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影響力ゼロの主婦が、クラウドファンディングで 1千万円調達。 「涙の最終日 編」vol.6

私とみんなのクラウドファンディングが終了したのは、5月13日(木)23時。

目まぐるしい日々に飲み込まれ、あれからもう3ヶ月が過ぎてしまった。

このままでは永遠に書けそうにないので、いよいよ最終日の話をしようと思う。

当日のスケジュールはこうだ。

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【午前中】

応援部隊のみちぇるさん、よしえさん、まなみんさんなど集合・準備

【お昼過ぎ】長倉さんと一石さん率いるWillsがやまやま到着→BBQ

【19時】カウントダウンルームスタート。

【23時】クラウドファンディング終了。

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数日前から、クラファン応援部隊のみんなが、シェア用の画像を作ってくれシェア祭り。19時からのカウントダウンルームの企画を練ってくれた。

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朝から応援部隊のみちぇるさんや、よしえさん、まなみんさん、竹王子みんな続々とやって来た!

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お昼頃、長倉さんと一石さんの地方創生グループ「Wills」ご一行到着。

初めましての生長倉さん。笑

終始わたしはニヤニヤしていた。

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夫が「妻が大変にお世話になっております、ありがとうございます。」的なことを言うと「いえいえ 面白がってるだけなんで」とニコやかな感じが、これまた現実味がなくニヤニヤした。笑


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2月にクラブハウスで出会い、「猪原さん頭おかしいから応援しますよ」とずっと応援してくれた長倉さん。

たくさんのBIGな方達からの応援コメント、たくさんのご友人をご紹介くださった一石さん。

一石さんと一緒にアパレルブランドを立ち上げられ、今は食品関係の会社を経営されているたかおさん。

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そして、Willsの皆さん。

本当にかつらぎ町に来てくれた!!!!喜!

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長倉さんと一石さんとライブ配信もさせて頂いた!

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👉   ライブ配信をみる

この時点で598人の方が、873万円もご支援してくださっていたが、残り8時間で1,000万円という壁はものすごく高いものに感じていた。

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ライブ配信も何気に初めての経験。

皆さんに見守られながら、こんな状態。w

必死のパッチとはこのことぞ。

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全員とお話しできる余裕もなかったけれど、かつらぎ町に本当に来てくれたことが嬉しすぎた!!

皆さんが帰られた後、私はすぐにクラブハウスにログインをした。

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19時からカウントダウンルームの予定だったが、いてもたってもいられず、18時過ぎから絵本作家のぶみさんのルームに入った。

すると、のぶみさんは「猪原さんクラファン最終日だよね?」と覚えていてくれた。

カウントダウンルームは応援部隊のみんなに託して、のぶみさんのルームの方たちに最後のお願いをした。

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19時半にようやく入れた時、既に62人もの方がルームにいてくれた。

今までずっと応援してくれた名前がズラリ。泣ける。

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のぶみさんが私のルームに移動してくださり、神モデレートをしてくれた。涙 

みんながこぞってインバイト祭りをしてくれた。

おにぎりのよしこママが、「900万円の大台にのせるために48000円のいくわ!」「あたし、他の大きなルームに行ってみんな連れていくわ!」と言ってくれた。

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鈴木実歩さんが、ライン、FB、マイメッセのグールプあらゆる場所でシェアしてくれた。

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19時54分の時点で、残り86万円。ルームには96人の方がいてくれた。

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ちなみに私は、子どもに見つからないよう家から少し離れたトンネルの前に車を停め、スマホの充電を気にしながらとにかく必死だった。

スマホの向こう側にいてくれる方達に全神経を集中していた。

不安とドキドキの中、狭い軽自動車の中でスマホに向かっていた。

BIGな方がルームに入ってきてくださったおかげで、どんどん人が増えた。

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20時11分、ついにルームに100人の方が来てくれた。


" 急 展 開 は 最 後 の ギ フ ト ”


20時半〜21時の30分間に流れが変わった。

ある著名な方が、みんなに呼ばれてルームに入り「ごめんね。ごめんね。でも言っちゃいますね。」と否定的な言葉を出された。お酒もかなり入っておられたようだ。

好意的な温かい雰囲気から、一瞬にしてピリっとした空気に変わった。

「何かを主張することは、誰かを否定することと一緒。」「なんでお金を出して応援しなきゃだめなの?」という言葉に対して、モデレートしてくださっていたのぶみさんが「猪原さん頑張れ!この質問に答えらえたら、いける気がする!頑張れ!」と言ってくれた。

応援部隊のグループメッセージもこんな感じ(笑)


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これが生配信のいいところだと思う。

他のメディアならばカットされるような場面でもダダ漏れ。

私は、打たれ弱いところがあるので涙が溢れていたが、とにかく応援してくださった皆さんへの感謝の言葉で切り返していた。


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みんながヒヤヒヤしながら固唾をのんで聞いてくれているのが分かった。

