【X-T5】消えゆく昭和の名残、高架下に広がる昭和の空気感
わたしのnote記事は主に「北海道遺産」や「写真の話」を題材に投稿しています。少しマニアックな内容が多いため、それほど多くのPV(ページビュー)は得られていない状況でした。
そんな中、かなり気まぐれで薬師丸ひろ子さんのコンサートについての記事を投稿しました。もともとPVが多くないため、大きな注目を集めることはないだろうと思って書いた記事でした。
ところが、蓋を開けてみるとPV数がみるみる上昇し、普段は3桁に届けば良い方だったのが、なんと4桁を記録してしまいました。薬師丸ひろ子さんの人気によるものなのか、それとも芸能関連の記事が注目を浴びやすいのかは分かりませんが、非常に驚きました。
薬師丸ひろ子さんといえば、昭和から平成、そして令和に至るまで活躍されている女優であり歌手です。昭和から現在まで第一線で活躍しているなんて、改めてすごい方だと感じます。
前置きが長くなりましたが、そんな昭和の面影を今も残している私の地元、新札幌駅界隈。このたび耐震化工事を行うため、2025年3月をもって高架下のお店や飲食店が閉店することになりました。
そこで昭和の姿を今に伝える新札幌駅界隈を、Fujifilm X-T5を片手にスナップ撮影してきました。おそらくこれが最後になるであろう町並みを記録に残すために。
新札幌駅は1978年(昭和53年)に開業しました。当時は駅の周りには何もなく、原っぱの中にぽつんと駅が立っているような状況でした。
その後、1977年(昭和52年)に「サンピアザショッピングセンター」がオープンし、1981年(昭和56年)には札幌市営地下鉄が新さっぽろまで延伸しました。これを機に新札幌エリアは一気に発展します。
高架下に新札幌名店街が開業したのは1982年(昭和57年)のこと。その後も、
1990年(平成2年):駅ビル「新さっぽろ駅ターミナルビル北棟」(デュオ1)が開業
1992年(平成4年):駅ビル「新さっぽろ駅ターミナルビル南棟」(デュオ2)が開業
と、大型施設が次々に追加されました。違う時期に大きな建物が増築されいったため、さまざまな建物が複雑に絡み合い、まるでジャングルのような独特の雰囲気を醸し出しています。
新札幌全体の雰囲気については別の機会に詳しく紹介するとして、今回は高架下エリアに焦点を当ててご紹介したいと思います。
雰囲気を出すために、フィルムシミュレーションは「クラシックネガ」を選びました。
最後までお読みいただきありがとうございました。