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ヤなことそっとミュートと私と日常

2022年6月26日に現体制の活動を終了したヤなことそっとミュートが、自分からどう見えていたのかの記録。
同6月末時点での自分の思い、感謝、順番に振り返っていたら凄い文字数になったのでお好きなように読んでいただけたらなと思います。


ヤなことそっとミュートとの出会い

ヤナミューと出会うまで

2017年が始まる頃にはWACKのファンになっていた私は今のTwitterアカウントを作り、いわゆるライブアイドルの情報を追いかけ始めた。当時はまだBiSHも地下との距離が近く、Twitterで追いかけているうちに少しずつ近い界隈の情報が入ってくるようになる。
タイムラインに流れてきた誰かのツイートで、中でも強くおすすめされていたのが、ヤなことそっとミュートPassCodeだった(2016年あたりの界隈の空気感を知識として知った今となっては、納得の選定基準だなと思う)。

大学生になると自分の時間とお金の使い方がある程度自由にできるようになるもので、どうやらApple Musicというものに加入すれば好きなWACKのグループの曲達が定額で聴けるらしい、と知って加入したのが2017年の8月。それまでは音楽番組とYouTubeが音楽を聴く中心だったのに比べると、聴くことのできる曲数が圧倒的に増えて世界が広がった。せっかく沢山聴けるので色々聴いてみようと思って聴き始めたWACK以外のアイドルが、上述の経緯で気になっていたPassCodeと、そしてヤなことそっとミュートだった。2017年の秋から冬頃のことだったと思う。

ヤナミューの音楽と日常

ヤナミューの音楽にハマった方の当初の感想を見ていると、ガツンと殴られるような衝撃を受けて落ちたというタイプの人が多いように思う。そしてそういう方は往々にして、初期のヤナミューが志向している(らしい)90年代オルタナ・エモの音楽を自分の中のロックの初期衝動として持っている方が多い(たぶん)。

けれどそういった音楽の素養がなかった自分にとって、ヤナミューの音楽の受容は「衝撃」という類のものではなかった。初聴の印象は「聴きやすくて良いな、好きだな」くらいのものだったと思う。
それどころか「王道で聴きやすいポップスだ」とすら思っていた(知識がインプットされた今では大変恥ずかしい。少なくとも王道ではないし、聴きやすい類ともちょっと違うだろう。一方で、直観的ににそう感じるくらいのメロディーの親しみやすさを持っていることもまたヤナミューの魅力だと理解している)。

当時通っていた大学が自宅からバスに揺られて90分ほどのところにあり、毎日往復3時間は音楽を聴きながら過ごすことが日常になった。そのときリリースされていたヤナミューの唯一のアルバムが『BUBBLE』で、繰り返し繰り返し聴いていた。前述の通り、最初はガツンとハマった訳ではなくて、なんとなく良いなと思いながら聴いていた。そしていつの間にか好きになっていた、というのが最も近い感覚であると思う。
これまでに聴いたことのないコーラスの重なり方、ボーカルのロングトーンに絡む別のボーカル、4人の、それぞれに特徴がありつつも1つの色彩に統一されたような綺麗な声。不思議な感覚だった。
ヤなことそっとミュートは、奇しくもそのグループコンセプトが言い表しているように、日常の中にスっと入り込んできた。これが自分とヤナミューとの出会いだった。

初めての現場と「IDOL by…」への感謝

遠征という選択肢がほぼなかった当時の自分が初めてヤなことそっとミュートを見る機会に恵まれたのはその出会いから約半年後、2018年4月のヤナミュー初九州上陸遠征だった。
2ndワンマン"echoes"のライブ音源もヘビロテして、すっかりヤナミューのファンになっていた私は2月のチケット発売当日に即購入。

迎えた4月、結局、初めての現場はそのライブ前日の、タワーレコードでのトークイベントになった。一月後にリリースを控えた『MIRRORS』のリリースイベントレギュレーションだった。トークの内容も、レコーディングしたばかりの音源を先行公開して感想を語る、といった内容だったと思う。
余談ながら、直後に決まっていたpaddleツアーを指して「福岡(九州)がないツアーを全国ツアーと呼ぶな」とメンバーが自虐してくれたのが一福岡民として嬉しかったのをよく覚えている。YSM SIX TOUR、お前のことだぞ。