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その著名な方は悪気があったわけでは全くなくて、泥酔されていたし、前提条件も知らないままインバイトされてルームに入ってきてくださったのだ。

この急展開は、私への最後のギフトだった。

ルームにいた全員がピンチを感じていた。笑

ドキドキ、ヒヤヒヤ、やばいやばい。不穏な空気。

全員を緊張状態へと導いてくれたおかげで、みんなが「有紀子さん頑張れ!!!!!」と思ってくれた。

私は、応援してくれた方への感謝の想いをとにかく必死で喋っていた。


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応援部隊のインスタグループでこんなやりとりがされていた事を、全てが終わった深夜に知って泣いた。

全ては、みんなが応援してくれていたからこその結果だ。


" ボ ス 登 場 ”


緊張状態がピークに達した時に、ボス長倉顕太 登場。


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長倉さんはルームの雰囲気を秒で変えてくれた。

「泣くとか本当しょーもない。お涙頂戴とかいらない。」と不安定な空気をバッサリ。

「長倉さんはどうやったら1000万円達成すると思いますか?」との質問に「ここにいるみんなが支援したらいくんじゃないですか?笑」と鼻で笑った。


この時ばかりは、もう!

まじでそーゆーところ好き!!!!!!!笑!!!!!!!!

と心の中で叫んだ。笑


そして、「このルームにいる人たちはほぼ支援した人だと思うんで、ここにいる影響力ある人がルームから出てライブしたらいい。ちょっと僕ライブしてくるんで。」


と消えた。


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長倉さんは、Willsのメンバーとシーシャバーに来ていたのに、そこから本当にライブ配信をしてくれていた。

その動画が、長倉さんのFBグループで見れるので絶対見てほしい!!

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いや、やっぱり見ないでほしい!

カッコ良過ぎちゃう!笑

特にドMな方は、心臓に負担がかかってしまうので見たらダメだと思う。

自分に自信がない男性も見たらダメだと思う。

かっこ良過ぎて嫉妬しちゃう。w


上記以外の方には特別に、この17分55秒の動画を見る方法をお教えします。STEP2ですぐ見れる。w

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【STEP1】FBグループに入る!

【STEP2】こちらのURLをクリックする!

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見ました?見ました????



もう!!!!!!!!!!!

長倉顕太!!!!!!

カッコ良過ぎませんか??????!!!!!!!!wwwwwww

やばくないですか???!!!!!


「シェア」って言葉、10年分聞いた!!!!!😭涙!!!!!



ちなみに私は、長倉さんに1円もお支払いしていない。

唯一お渡ししたものといえば、かつらぎ町のにんにく9個だけだ。

しかも、そのにんにく、食べてないと思う。w

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" 絵 本 作 家 の ぶ み さ ん ”


のぶみさんの話をしようと思う。

のぶみさんは夕方からずっとご飯も食べれないままずーっと中心でルームをまわしてくれた。

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のぶみさんがいなかったら1,000万円いってなかったんじゃないか?

本当にそう思うくらい神モデレートをしてくださったのだ。

のぶみさんはずっとクラブハウスでお母さん達と毎日毎日話をされていた。

何者かになりたいと願いながら、何者にもなれずに死んでいく人が大半。

私は、せっかくこの世に生まれてきたんだから何者かになって死にたいと思う。

それが誰かに嫌われたり炎上したり、面倒な経験もセットで付いてくるとしても、私は迷いなく後者の人生を選びたい。

歴史に名を残した偉人と呼ばれる人は、みな弾圧されてきた。

何もせず、じっとしていれば面倒な経験もしなくていいかもしれないけれど、そんな当たり障りのない人生を選ばず、使命を自覚して傷だらけになりながらも、進んでいる人を私は尊敬するし、信頼する。

これからも、子ども達にのぶみさんの絵本を読んであげたい。



” 大 ピ ン チ 充 電 が な い ”


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ここで私のFBの投稿が公開設定になっていないことが判明。笑

でも私は車の中で、気がつかない。

しかも、私のスマホの充電が切れそうだ。

ピンチすぎる。w

未だかつてないピンチかもしれない。


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みちぇるさんが充電持ってきてくれたけど、その電池もなかった。w

誰か〜!はやく充電器もってきて〜!wwww


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“ 鈴 木 実 歩 さ ん ”


私は、実歩さんのマイ・メッセージという講座を受講してから、自分の名前で顔を出しSNSを一からつくりなおした。

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クラウドファンディングの期間中、1時間のセミナーをさせて頂く機会をくださったり、多大なるご支援をしてくださったり、もうとにかくあらゆる手を尽くして応援してくださったのだ。

