マラケシュ×バルセロナ日記2014 マラケシュ編②
マラケシュ駅から宿に向かうための送迎手配をしていなかった為、駅からとりあえずフナ広場までタクシーで移動。
ここまではスムーズ。さてフナ広場から目的地のリヤドまではどうやって行ったらよいのやら?
そこまで物々しくはないものの、フナ広場はテロ警戒体制で銃を持った警察官が沢山いた。それがかえって旅行者には安心な気もするけれど、なんとなく緊張もした。
警察官の1人に近づいていって、
Bonsoir monsieur. Je voudrais aller à ici.
下手なフランス語で住所を書いた紙を見せながら目的地までの道順を訊ねてみると、親切に目印になる店の名前などを交えながら説明してくれた。
これでなんとかなるかなー。と呑気に構えたのが間違いで、言われた通りに歩いているつもりでも、ここは
マラケシュの旧市街。城塞都市で迷路のように入り組んだ街…完全に居場所を見失って放心状態になっていると、地元の青年が現れて、道案内してくれるという。
こんな見知らぬ人に頼んで大丈夫なのかな?と不安だったけれど、青年の隣には5〜6歳の少年もいてニコニコしている。
思い切って着いていくと、ちゃんと目的地まで寄り道もせず送ってくれました。道案内料はせびられたけどね。でもこの人いなかったら辿り着けなかったもんなー。と、日本円にして1,000円くらいかな?渡しちゃいましたね。少ない!と言ってたけど、そこはごめんだけどシカトして予約していたリヤドの重厚な扉を開けてみると…
外の喧騒が嘘みたいな楽園が広がっておりました。
看板猫のオスマはとっても人懐っこくて誰の膝の上にも平気で乗ってきます。
フランス人マダムのセンスが随所に光る内装にテンションうなぎ登り。
オーナーのブリジットは、チェックイン手続き後、オススメレストランやカフェ、ハマムの予約の仕方やタクシーに乗る時の価格の相場等、事細かに教えてくれました。すごい早口の英語によるマシンガントーク。
一通りおしゃべりした後、二階のお部屋に案内してもらいました。
まず目を引くのが窓枠。美し過ぎる。
石造りのバスタブも素敵。お湯につかれるってありがたい!
タオルがカエルになってるのがまた擽られる。
そしてベッドメイキングも♡
フナ広場は夜にたくさんの屋台が出ていて、治安の心配もないから、遊びに行ってみなさい!と、ブリジットに勧められて、その気になっていたのに、気づいたら寝落ちしていました…
街歩きの様子はまた明日!
*こちらはオスマとは正反対であまり姿を見せない美人さん
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*この記事は2014年11月に別のSNSに自身の旅記録としてメモしていた文章に追記、再投稿したものです。
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