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産休〜出産〜退院まで毎日続けられたこと
産休初日から退院日まで毎日続けられたこと、それはGoogleカレンダーに行動を記録することだ。始めた理由やどんな風に書いたかを共有したい。
この記事はこんな人におすすめ
まもなく産休に入る
毎日どう過ごそうか悩んでいる
仕事以外での達成感を得たい
日記を書く気力は無いけど、産休中・出産・退院までの思い出を残したい
産休に対する漠然とした不安
産休に入ると仕事をしなくなるので平日の予定が真っ白になる。社有PCも携帯も使用禁止になるので、社会との関わりが無くなり、生産的なことを出来なくなるのが不安だった。
もちろん、妊婦として健診に行ったりベビー用品の準備などやるべきことも沢山あったが、それ以外で「毎日生活してて偉い」って自分を褒める何かが欲しかった。
そんな中バンドメンバーであるohbaryeが、Googleカレンダーに”仕事以外”でやったことを記録していると知る。
先ほど述べた漠然とした不安を解消出来そうだし、これなら自分でも続けられそうだと思い、早速真似してみた。
こんな感じで記録していた
産休開始3日間
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スケジュールが埋まるのが楽しかったので「タスク」ではなく「予定」で全て入力した
前日までに入力しているものもあれば、後から修正や追記したものもある
家事・近所に買い物といった些細な活動も記録するのがポイント
「2024年度収支シミュレーション」は、家計簿を見直す作業のこと(仕事風に予定を入れて社会性を保っていた)
趣味のバンド活動は産休中も継続し、ライブに向けて練習をしていた
ディズニーランドはウィークナイトパスポートで満喫した(園内での行動も記録したら動きに一切無駄が無くて笑った)
出産直前3日間
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いつ生まれてもおかしくない期間に入り、電車移動も出来なくなったので近所をひたすら散歩して眠くなったら昼寝をするワンちゃんみたいな生活を送った
妊娠初期から健康そのもので過ごしてきたが、大きすぎるお腹によって手足のむくみ、寝汗に随分と悩まされ、最後2週間はさすがにしんどかった
寝苦しくて起床時間がどんどん早くなった
まさか母を駅で見送った数時間後、前駆陣痛から本陣痛が続けて訪れるとは思わなかった……
最後まで英語の勉強を続けてきて偉い
入院直前〜産後3日間
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自宅で陣痛と6時間くらい戦い、痛みレベルがMAXになり、病院に連絡して入院(すでに子宮口6cmだった)
そこからスピード出産
「これ明日入院かも」と思って深夜に眉ティントした自分グッジョブ
「しばらく何も食べられないかも」と思って前日に作ったベーグルをかき込んだ自分グッジョブ
仕事のカレンダーでも見たことのないスケジュールの埋まり具合である
一睡も出来ずに出産に挑むことになってるし、いま見返しても面白い
続けてみた結果
仕事をしていなくても「今日も自分偉い!」と思えたのでメンタルが常に安定していた。
(自分がアクティブ健康妊婦だったことも多少は関係あると思うが)
規則正しい起床時間、勉強のモチベーションが保てたのも間違いなくこれのおかげだった。
一日単位で見ればシンプルな記録だけど、それを6週間も続ければ日記に相当する立派な思い出の蓄積となった。
たまにカレンダーを遡っては、当時の思い出たちを噛み締め、明日の活力にしている。
いま振り返っても本当にやって良かった。