「変な子」だったし、多分今でも一部そう思われている
「変な子認定」されていた。
なんやねんそれって感じやけど。
田舎の人数の少ない教室で、なんなら変な奴らばっかりやったのに。(下ネタえぐかったりした)
なんか私は「変人」とされていた。
1学年1クラスしかないような箱の中で、多感な時期を生きたことってなんなんやろうなあ。
私の自我はその頃バチクソに固まった。
ちっちゃい頃と大人しくなくなってしまったわたし
もともと両親共働きで、同居祖父母も祖父は働いてて、祖母が主婦。
祖母は原付しか持ってないから、わたしは小学校の子らとは違う、バスでお迎えに来てくれる遠い幼稚園に通っていた。
市内の園で、普通に引っ込み思案の人見知り。
なんか知らんけどつっかっかてくる男子がおって、怒ることに慣れてない幼女は「こらー!」とか「なによー!」しか言えんかった。
来年小学校に上がるって時の小学校の運動会で、はじめて同じ学年で小学校に上がる子と出会った。
一人だけ、ある女の子と仲良くなって、その子とは今でも仲がいい(見た目ギャルやけど)(私は見た目もオタク)。
いよいよ入学、
まず前提として、田舎って口悪い。あと乱暴者(やんちゃくれ)多い。
で、市内の大人しめな幼児たちと育ってきた私。
もうめっちゃくそ学校嫌!!!!!!!!!
下校の時とか、ランドセルむしり取られて荒れ野に放られるねん。なにそれ意味わからん。
身長より高いとこから「とべ!」とか言われる。ハァ?ですわ。
ランドセル、おっちゃんに買うてもらったランドセル。ワンタッチで開く、普通のやつより軽い、ええやつ買うてもろててん。
これ持って帰らんかったらお母さんもおばあちゃんも悲しむな、おっちゃんに悪いな・・・で、必死で飛んだ。
うち高所恐怖症やねんけど。ほんまようやったわ当時。
そんでさ、制服は吊りスカートでさ、飛んだらばっちりめくれる。
男子ケタケタわろてる。
あと、犬(でかい)けしかけられたり。
犬吠えるから昔怖かった。
なんかそうこうしてるうちに下校時、おなかが痛くなってきて保健室で休んでから帰るようになった。おなかが痛いんはほんまやけど、理由は奴らを避けるため。
でもそれも先生とかに「ちゃんと帰りーやー」言われて。酷い。
そんでまたそうこうしてるうちに、
ようやっと「反撃」スキルを覚えた!!!
何やらかしたかの記憶はないけど、誕生日にもらう寄せ書きみたいなやつで、別にそいつには何したかの覚えはないのに「もっとやさしくしてください」と書かれており親に叱られるなどした。
翌日もちろん「何書いてくれとんじゃ」言うて頭はたいといた。
反撃も攻撃も口の悪さも吸収してしまった。当時小2である。はやいな。
変な人認定(ていうかやばいやつ?)
そんで小4~5くらいから⇓こういう感じに。あと「お前らなんぞに負けへんわ」という気持ちがあったので学校楽しかった。
・女子やし、身長の伸び始めもはやかった。握力33kgとかあった。運動神経皆無なくせに煽ってくる男子の首根っこ引っ掴んで足払ってこかしたりしてた…。
・オタクの道に入るのもはやかった。
・実際関係あるかはわからんけど「典型的B型の人」って感じやった。(今も)
・本読むのが好きで、漫画も読むし田中芳樹とか読んでた。
・いつもは休憩時間はみんなで走って外へ出て行ったりしたけど、気が乗らん時は誰もいない教室で本読んでたりした。
まず、人の輪から「みずから」離れていくだけで「こいつ何なんやろ・・・」みたいな雰囲気を出すやつも居てた。当然よな。
でもねー、人の中にいるって疲れるやん。その当時すでに人間そんなに好きちゃうねん。
わたしのこと知ってる人は「そういう気分なんやなー」と思っていたと思う。たぶん。しらんけど。
でまあ、そんな暗くもなかったし、まあちょっと剽軽な奴で、当時の推しの名前を言われるとリアクションをとったりとかしてた。今思うと気持ち悪い感じの。
いじめられっ子が泣きながら反撃して金的くわらして逆に泣かせたのが痛快すぎて、そのいじめられっ子と仲良くなったりした。(そのこに紹介されたオタクと今一番仲が良かったりする)
私的には「おもろい人間」が当時から好きやったんやろな。たぶん。
で、仲良くてもなんかダル~っとした雰囲気になってきたら飽きてたんかな。
でもまあそんな事は当時の私にも、無論まわりの子供たちにも分かる筈もなく。
当時好きだった「封神演義」に出てくる雲中子の呼び名で「おいスプーキー!」って言われたりしてたし、別にわたしも悪口とは思ってなかった。
そういう認識なんだなーと普通に思っていた。
あとねー「一人でもええやん」とか「変やからなんやねん!うちら同一人物ちゃうやろ」とかも公言してはばからなかった。
「みんなおんなじ事してるとか気持ち悪いやろ」とか。
今の自分から見るといや~な子供
今も全く考えは変わってないんやけど、
まーーーー・・・たしかに小学生でこれ言うんは変わってるんかな・・・やっぱ。
なんか斜に構えた子供やったな。
3歳頃すでにボール遊びとかは、規則的に跳ねるボールを追う意味はないと思ってたし。
(父がさみしげにしていたが死ぬほど乗り気になれなかった)
サンタクロースのからくりなんて幼稚園児の時に分かってたし。
(おかんのプレゼントの隠し場所が杜撰!!時期的にクソほど予測可能!!!)
喜んであげるのは子供のエチケットだと思ってた。
(プレゼント見つけても言わない開けない触らない)
(貰って、「やっぱりな」と思う)※言わないヨ!
(これ4~5歳の時)
もーーーー夢も希望もない嫌な子供!!!!!愛想はどこに置いてきた??将来それで凹むというのに!!!!!
なんか、考えていたいんよ
今も別に観察しがいのある人間とか、友達とか、勝手にフォローさせてもらってる方々とか以外、あんまり人間は好きじゃない。
それは一部の人にとっては「変」なことだし、一部の人にとっては「変じゃない」ことだと思う。
で、たまに人間の中の一部には自分以外の人間が「変」だったり「敵」だったりすることで安心を得ている人もいる。
「変」だし「変じゃない」ことは、その人の中のその時々で違っててもいいと思う。
でもその時々で内包する「感覚が変化する」ことって、「社会」とかいうものの中に入る時にはとても邪魔になる「見せてはいけない」ものになってしまうのって何なんだろう。
それってタブーなん?
ずーっと一本調子の人間ってほんまに居てるん?
それってロボットとかAIでは?
人間の人間たるものとなんぞや。
「変な奴」と言われ、でも「お前とおったら安心するわ」とか言われる、なんかよく分からん「私」は人類で、ロボット的なものにはなれんから、
そこんとこをついつい考えてしまって、いつもすこーしずつ、人の輪から離れて生きている。