと思う。
作例はすべて、X-T5とタムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDを使用した。今回は、客席の前の方で観覧したので、踊り子との距離も短く、18mmから使えるこのレンズの便利さを改めて実感した。
さて、「(2)温度上昇にはやはり弱かった」について、気温は25度程度、コンクリートの照り返しと時々直射日光が当たる状況。もうすこし粘ってほしかった。と書いたところで、新しいファームウェアでは、温度上昇を高めに設定することができることを思い出した。今度はこれを試してみようと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。