初上陸以後、現体制終了まで計3回に渡るヤナミューの福岡遠征の全てを実現してくれることになるイベント「IDOL by…」さんとの出会いもこの時が最初だった。上記のツイートの熱量感から察した方もいるかもしれないが、「IDOL by…」にも関わっている当時のタワレコ福岡パルコの店長さんがヤナミューのファンだったりした(ことあるごとにヤナミューのTシャツにタワレコエプロンで勤務されていた)。福岡でヤナミューを見ることがなければ確実に今の自分はいなかった。東京から遠く離れた九州福岡の地でヤナミューを何度も見ることができたのはこのあたりの関係者さん達の熱意あってのことだと思っているので、この場を借りて感謝申し上げたい。4年間ありがとうございました。

当時すごく嬉しかったPOP。

ちなみに店長さんはその後秋葉原店に異動されたので、都内の方もその恩恵を十分に受けたのではないかと思う。

トークイベントの感想としては「みんなかわいい!」だった(そりゃそう)。実はこの時点までメンバーのことをあまり把握しておらず、はっきりと認識していたのは歌声が一番好きで、お顔も一番好きだったなでしこさんだけだったように思う。その点、ゆっくり座って4人の顔と名前を一致させながら楽しめるトークイベントは初現場として最適だったかもしれない。


初めての特典会は、以後4年間推し続けることになるなでしこさんの列に並んだ。アカウント認知があって嬉しかったのと、「初めてがトークイベントなのはヤバいね、ゆるゆるな感じでごめんね~!明日(のライブ)はちゃんとかっこいいから楽しみにね!」といったことを明るく話してくれたのが印象的だった。

初めてのライブ

翌日、迎えた初めてのヤナミューのライブ。長尺の対バンイベントでフロアの入れ替わりが激しかったこともあり、ライブは最前で見ることができた。

この時初めて行ったスカラエスパシオさん、好きな箱です

当時の感想ツイートの引用はちょっと恥ずかしいので避けるが、私はこれ以後ヤナミューのライブや音源の感想として繰り返し「多幸感」というワードを使うようになった。激しい楽曲と独特なダンスの中に咲く4人の笑顔、白い衣装とマイクが縦横無尽に舞う光の世界、どこまでも伸びていくような綺麗な歌声、観ているこちらまで全員が自然と笑顔になるような、幸せのステージ。それが、現在まで変わることのないヤなことそっとミュートのライブの印象だった。

プレイリストにして保存してある初めてのライブのセトリ。いやセトリ強くない…?

前述のような経緯でヤナミューというアイドルに出会った自分にとって、ヤナミューは地下ライブアイドルという世界の扉を開いてくれた存在に他ならなかった(WACKはあまり外の対バンに出ないし、現在のPassCodeはもっと出ない)。今追いかけているグループのほとんどとの出会いのきっかけをくれたのはヤナミューで、そういう点でも人生を変えてくれたグループだと思っていたりする。


ヤナミューを追いかけた日々

レナちゃんの脱退

地方であまりお金を持っているわけでもない学生だったため、その後もあまり頻繁にライブに通えた訳ではなかった。高頻度でリリースされる新規音源を楽しみにしながら、Twitterに流れてくる情報を追って、希少な福岡遠征と、自分が東京に行くときに行けるライブを探す、というスタイルで応援していた。

在宅を極めているツイート

レナちゃんの脱退は衝撃だった。初期メン3人時代を知らない自分にとって、ヤナミューはあの4人で完成されたものだと思っていた。レナちゃんのいないヤナミューは想像できなかった。多方面に力強い年長3人のパフォーマンスの中で、ふとした瞬間に浮かび上がってくるようなレナちゃんの儚い歌声や姿が大好きだった。配信も含めるとこの4人体制を見た回数が1番少ないけれど、この先もずっと大事にする思い出をもらったと思う。

つかりん加入とメジャーデビュー

2019年末から2020年1月にかけての怒涛の展開は見ていて本当にワクワクした。つかささんの加入、ヤナミューのこれまでを全部背負って先へ進んでいくようなレイラインのMV公開、そして満を持してのメジャーデビュー。

メジャーデビューを記念したリリースイベントと全国ツアーも発表されて、いよいよこれからという前向きな空気がTwitter上にも溢れていたところで、例のあれがやってくることになる。

