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【X-T5】写真機材との付き合い方が変わった理由
はじめに
以前、ソニーのαシリーズやニコンのDシリーズを使っていた頃は、新しいレンズや機材を手に入れることで今までとは違う、より良い写真が撮れると錯覚していました。そのため、あまり使用しない画角にもかかわらず、手頃な価格のレンズをつい購入してしまい、中途半端な画角のレンズが手元に増えてしまうという状況が長く続いていました。
機材の増加と引き出せないポテンシャル
レンズが増えると、写真を撮る限られた時間の中で、どのレンズも十分に活用するのが難しくなります。結果として、せっかくの機材のポテンシャルを引き出せずにいたように感じます。
富士フイルムX-T5と「今ある機材をじっくり使う」スタイル
そんな中、富士フイルムのX-T5を使い始めてからは、自分の中で少し変化がありました。新しい機材を次々と手に入れるのではなく、今ある機材をじっくり使い込みたいという欲が強くなってきたのです。その背景には、愛用している二つのレンズの存在が大きいと感じています。
愛用のレンズが変えた撮影スタイル
1本目は「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」。このレンズは「神レンズ」とも称されるほど評価が高く、50ミリ換算の画角がスナップや花撮影に最適です。画角さえ選ばなければ、これ1本でも良いかもしれません。
もう1本は「タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」。便利ズームとして幅広いシーンに対応でき、ハーフマクロとしても使えるため、これ一本でほとんどの撮影がこなせます。
これに、たまに「XF16mmF2.8 R WR」を加えて撮影に出かけ、時間をかけて撮影を楽しむことが一番の幸せじゃないかと感じています。そしてその時間をつくるのが最大の課題と思っています。
消費活動への疑問と結び
一方で、次々と発売される新製品に飛びつき、消費していくスタイルにも好奇心を抱きつつ、それが果たして本当に楽しいのかという疑問もあります。たぶん自分にとっては、今の「じっくりと時間をかけて楽しむ」撮影スタイルが一番の喜びなのだろうと思います。
最後に、後に、16-50ii や500mm6.3の記事を書くようなことがあればごめんなさい🙏
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