飛び恥(フライングシェーム)について
先日のグレタさんの大西洋のヨットの横断で話題になったように、最近のヨーロッパでは飛び恥と言う概念が流行っています。
スウェーデンではフリュグスカム flygskam
英語ではフライングシェイム flying shame
と呼ばれています。
これは、温暖化防止の為に、出来るだけ飛行機に乗らないで電車に乗ろうと言う動きです。
ヨーロッパでは、航空会社が飛び恥に関連したサービスを始めるほどになっています。
飛行機で行かないとたどり着けないような長距離の場合は飛行機に乗るべきですが、特急電車でも行けるような場所には電車で行こうと言う事です。
日本だとどうなんでしょうかね?
東京から広島とか青森とかを、飛行機じゃなくて新幹線で行こうと言う感じですかね?
日本の場合で計算するとですが、
出張に関する排出量の算定はスコープ3のカテゴリー6になります。
排出原単位は
(kgco2/人・km)
旅客鉄道 0.023
飛行機国際線 0.083
バス 0.083
飛行機国内線 0.110
自家用車 0.198
タクシー 0.438
旅客船舶 0.649
(サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベースVer2、6より引用 : https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate_tool.html )
となりますから
一番多いのは実際は船なんですね。 そして自動車も多い。
長距離の旅行や出張には、これからは電車と飛行機を使う。
もしくは水素バスや再エネを使った車を使う事を会社が推奨する時代が来るのかのしれませんね。