コロナ禍のヤナミューと私

初の福岡公演を含むメジャーデビューツアーの中止は本当に悲しかったものの、皮肉にもコロナ禍という環境は地方在住のオタクにとってかなりのアドバンテージを産んでくれた。それもそのはず、それまでたまにしかライブを見られていなかったのが、配信の普及でほぼ毎回のライブをリアルタイムで見ることができるようになり、おうちチェキでやりとりの頻度も上がったのだから。
特にこのライブを毎回見られるというのは嬉しいもので、TLに現れる現場にいた人や配信を見た人の話題に日単位でついて行けるようになったのは本当に革新的だった(それまでは頑張って数ヶ月単位だった)。

メジャーシーンでの3回のリリースイベント、Zoom通話、メンバーそれぞれに工夫を凝らした自主配信企画、シブヤノオト、なでちゃんの関ジャム。当時は虚無の日々だと思っていたりもしたけど、今思い返せばこの期間の思い出は本当にたくさんあって、率先して色々やってくれたヤナミューのみんなには感謝しかないです。

これは関ジャムの感想

たくさん通っている方からすると本当に悔しい期間だったと思うので恐縮だけど、この期間でTwitter、スペースなどを通してヤナミューのお話ができるFFの方が増えて、節目のイベントなども画面越しにリアルタイムで追うことが出来たので、自分にとってはヤナミューへの帰属感を高められた良い期間だったと思う。

つかりんの脱退

つかりんの脱退、即日新メンバーの加入が発表された。
あの日の情緒なき感情ジェットコースターとTwitterの様子はなかなか忘れることができないと思う。いろんな事情(主にコロナ)が重なって遠征を控えていた私は、結局つかりん体制を一度も生で見ることができなかった。それでも、配信ライブを見た回数で言えばあやたす体制に匹敵するくらいは観られたのではないかと思う。メジャーデビューという晴れやかな舞台、そして同時に終わることのない逆境でもあったこの期間のヤナミューにいてくれたつかささんには本当に感謝している。

最近になってこの時のなでちゃんのブログ(『🔥』というタイトル)を読み返したのだが、レナちゃん脱退の時から現在まで繋がる本当に良いブログなのでぜひ今一度読み返して見てほしい(FCブログっていつまで読めるのだろうか…)。

あやたす加入

新メンバーお披露目公演となったフィロのスツーマンも、地元で配信で見ていた。この日フィロのスの4人がリスペクトを込めて贈ってくれた『ベスト・フォー』は絶対に忘れないし、好きすぎてその話ばかりしている。

新メンバー彩華さんの第一印象(そして最後の最後まで本人に伝えることになる印象)はこれ。

その後すぐのインスタライブであやたすはKPOPが好きということが判明、しかも自分の推しグループの話が通じることも分かり、これはお話しに行くしか!!となったりした。

初めて4人体制を観られたのは、現体制最初で最後の福岡遠征となった2021年9月のヤナミュー福岡遠征2Days。
ヤナミューを生で見ること自体がかなり久しぶりで、彩華さんが入って輝きを増した『天気雨と世界のパラード』に本気で感動して、自分の中のヤナミューの存在の大きさを再確認した2日間だった。

あやたすとの念願の初会話はKPOPトークでいきなり打ち解け、初対面とは思えないほど盛り上がってしまい、以後現体制終了まであやたすの列にも並ぶようになるきっかけとなった。趣味の話が通じるって本当に素敵なこと。

押しグルのポーズで撮らせてもらったチェキ。
あやたすはいつも「むらだんは同じ界隈だからね!」と言ってくれる

そして"ファイナルモード"へ

4月22日

その日はごく普通の平日で、翌日に私生活で大事めなイベントがあったので準備しつつTwitterを眺めていた。現体制終了のお知らせは突然のようでもあり、なんとなく嫌な予感はしていたようでもあり、ただ現実味がなく受け入れられないまま目の前を滑っていくタイムラインを見ていた。
メンバー4人のコメントがあまりにも良くて少し安心したのと、誰もが混乱したままに開催されたスペースでFF内外の皆さんの心境を聞けたことでかなり落ち着いて翌日を迎えることができた。
余談ながら、その日ほぼ同時にPassCodeのMAWALOOPカムバックが発表されていて感情がぐちゃぐちゃだったりもした。

