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【X-T5】フィルムシミュレーション総ざらい X RAW STUDIOで簡単現像

X-T5のフィルムシミュレーションは種類が豊富で、どれを選ぶか迷ってしまうことがよくあります。普段はフィルムシミュレーションブラケット撮影で、3種類をその場の雰囲気に合わせて選んでいますが、後で見返すと「あっちを選んでおけばよかった」と思うこともしばしばです。

そんなときに便利なのが、富士フイルム純正のアプリケーション「X RAW STUDIO」での現像です。この純正アプリを使うメリットは以下の通りです。


  1. カメラの画像処理エンジンを使うため、本物の結果が得られる
    →Lightroomなどでもフィルムシミュレーションを再現できますが、カメラ本体が生成する画像とは厳密には異なります。やはり、カメラの画像処理エンジンを使うと、より「本物」の画が得られます。

  2. PCの処理性能に依存しない高速な画像処理が可能
    →カメラとUSBケーブルで接続し、「カメラ内」で現像を行うため、PCのスペックに依存しません。画像処理ソフトでは、低スペックのPCだと処理が重くなることがありますが、このアプリでは一瞬で画像処理が完了します。

  3. PCの大きなモニターでプレビュー表示できる
    →撮影時にはカメラの液晶やファインダーでしか確認できませんが、このアプリを使えば、PCの大きな画面で色合いなどを確認できるので、とてもわかりやすいです。

セットアップは超簡単なので、手順の紹介は割愛します。それでは早速、フィルムシミュレーションを総ざらいしてみましょう。

撮影済みのRAW画像に対して、X RAW STUDIOをつかって、次々とフィルムシミュレーションのみを変更してRAW画像したものです。ASITIAとモノクロについては、Y/R/Gフィルターは省略しています。

Provia
Velvia
ASTIA
クラシッククローム
REALA ACE
PRO Neg.Hi
PRO Neg.Std
クラシックネガ
ノスタルジックネガ
ETERNA/シネマ
ETERNA ブリーチバイパス
acros
モノクロ
セピア

いかがでしたでしょうか?

同じ画像に全部のフィルムシミュレーションをかけたことは、個人的にもあまりなかったので、なかなか興味深い結果となりました。
どれが好みかは、ここでは語らないこととします・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。


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