日々 #3 復職を目指していたら、退職することになった。
休職中のことをリアルタイムで書いていこうと思いながら、前回から間が空いてしまった。
幸い、今回分は当時書いた下書きが残っていた。当時の感情の生々しさを残すためにも、あまりいじらず、当時の言葉を生かして投稿しようと思う。
休職直後、復職に向けて
休職中は、1ヵ月くらい、要は有給休暇が終わる頃に復帰するんだろうなーと思っていた。
そのために、できる限り朝は一定の時間に起きたりと規則正しく生活をして、毎日お散歩に行ったりしていた。
その「1ヶ月」がどんどん終わりに近づいていくのに、なんだか「まだ戻れない」と思った。
ひどく不安になって、ここでついに心療内科に行くことにした。
有給休暇の終わり、復職の仕方が分からない
自己判断で「休ませてほしい」と会社に伝えたがため、何を根拠として復職して良いか分からなくなってしまった。
また、同じようなことを繰り返せば会社にも迷惑がかかってしまう。しかも、有給休暇の期間では、まだ戻れる気がしなかった。
ついに、心療内科の受診をすることにした。
以前に行ったことのある心療内科は雰囲気が重々しく、その場所にいるだけで不安を煽られるような医院だった。先生は良い人だったのだが。
改めて探し直した。心療内科って、こんなに先まで予約がいっぱいなのか。口コミが悪くなさそうで、すぐに予約が取れそうな医院に予約をした。
心療内科の受診
久しぶりの心療内科。初めての先生。何を言われるのか、どんな診療なのか、とても不安でいっぱいになりながら訪れた。
最初に、心理士さんによるヒアリング。以前行った医院ではこんなヒアリングはなかった。色々話しを聞いてもらえる感じがして、安心した。
その後に、先生による診察。なんか、パッぱっと済まされて、あまりよく話しを聞いてくれない人のような気がした。不安が募る。
ただ、「1ヵ月って、まだ短いし、もう少し休んでもいいと思う」と言われたことで、「私、何を焦っていたんだろう。」と思えることができた。
取り急ぎ、9月いっぱいまでの、休職診断書を書いてもらうこととした。
会社とのコミュニケーション
有給が終わってしまうということで、これからのことを社長と打ち合わせすることにした。
わたしは、前のままの業務やポジションでは難しいと思い、業務内容の縮小を主とするこちらの要望をまとめて提出した。それから、受診の件、診断書の件も伝えた。
この当時の私は、電話する・ということがものすごくストレスのかかる行為で(普段から得意ではないが)一度文面にまとめて提出をさせてもらった。
というよりも、電話・対面であろうが、一旦考えをまとめなければ、ディスカッションをしながら話しを進めていけるほど頭が回らない状態だった。(こちらも普段から不得手なのだが。より難しい状況だった)
答えについても一旦文面で、「この条件では、引き続き受け入れられない」とのことだった。
ショックと安堵と打ち合わせ
その答えが返ってきた日は、びっくりするぐらい号泣アンド嗚咽。
わたしには続ける意思があったので、まさか受け入れられないという答えが返ってくるとは予想していなかったから、びっくりしたのかもしれない。こんなにも号泣するなんて思ってもみなかった。
でも、翌日の打ち合わせでは、自分でもびっくりするぐらい落ち着いていたように思う。頓服の、不安を抑える薬を服薬したからかもしれない。
突然の腹痛
そして、その打ち合わせが終わった翌日。
「もう、戻らなくていいんだ…」という安堵と、退職することになってしまった悲しさ、これまでの「早く戻らなきゃ…」という焦り、色んなものから解放されたからなのか、突然、腹痛が襲ってきた。
腹痛、そして吐き気、そして冷や汗。トイレに入っていたのだが、座っていることすらもできず、這いつくばってリビングに戻る。
一人で家にいた時だったので、救急車を呼ぼうかと思ったが、そこは若干の冷静さもあって、とりあえず夫に連絡した。
夫は仕事を切り上げて帰って来れるということだったので、そのまま病院へ連れて行ってもらった。
結果、「異常なし」
一体、わたしはどれだけの病院へ受診に行き、いくつの「異常なし」を聞けば良いのか。はあ。(#2参照)
そこからしばらく体調不良が続き、規則正しくしていた生活も崩れ始めた。
やっと、一旦、本当に何も考えずに休もうと思った。(最初からこうしていればよかったのだが。)
退職に向けて
退職することは決まった。
退職までの間、退職した後のこと、今後のことをもう一度細かく打ち合わせする必要があるので、それに向けた資料作りをしている。
だいぶ調子が良くなってきていたように感じていたのに、取り組んだ瞬間にまた、久しぶりの「ものすごい不安感」が襲ってくる。びっくりする。なんでだよ。
そうしてまた、わたしは頓服の「不安を抑える薬」を服用する。
自宅の工事が残っている・・・
いつになったら、いつになったら、本当になにも考えずに休めるんだろうか。
何がって、自分たちが施主の建築工事が途中なのである…
なにせ、私が担当である。
夫からの「これは?」「あれは?」もあるので、家にいてもプレッシャーがかかってしまう。
どうしても。
しょうがないんだけど。
いつになったら、休めるんだろう。
もう、本当に、工事を中断したいくらい…(夫がそれは許してくれないのだが)
(※無事に工事は完了し、現在は無事に新居で暮らしている。)
当時の下書きが残っていなかったら、こんなに生々しい感情は覚えていなかったと思う。残しておいてよかった。
またこの後のことも引き続き、残したジャーナリングやメモなどから書いていけると良いなと思う。
今回はこの辺で。