翌日のミシェルツーマンは発表前から配信で観ようと決めていたので、前述の大事な予定の後すぐに画面の前で待機。この1週間前にナラちゃんのミシェル卒業も発表されていて、互いに痛みを抱えたツーマンになったな、と思って見ていた。とはいえライブは互いにとても良くて、固定カメラ配信とは思えない満足度だったのを覚えている。
ヤナミューメンバー4人のMCでのコメントも前を向いた素敵なもので、悲しみは拭えないもののこれからの2ヶ月を楽しみにさせてくれるような、いいライブだった。ちなみにこの日を最後に『遮塔の東』はラストライブまで封印されている。

この直後くらいからヤナミューの歌詞を読む連投ツイートを始めてみた。
元々歌詞を読むのは好きでよく考察ツイートっぽいことはしていたのだが、集中的に読んでまとめて繋げて、を続けたことでかなり曲とグループへの解像感が上がった気がした。BUBBLE収録曲まで完走したあたりで626を迎えてしまったのでそこまでの更新としているが、興味がある方はぜひ #ヤナミューの歌詞 を見てほしい(あやたすに「読んでるよ!」と言ってもらえて嬉しかった)。

そして5月、最後の日まで1日でも多くライブを見たいと思った私は、その時発表されていたスケジュールの中で最も日程の都合が合い、イベント単体で見てもアツかったMAWALOOP大阪のチケットをとった。私なりのファイナルモードの幕開けだった。

むらだんなりのYSM SIX TOUR

最後のツアー、開催地一覧に九州はなかった。MAWALOOPの特典会で一花さんに「最後どっかで九州遠征入んないかな〜って思ってるんだよね!行けたらいいな!」と言ってもらったことでかなり救われた気持ちになった。優しい。

地元ではもう観られないことが確定したので行ける公演は全部行くぞ、くらいのつもりでいたのだが、ツアー初日埼玉は年単位で動いている私生活重大イベントと被っていたため諦め、栃木はチケットが取れず、ツアー参戦は名古屋・大阪2公演だけの予定となった。その後発表されたaquarifaツーマンベルミューツーマンの2日間は全力でチケットを叩いてなんとか自力購入に成功。自力で4公演叩けたのであやたすに「強(つよ)・オタクじゃん…」と言われウケた。これまでが弱(よわ)・オタクだったので最後の最後にこういうムーヴができてよかったなとは思う。

こうして始まった私なりのツアー?4公演は本当にあっという間だった。4/22以降FFの方が増えていたこともありたくさんの出会いがあって、皆さん本当に良い方で、もっと最初から自分からフォローしたり話しかけたりして交流させていただいていたらよかったなと結構後悔した。
最後だけぽっと出てきたオタクにも優しくしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

aquarifaツーマンはaquarifaさんのこの曲があまりにも「アイドルとファンの関係性」すぎて刺さって抜けなくなった。

ヤナミューのライブも、コラボのorange、生ドラムセットのライブと、ファイナルモード抜きにしても貴重で行けてよかったと思えるステージだったと思う。

ベルミューツーマン、個人的にベルハー'22のメンバーがとても好きなこともあって楽しみにしていたのだが、蓋を開けてみると自分の想像を超えて凄い現場だった。好きになったコンテンツはルーツなどを辿ってしっかり「勉強」したいと思うタイプのオタクなので、BELLRING少女ハートとはいつかしっかり向き合わないと行けないな、と思っていた矢先のサブスク解禁、新メンバー(しかも好きな人たち)による再結成だったのだが、2016年のフロアを実際にその目で見てきた人たちと一緒にあのツーマンライブを浴びることができたのは、自分の一生の中でみても貴重な経験だったと思う。「多幸感」を振り撒くだけではない、人を射殺すような目をしたメンバーが見られる、熱量溢れるヤナミューのライブ。最後にあれをまた経験することができて本当によかった。

ツアー名古屋についてはTwitterに感想を、大阪についてはnoteで詳細なレポートを書いているので感想戦はこの辺りにしておこうと思う。また、6/26の感想はいつか機会をとって文章にしたいと思っている。

名古屋

大阪

親愛なるヤなことそっとミュートへ

最後に、メンバーそれぞれへのメッセージを書いて結びとしたい。

レナちゃん。
あなたがいたヤナミューだから好きになれたよ。
ライブ中のミステリアスな雰囲気、儚くどこか胸をかき乱されるような歌声、聴くだけで自然と笑顔になるようなかわいらしいイントロ煽り、全部全部大好きでした。
ヤなことそっとミュートというグループのアイデンティティが完成したのは初期メン 3人にレナちゃんがいてくれたからこそだと思います。
願わくばもっと見ていたかった。いなくなったあの日から今も変わらずずっと、レナちゃんがどこかで幸せでいてくれていることを祈っています。