👉  セミナーのショートムービーを見る


充電がない〜〜〜!!!!!となっていた時、

勝利の女神 鈴木実歩さんルームに、御降臨。


まじで女神だった。


実歩さんは、「2ヶ月半という長い間、ずっとエネルギーを保っていられたのはなんで?」など、私がそれそれ!その事を伝えたいの!と思っていたことを聞き出してくれた。

クラファン応援部隊のみんなが、スタート前からずっと一緒に作戦会議をしてくれたこと。

毎日クラブハウスに住んでいたこと。

子どもに隠れて暗闇の中で3時間、巨大ルームに張り付き、喋る順番を待っていた時も、応援部隊のみんなが一緒に待っていてくれたこと。

実歩さんのおかげで、今までの日々を感謝と共に振り返ることができた。


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応援部隊の15人のうち、オーラさんとみちぇるさんは我が家にいて

竹王子とまなみんさんとよしえさんは、山々からの帰り道。

そして他のメンバーはそれぞれの家で、ずっとクラブハウスに張り付いていてくれた。

泣いたり、笑ったり、ハラハラしたり、みんなそれぞれ忙しかった。w


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" つ い に 1 0 0 0 万 円 突 破 !”


この決定的瞬間に、私のスマホが落ちた。笑

Wi-Fiが切れちゃった。笑

焦りすぎて記憶なし。笑

みちぇるさんが、私がこもっていた車に、段ボールを持ってきた。

栃木のパーティープロデューサーゆりえさんが送ってきてくれたバルーンを開けて写真を撮影。

カオスだ。w

嬉しい!!!!!

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ルームは170人を超えていた。

のぶみさんから感想を聞かれたと思うが、この辺りの記憶はない。

しかし、長倉さんが「がむしゃらに走る姿をみんなに見せれたと思う。」

そう言ってくれたことで、ゴールテープを切れた気がした。


クラファンスタート前日に長倉さんが「達成するかしないかなんて関係ないんだよ。とにかくがむしゃらに進む姿をみんなに見せることに意味があるんだよ。」と言ってくれ、その言葉を胸に毎日進んできた。

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本当によかった。

本当に皆さんありがとうございました。

733人もの方が1,029万円のご支援をしてくださった。


誰にも知られていない私の

誰にも知られていない町の

まだ何も建っていない観光農園を応援してくれた。


人生で出会うべき人に、出会えた日々だったと思う。


みんな自分の生活があり、自分の仕事があり、家事に育児にとっても忙しいのだ。有限ある人生の大事な時間。その時間を私に使ってくれた。

皆さんから授かった全てのものを、私はしっかり社会に返していきたい。


“ 全 て は 7 年 6 ヶ 月 の た め に ”


お母さんと子どもが実質的に一緒にいられる時間は、

人生でたった「7年6ヶ月」というデータがある。

( お父さんの場合はその半分「3年4ヶ月」)


子どもが幼稚園を卒業するころには、一緒に過ごす時間3分の1が過ぎ、小学校を卒業するころには、一緒に過ごす時間は半分以上が過ぎている。

そして、高校卒業、18歳で親元を離れる時点で、一緒に過ごす時間の73%がもうすでに終わっている。

これは、総務省統計局「平成23年 社会生活基本調査」から計算された数字であるが、私は三人の男の子を育てる母親として凄く納得いくものだった。

7歳、5歳、3歳の息子達も、お昼は保育園や小学校で過ごしているので、ずっとべったり一緒にいられるのは土日だけ。

それなのに、1対1でゆっくり目を見て会話をしている時間といえばものすごく短いのが実情だ。

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私の事業は、この母と子どもの「7年6ヶ月」のために存在している。

本当に大事なことは目に見えないし、日々のあれこれに紛れてすぐに忘れてしまう。

我が子と過ごせるかけがえのない「7年6ヶ月」

もう二度と戻ってこないこの日々を彩り豊かなものにするために、私は仕事をしていきたい。

地域で何十年も捨てられいた耕作放棄地が、お母さんと子ども達の笑顔あふれる場所に生まれ変わり、農家さんが畑に捨てる廃棄フルーツが無添加グミに生まれ変わる。

毎日悩み多き日々だけれど、「子どもにとっていい社会をつくりたい!」この山に人生かけて登っていく中で、これを読んでくれているあなたに出会えたことが、本当に嬉しい。


全てのお母さんが涙を流して喜んでくれる日本一の観光農園

「くつろぎたいのも山々。」で、あなたのことを待っています!


本当に皆さんありがとうございました!

愛を込めて!




猪原有紀子 【完】



---------あとがき---------

ついに!vol1〜vol6まで書き終わりました!

全て読んでくださったそこのあなた!まじでハグします!w

クラファン終了後、怒涛の立ち上げ真っ最中の日々ですが、問題勃発で8月オープン予定が延期となり、人手不足などもうどうすればいいの状態です。笑

インスタ、noteなどでこの様子も包み隠さず発信していくので、ぜひ食い気味に見守ってください。

そして、感想、応援コメント書いてくださったらとっても喜びます!!



▼vol.1「出会い 編」

▼vol.2「小さな熱狂グループ誕生 編」

▼vol.3「悔し涙 編」

▼vol.4「タイムスリップ 編」

▼vol.5「長倉顕太 編」


▼生い立ち


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