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名梨ナイについて その2
お友達に誘われてVTuberをはじめた名梨ナイです。
まだ準備中だけどね。
名梨ナイという名前は付けてもらったものだ、というのは前回お話した通りだ。
キャラバンの団長に名付けてもらった
今日はキャラバンというモノがどんな物なのか書けたらいいな。と思う。
とは言え、わたしもキャラバンがどんなものなのか、その全てを知っているわけではない。
ただ、一つ言えるのは『わたしのような訳ありの子どもをよく拾う』と言うことだ。
名梨ナイには記憶がないし、親や家もない。
わたしをVTuberに誘った上見甘喜は(※1)キャラバンに入らねばならない理由があった。その理由について詳しく語ることを、今は控える。
彼女には彼女の物語があり、背景がなければ物語は破綻する。許可なしに語るには少々長いものなのだ。
わたしたち以外にも、このような子どもは、ぼちぼちいる。しかし気づいたら居なくなっていることが殆どだ。
自分の居場所を上手く見つけたりしてるらしい。挨拶をする事も殆どない。上見だって、その一人にすぎない。
キャラバンの仕事は遠くから遠くにものを運ぶ仕事をしている。何を運んでいるのか、正直よく知らない。難しい言葉がたくさん出てくるから、わからない。
し……てき、こんぱくと、なんとか、流動の? なんか、エネルギー的な物の素らしい。つまりは石炭とかなんかそんなもんの仲間なんだろう。たぶん。
噂によると結構きらきらしてて綺麗、らしい。
箱に詰められた物を運んでいるので中身を見たことはない、いつか見てみたい。開けちゃダメなんだって。
大人子ども入り混じって、大体常に15~20人前後団員がいて、距離や運搬物の規格によって編成を組んで出発する。
みんなで行くこともあるし、一一人だけで物を運ぶこともある。ナイはこれが一番嫌いだ。全部一人でやらないといけなくて大変だから。
キャラバンはあちこち行く。
荷物は世界の色んなところから見つかるので、なんか色々行く必要がある。大抵は一泊して宿屋に帰れるくらいの場所。たまに二泊とか三泊、四泊。
一番長くて一ヶ月くらい。量もまちまち。
世界中とは言え、持ち回りの地域がざっくり決まっているらしいので、旅をしていると言ってもあんまり広い範囲ではないのかも。
でも色んな場所に行けば、色んなものに出会う。
色んな街にも行く。色んな物を見る。
人は生きている。
ナイの日記は大体ちょっと変わったものとかを描いてるので、普段からああいう人?ばっかじゃない。
ふつう? の人間もふつうにいる。
移動手段は車、徒歩、荷物が少なければ電車、遠くに行くなら飛行機とか。船は珍しい。
キャラバンが運んでいるものは、人を次に幸せにする可能性のある物、らしい。
ナイも、みんなにいいなーって、ちょっと思ってもらえる物を届けたい。だからVTuber誘われたの、いいよーって言った。
キャラバンでたくさんもらったから、こんな良いもの、いい場所あったよーってお裾分けしたい。
日記を書くのはそのためだ。
読んでくれてありがとう。
今回は説明でした。
今日はここまで。
※1 上見甘喜
VTuber、名梨ナイとは友人関係であり、名梨と同じキャラバンに所属していた過去は明言している。