つかりん。
きっと自分には想像もつかないほど大変な日々を過ごしたことだろうと思います。ただでさえあの3人の中に後からの加入という状況に加えて、コロナという未曾有の逆境。そんな中でもつかりんなりのやり方でヤナミューの大事な時期を支えてくれたこと、本当に感謝しています。
Lily、Stain、レイライン、4人で披露する曲のパフォーマンスを観るたび心躍らせていました。
一度も顔を合わせる機会がなかったのは残念だけど、画面越しにたくさんその成長を見ていました。ありがとう。
つかりんなりの道での成功を祈っています。


一花さん。
ファイナルモードになるまで一花さんの列に並ばなかったことがヤナミュー最大の後悔かもしれない!!
そんなやつなのに最初の会話で「むらだん、わかるよ!え、本当に初めてだっけ?全然そんな感じしない、いつもありがとうね!」と朗らかに言ってくれて、4年分全部救われた気持ちになりました。大感謝です。
達者なイラスト、お絵かき配信、歌唱面を支える安定したコーラスワークと『フィラメント』に至るまでのボーカル面の圧倒的な成長、随所で見せる細やかな気遣い、ずっと見ていました。
最初から最後までヤナミューにいてくれてありがとう。


まにさん。
ヤなことそっとミュートとは間宮まにのことである、と言っても過言ではないと思えるほどにグループを象徴する存在だったと思います。
「ヤなことそっとミュートの中で身長が高め」というbioが密かに好きでした。人を殺すような目、笑顔、長い手足が映えるダンス、切ない歌声、特典会でのよく喋る明るい姿。読めない字を急いで書きながら最後までたくさんお話ししてくれるのが好きでした。
ヤなことそっとミュートでない まにさんはまだ想像できないけれど、逆にここで終わる人ではないと確信もしています。
また活躍する姿を見られることを楽しみにしています。ありがとうございました。

あやたす。
あやたすには最初から最後まで伝えたいことを伝え続けることができたと思っているので、重ね重ねになってしまうけど、本当に本当にありがとう。
あやたすにとってはまだ始まったばかりのキャリアで、ヤナミューを続けるという選択肢ももしかしたらあったのかもしれない、その中であやたすが今の4人のヤナミューを心から愛してくれて、今のヤナミューと共に終わることを選んでくれたことを本当に尊く思うし、そんなあやたすがいてくれたヤナミューだから最後まで好きでいられました。
きっとあやたすとはまたどこかで出会えると思っています。離れても「同じ界隈」だからね!また笑って話せるの楽しみにしてるよ。またね。大好きです。


なでちゃん。
なでしこさんに出会って4年半ほどが経ちました。
伝えたい気持ちはここには収まらないのでお手紙に書きましたが、改めて感謝を伝えたいと思います。
なでちゃんは自分にとっても、みんなにとっても本当に誇れる存在です。最後の最後まで、あなたが目指した、あなた自身が誇りを持って演じていた「強くてかっこいいアイドル」だったあなたを心から誇りに思います。
あまり頻繁には通えなかったけれど、自分の日常の中にはずっとなでちゃんがいました。なでちゃんとの4年間の思い出はずっとずっと大切に心の中にあります。最高の推しです。ありがとう。大好きです。
「私は一生歌を好きでい続ける、これだけは確かなこと。」そう言ってくれた最後のMCも、大切にします。
そして願わくば、またいつか光のあたる場所で、なでちゃんの歌を聴けることを願って生きていこうと思います。またね。


ヤなことだらけの日常をそっとミュートしても何も解決しないかもしれないけれど

学生生活最初の年に出会ったヤナミューが、学生生活最後の年に終わった。そんな偶然一つとってみても、ヤナミューは自分にとって「日常」の中にある存在だった。
ファイナルが終わった今もヤナミューがもういない、ということに実感はあまり湧いていない。受け入れる、受け入れないとかそういうことではなく、ヤなことそっとミュートはこれからも自分の「日常」に寄り添い続けてくれる存在であると信じている。


皆さんの幸せを祈って。
2022年6月30日

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