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マラケシュ×バルセロナ日記2014 マラケシュ編①

いまアザーンをBGMにこのメモを書いています。
昔年の憧れの地、モロッコはマラケシュにて。
期待通りの異国情緒に興奮!

今回の旅。
初めてのアフリカ、初めてのイスラム圏、初めての夫婦での海外旅行。。初めて尽くしのてんやわんや珍道中を恥ずかしながら公開します。。

まず、目的地のカサブランカまではエミレーツの乗り継ぎ便でドバイ経由。

成田の搭乗口でフランス人の家電オタクのおじさんと出会う。。まだ出国前からこの旅の珍道中は始まる訳です。。

このムッシュー、ヨドバシやらITOYAやら東急ハンズで沢山の買い物をして、大量の紙袋を手に持っていて、手荷物がいっぱいだから運ぶの手伝ってくれと言われ、強引にいくつかの紙袋を持たされるはめに。。日本好きの一人旅外国人を無碍にもできず、そのまま飛行機の出発まで夕飯を一緒に食べたり、お土産さがしに付き合ったり。。このムッシューは東京バナナが大好物だとかで大量に購入してらっしゃいました。

マイペースなムッシューに若干疲れたものの、食事中に私達の旅先のモロッコのオススメベリーダンスのお店やプールを紹介してくれたり、変な日本語の冗談を連発してきたりで、なんだかんだ笑いの絶えない楽しい思い出ができたのでした。

手荷物検査まではこのムッシューと共に過ごしていたのだけど、あまりの手荷物の多さに係員に止められて預け荷物への変更手続きのため別のカウンターに移動するムッシューと一旦お別れ。

ムッシュー大丈夫だったかなー?と心配だったけれど、飛行機の中で無事に搭乗できたムッシューを遠巻きに発見。一安心。早朝にトイレで会った時などハイテンションでコンニチハと挨拶してきたり、マスクしてたら外してみろと言われ、何かと思ったら『スーパーかわいい!』とお世辞をいってきたり終始陽気:)

褒めてもらうのはお世辞でも嬉しいけど、オタクのおじさんに言われる『スーパーかわいい』から、どうしても村上隆のスーパーフラットを連想してしまい、この人の目に映るわたしはアニメキャラクター的なカワイイなんだろう…という気がして何とも言えない気持ちになった。

エミレーツの機内食はどれも美味。大満足。

飛行機に乗るとやたらと眠くなるわたしは、とにかく食っちゃ寝を繰り返しているうちに、あっという間に乗り継ぎ地のドバイに到着。降り際にビジネスクラスのシートを撮影。

ドバイ国際空港はとにかくギラギラしていて面白い。こんなバーチャルな人がお出迎えしてくれたり、

土産物のラクダも金ピカ。

異国情緒を堪能した後、カサブランカ行きの飛行機に搭乗。乗ってからの記憶はほぼありません。ずっと爆睡だったから…こんなに眠り呆けて脳みそ溶けやしないかと心配になるレベル。

唯一の記憶は機内食。これも激ウマでしたね。エミレーツ最高♡

長い移動時間を経てようやくカサブランカに辿り着いて、マラケシュまでの移動は電車で。

事前に電車の手配はしていなかったから窓口で切符購入。指定席の一等は満席と言われ、地元の人で溢れる二等席に乗車することに。。

シートのボロボロ感や窓ガラスの汚さにも異国をひしひしと感じます。
車窓から眺めるピンク色の大地と建物がとても印象的。

乗り換えのカサボヤージュ駅では、電車の到着ホームが急遽変更になり、地元の人の動きを真似て線路を歩いてホームを移動。
線路歩いたのって踏切以外初で一瞬のことでもテンションあがります。

二等車両は混んでいてとても座れる座席なんかないから、窓際で立って外を観ていたものの、1時間もすると疲れが出てきてキョロキョロ挙動不審に空席を探してたら、キッズ2人連れのご家族のパパが子供たちを一つの席にまとめて座らせて一つ空席をつくって座りなさいと声をかけてくれた。

そのパパはその後しばらくしてから、主人にも自分の席を譲ってくれて、一時間近く立って乗車してくれた。
ありがたい!!
たまたま乗り合わせた観光客にこんな親切にしてくれるなんて、なんて素晴らしい人柄なんだろう!
見習わなきゃな。

4〜5歳の女の子と7〜8歳の男の子は東洋人が珍しくて仕方ない様子で、つぶらな瞳で何度も何度もわたしの顔を覗き込んできて、劇的な可愛さに胸を打たれる。

ずっとパパになにやら話しかけてるけど、何語なのかもわからない言葉で全く理解できないでいたら、男の子に肩を叩かれて、パンのような食べ物をくれた。お礼にチョコレートをあげたら、更にマフィンをくれたりして一緒に食べて何だか和やかな感じ。

女の子もしきりに話しかけてくれたり、一緒にiPhoneでLINEのスタンプや日本で撮った写真を見せたりして長い時間遊んでいたら、女の子のママがもうすぐ到着するから、遊んでくれてありがとうとお礼を言いなさい。的な事を女の子に言った。(言葉分からないけど子供を躾ける親の動きってどこも一緒だな。という印象。)
女の子は照れてモジモジしていたけど、ご家族に親切にしてもらったお礼に…と思って日本で買った髪の毛用のかわいいゴムをあげたら、とても喜んでメルシー!メルシー!!と言ってくれて嬉しかった。

日本では何でもやたら撮る習性があるのに、異国にテンション上がるとともに気が張っているようで、この電車移動中の写真を撮り忘れるという大失態。

でもまぁ写真がないからかえって記憶に鮮明に焼きつくってこともあるかもしれないし、異国情緒溢れる電車移動は素敵な思い出となりました。

唯一撮ったのは、マラケシュ到着時のホーム…

泊まっているリヤドや街中の様子はまた明日!

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*この記事は2014年11月に別のSNSに自身の旅記録としてメモしていた文章に追記、再投稿したものです。

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