RSGT2025に参加してきました
株式会社カオナビでフロントエンドエンジニアをやっている、なかむらです。
RSGTは今年が初参加でした。
RSGT2025に現地参加してみて、楽しかったこと、やってよかったと思ったことなどをまとめます✏️
事前準備としてやってよかったこと
「RSGTの歩き方」的な資料に目を通しておいた
これらに目を通しておくことで、参加前からなんとなくイベントの雰囲気やどんなスタンスで参加するとよさそうかなどが分かったのでよかったです。
現地参加で楽しかったこと・やってよかったこと
廊下トーク
RSGTに参加経験ある先輩たちからは「RSGTでは廊下トークが裏のメインコンテンツだ」的な話を聞いていたので、ここを楽しめたらいいな〜と参加前から思っていました。
スクラムマスターとしてチームに参加しているものの「なんかうまくいかない…」と悩みを持たれている方
新卒1年目にもかかわらずイケイケなチームでイケイケな開発をされている方
など、社内だけでは出会えないような様々な属性の人と意見を交わし、刺激を受けることができました。
また、Ryuzeeさんなど普段ブログ等で見かけるアジャイル開発界の有名人の方々ともお話できたのもとてもよかったです。
Ryuzeeさんが今回のRSGTの登壇発表でもテーマとして挙げられていた、スプリントレトロスペクティブについて直近の業務で悩みがあったので相談させていただきました。
「こんな悩みで相談していいのかな…」と恐縮してしまいましたが、丁寧にお話を聞いていただきました。
最終的にはとてもスッキリするコーチングのお言葉をいただけたので、勇気を出してよかったなと思っています。
コーチズクリニック
Akiさんのコーチズクリニックに参加させていただきました。
第一の感想は「めっちゃ聞き上手」です。
15分という短い時間の中で、業務の悩みから最終的には根本の自分の課題みたいなところまで掘り下げていただきました。
「聞き上手」というのは浅い感想に見えるかもしれませんが、同じく参加された方には共感していただけるはず、と自信を持って思うくらいには感動した体験でした!
OST(Open Space Technology)
3日目はOSTに参加しました。
「廊下トーク」のところでも挙げている通り、直近の業務でレトロスペクティブについて難しさを感じていたので、同じようにモヤモヤしている人集合!みたいなテーマを挙げました。
リアルタイムで同じ悩みを持っている人に共感してもらえたり、すでにその壁を乗り越えた人からアドバイスをいただけたりして楽しい時間でした。
有志の参加者で飲み会
day2の終わりには、その場で有志を募って飲み会に参加しました。
カンファレンス終わりのその場でメンバーが集まる飲み会、という形式は初体験でした。
オンラインゲームのパーティを作る感覚で楽しかったです(?)
廊下トークやOST等同様、会社は違えど同じ悩みを持っている方、もしくはすでにその壁を乗り越えた方とお話できてよかったです。
また、途中からアジャイルコーチの中村洋さんも参加されました。
せっかくの機会だったので、どさくさに紛れてその場でコーチングをしていただきました。
相談の結果、「やったらよろしいやん」のお言葉でしっかり背中を押していただきました。
飲み会に一緒に行っていただいた皆様、ありがとうございました🙇
最終日に社内メンバーと振り返り
day3が終わったあと、そのまま社内で参加していたほかメンバーと振り返りを行いました。
Fun Done Learn、これからやってみたいこと、週明けのファーストアクションについて話し合いました。
Closing Keynoteが終わった後の、熱い気持ちが残ったままの状態で意見を交わすことができるので、来年参加したときも絶対に直後にやるのがよさそうだと感じました。
次回参加するときにやりたいこと
コーチズクリニックやOSTで話したい内容を事前にもっと練っておく
コーチズクリニックやワークショップの申し込みは早めに
とあるワークショップ、行きたいと思った頃にはキャンセル待ちだった
後から参加者に聞いてみると、満足度高そうで少し悔しい気持ちに
事前にアジャイル開発界隈でよく使われている単語について知識をつけておく
XP, AAARRなどの単語について知らなかった
知っていると、基調講演などもっと深く理解できそうだった
その他、思ったこと
若手エンジニア(特に新卒3年目以内)が少ない
スクラムチームに参加する若手同士で話してみたかったが、あまり見当たらなかった
「90年代生まれの集い」みたいなのをDiscordで募集していたので「若手エンジニアの集い」とかを作ってみてもよいかも
最後に
登壇されている方の発表や、それ以外の場所で直接お話する中で、いろいろな悩みやそれを乗り越えた経験を聞く機会がありました。
それらの悩みは普段の業務でなにかに本気で向き合っているからこそ生まれるもので、そういった話ができるのがかっこいいなと思いました。
自分も持っていった悩みはありましたが、来年参加するときはもっともっと濃い悩みを持っていけるくらい、たくさんチャレンジしてたくさん失敗できる1年になったらいいなとモチベーションをもらえる年明けの3日間でした。